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1.投資信託の選び方-収益性を知る

ファンド選びの注目ポイント

収益性を知る

ファンドの収益性をみるときは、基準価額だけでなく、トータルリターン(ファンド購入時から現在までのトータルの損益)や純資産総額も合わせてチェックしましょう。

基準価額を確認する

基準価額とは、投資信託の一口当たりの価格のことで、以下の計算式で算出されます。

基準価額算出の計算式

運用成果により純資産総額が変動すると、一口当たりの価格である基準価額も変動します。基準価額が購入時より上がっているときに売却すれば利益を得られるため(手数料等は考慮していません)、基準価額は株式の株価にあたります。
日々の基準価額は、新聞に掲載されますが、すべてのファンドが掲載されるとは限りません。その場合は、運用会社や販売会社のWebサイトで確認するとよいでしょう。
ただし、基準価額にはこれまでに支払われた分配金が含まれていません。ファンドの収益性は、分配金を含めたトータルリターンで測ることが重要です。分配金を再投資して計算した基準価額(税金は考慮していません)の推移は、一般的に基準価額の推移と併せてグラフ化され、こちらも運用会社や販売会社のWebサイトで提供されています。
なお、これらは過去の実績ですので、あくまでも参考として利用しましょう。

純資産総額も合わせてチェック

純資産総額の推移も重要なチェックポイントです。純資産総額とは、ファンドの資産(株式・債券・現金等)から負債を差し引いた財産の合計で、ファンドの規模を表します。純資産総額は、基準価額の推移と合わせて1つのグラフで示されていることが多いようです。
ファンドを購入する人が増えたり、運用が順調である場合は純資産総額が増加します。規模が大きいファンドは、多くの投資家から支持を集めているといえるでしょう。同じ特性を持つファンドであれば、純資産総額が大きい方を選ぶという選択肢もあります。
逆に、純資産総額が減り続けているファンドは、運用成績が悪かったり、投資家からの支持を失い解約・売却が増えていると考えられます。純資産総額が減少基調のファンドには注意が必要です。

(2019年2月28日現在)

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