住宅ローン借り換えのメリット・デメリットとそのタイミングとは?
- 2026年6月18日
住宅ローンの借り換えは、金利や返済状況などによって、人によって適したタイミングが異なります。
本記事では、借り換えのメリット・デメリットや注意点、検討するタイミングについて解説します。
目次
住宅ローンの借り換えとは
住宅ローンの借り換えとは、別の金融機関で新たに住宅ローンを組み直し、返済中の住宅ローンを一括返済することです。
現在借入中の住宅ローンよりも低い金利の住宅ローンに借り換えると、毎月の返済額や支払利息を減らせます。
ただし、同じ金融機関での借り換えを行うことはできません。借り換えの際は、新たな金融機関での住宅ローンの審査や借入時の諸費用が必要になる点は留意しておきましょう。
借り換えのメリット
毎月の返済額や総返済額を減らせる
住宅ローンの借り換えの大きなメリットは、金利の見直しによって、毎月の返済額や総返済額を減らせる可能性がある点です。一般的に、現在より低い金利の住宅ローンに借り換えることで支払利息の負担が軽減され、家計の負担を軽くする効果が期待できます。
ただし、借り換えによる効果は、借入残高や返済期間、金利差などの条件によって異なります。借り換えを検討する際は、事前にシミュレーションを行い、どの程度の効果があるかを確認することが大切です。
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将来の金利上昇リスクに備えられる
借り換えを行うことで、金利タイプを見直し、将来の金利変動リスクに備えることができます。
例えば、変動金利で借り入れしている場合、固定金利の商品へ借り換えることで、将来の金利上昇による返済額の増加を抑えられる可能性があります。
例えば、変動金利で借り入れしている場合、固定金利の商品へ借り換えることで、将来の金利上昇による返済額の増加を抑えられる可能性があります。
現在利用中のローンでも、条件によっては変動金利から固定金利へ変更できる場合がありますが、契約内容によっては金利が高くなることもあります。そのような場合は、借り換えによってより有利な条件の固定金利へ切り替えられる可能性もあるため、現在の借入内容と比較して検討することが重要です。
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保険の保障内容を見直せる
住宅ローンの借り換えでは、新たに団体信用生命保険(団信)に加入するため、保障内容を見直すことができます。
近年は、病気やケガに対応した保障を付帯できる商品も増えています。借り換えを機に、もしものときへの備えをより充実させることができる点もメリットといえるでしょう。借り換えを検討する際は、金利や返済額だけでなく、団信の保障内容についてもあわせて確認することが大切です。
近年は、病気やケガに対応した保障を付帯できる商品も増えています。借り換えを機に、もしものときへの備えをより充実させることができる点もメリットといえるでしょう。借り換えを検討する際は、金利や返済額だけでなく、団信の保障内容についてもあわせて確認することが大切です。
借り換えのデメリット
諸費用がかかる
住宅ローンの借り換えでは、新たな金融機関でのローン手数料や、抵当権設定に伴う登記費用、借入中のローンの完済手数料、抵当権抹消の登記費用などの諸費用がかかります。借り換えを検討する際は、金利や毎月の返済額だけでなく、諸費用を含めた総返済額で比較することが重要です。
\諸費用を含めた総返済額を比較/
住宅ローンの審査があらためて必要になる
借り換えは、新たな金融機関で審査に通過する必要があります。収入の減少、転職、健康状態の悪化、返済実績に延滞がある場合など、状況によっては審査に通らない可能性もあります。
また、審査にあたっては必要書類を改めて準備する必要があり、手間がかかる点にも留意が必要です。例えば、証明書などは「発行から3ヵ月以内」などの有効期限が設けられている場合があり、再取得が必要になることがあります。さらに、借入中の返済状況を確認するために、返済予定表や返済口座の通帳の写しなど、現在のローンに関する資料が求められるケースが一般的です。事前に必要書類を確認し、余裕をもって準備することが大切です。
\該当の必要書類や見本を表示/
借り換えの押さえておきたい注意点
住宅ローンの借り換えを検討する際は、あらかじめ以下の点にも注意しましょう。
同じ銀行での借り換えは不可
住宅ローンの借り換えは、現在のローンを完済し、別の金融機関で新たにローンを組み直す仕組みです。そのため、同じ金融機関内で借り換えを行うことはできません。ただし、住宅金融支援機構の融資を金融機関経由で利用している場合など、特定の条件下では同一金融機関で借り換えが可能となるケースもあります。
返済期間は延ばせない
住宅ローンの借り換えでは、原則として現在のローンの残りの返済期間を超えて、返済期間を延ばすことはできません。
借入人の変更はできない
住宅ローンの借り換えでは、原則として現在の借入人を変更することはできません。たとえば、単独ローンからペアローンへの変更や、ペアローンから単独ローンへの変更は、借り換えでは対応できないため注意が必要です。
▼くわしくは「よくある質問」をご確認ください
借り換えを考えるタイミングは?
一般的に、以下のようなタイミングで借り換えを検討する方が多い傾向にあります。
より低い金利に借り換えできるとき
住宅ローンの借り換えは、現在よりも低い金利の商品に切り替えられる場合に検討するタイミングといえます。
一般的には、「現在の金利との差がある程度ある」「借入残高が残っている」「返済期間が長く残っている」といった条件がそろうほど、借り換えのメリットが出やすいとされています。ただし、借入残高や返済期間によっては、金利差が大きくなくても十分な効果が得られる場合もあります。実際にどれくらいメリットがあるかは、個別の条件によって異なるため、まずはシミュレーションで確認することが大切です。
一般的には、「現在の金利との差がある程度ある」「借入残高が残っている」「返済期間が長く残っている」といった条件がそろうほど、借り換えのメリットが出やすいとされています。ただし、借入残高や返済期間によっては、金利差が大きくなくても十分な効果が得られる場合もあります。実際にどれくらいメリットがあるかは、個別の条件によって異なるため、まずはシミュレーションで確認することが大切です。
金利タイプを変更したいとき
住宅ローンの金利タイプを見直したいときも、借り換えを検討するタイミングの一つです。たとえば、返済額を抑えたい場合は固定金利から変動金利へ、将来の金利上昇リスクに備えたい場合は変動金利から固定金利への変更を検討するケースが考えられます。ただし、変動金利は将来の金利上昇によって返済額が増える可能性があるため、リスクも含めて検討することが重要です。
なお、金利タイプの変更は現在の金融機関でも可能な場合がありますが、他の金融機関の方がより有利な条件となるケースもあるため、比較検討することが望ましいでしょう。
なお、金利タイプの変更は現在の金融機関でも可能な場合がありますが、他の金融機関の方がより有利な条件となるケースもあるため、比較検討することが望ましいでしょう。
固定期間が終了するとき
固定金利の住宅ローンを利用している場合は、固定期間の終了時も借り換えを検討するタイミングの一つです。固定期間終了後は、変動金利へ移行するか、再度固定金利を選択することになりますが、他の金融機関へ借り換えすることでより低い金利で借り入れできる可能性があります。
まとめ
住宅ローンの借り換えは、返済額の軽減や将来の安心につながる可能性があります。ただし、借り換えの効果は、借入残高や返済期間、金利差などの条件によって異なるため、シミュレーションで確認したうえで判断しましょう。
\借換メリットの試算ができる/
執筆者:前佛 朋子(ぜんぶつ ともこ)
執筆者保有資格:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP®認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
執筆者保有資格:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP®認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
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