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ブライダルローンとは?結婚費用を借入するメリット・デメリットや返済方法も解説!

ブライダルローンとは?結婚費用を借入するメリット・デメリットや返済方法も解説!
  • 2023年10月30日
結婚式は人生の一大イベントであり、多くの人が、結婚式を満足のいくものにしたいと思うでしょう。
しかし、結婚式は当日も含めその前後でさまざまな費用がかかります。両親からの援助やご祝儀があっても、一時的にお金が足りなくなることもあります。そのため、いざというときのためにブライダルローンについて知っておきましょう。

目次

結婚資金に使える?ブライダルローンとは

ブライダルローンとは、結婚に関する費用を借り入れできるローンのことです。挙式や披露宴では多額の費用がかかることもあり、前払いが必要な場合もあります。
しかし、ご祝儀を受け取る前に自己資金が不足することもあるでしょう。そんなときに頼れるのがブライダルローンです。
式場や結婚相談所が提携するブライダルローンは、主に信販会社が提供しています。基本的には、指定された式場での挙式や披露宴に用途が限定されており、融資資金が式場に直接振り込まれるという特徴があります。
また、ブライダル関連でお金を借りる方法として、銀行のカードローン(多目的ローン)があります。
カードローン(多目的ローン)は、用途を問わないため、ブライダル関連全般にも利用できます。資金使途が広いのが特徴で、結婚に関係する挙式や披露宴以外の目的でも借り入れできます。
どのローンを利用するかは、手続きの便利さや利用目的、金利などを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。

ブライダルローンとカードローン(多目的ローン)の用途

式場や結婚相談所と提携するブライダルローンは、用途が限定されている場合がありますが、銀行のカードローン(多目的ローン)は比較的幅広い用途に使用でき、利便性が高いです。たとえば、結婚式や披露宴以外でも以下のような用途で借り入れができます。
<カードローン(多目的ローン)の用途例>

  • 結婚式
  • 披露宴
  • 婚礼衣装
  • 婚約指輪
  • 結婚指輪
  • 新婚旅行
  • 新居への入居費
  • 家具や家電の新調費用
  • 車の購入費用

ローンによって実際の用途の範囲は異なりますので、目的に合った利用ができるか事前に確認しておきましょう。
ブライダルローンとカードローン(多目的ローン)の用途範囲

結婚費用の相場はどのくらい?

結婚を決めたカップルには、挙式・披露宴の費用のほか、新居の初期費用や家具家電の購入代金など、さまざまな出費が続くものです。
では結婚費用は具体的にどれくらいかかり、どのくらい貯金をすれば良いのでしょうか。リクルートの「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(首都圏)」によると、結納・婚約から新婚旅行までにかかる費用は、全国平均で371.3万円(*)となっています。
  • リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022(首都圏)」
    https://souken.zexy.net/data/trend2022/XY_MT22_report_06shutoken.pdf

結婚前後に必要な費用の内訳

結納・婚約から新婚旅行までにかかる費用は、具体的にどのようなもので、いくらかかるのでしょうか。ゼクシィの調査によると全国平均額は以下の通りです。
結婚前後に必要な費用の内訳
もちろん、結婚指輪の金額や結婚式の規模などによって費用は大きく変わります。また、婚約指輪を購入しないカップルや結納式をしないご家庭もあります。さらに、両親からの資金援助や結婚式のご祝儀などで結婚費用を全額夫婦で負担することも少なくありません。そのため、上記の金額はあくまでも平均であり、実際にはそれぞれのカップルに合わせて費用を考える必要があります。

結婚費用のための夫婦の貯金額は?

ゼクシィの調査によると、結婚費用を目的とした夫婦の貯金額は全国平均296.9万円です。最も多い貯金額帯は200万円~300万円未満の23.7%、次に300万円~400万円未満の19.0%でした。
結婚費用のための夫婦の貯金額
結納・婚約から新婚旅行までの平均的な費用は371万円でしたが、貯金額が300万円未満の割合は53.9%となっており、半数以上が平均額に届いていません。とはいえ両親からの資金援助やご祝儀などを考慮すれば、必要な金額をまかなえる可能性はあります。しかし、もしも自己資金が不足する場合は、ブライダルローンの利用も選択肢の1つになるでしょう。

ブライダルローンを利用するメリット・デメリット

式場等提携のブライダルローンの利用を検討する前にメリットやデメリットを把握しておきましょう。

ブライダルローンのメリット

式場などが提携するブライダルローンには以下のメリットがあります。
<式場等提携のブライダルローンのメリット>

  • 理想の結婚式・披露宴を金額であきらめずに計画できる
  • 結婚式・披露宴の費用を前払いで清算できる
  • 用途が限定的なので借りすぎの防止ができる
  • 返済期間を自分で選べる

結婚関連の費用は高額になることもあるため、金銭的な理由で断念することもあるかもしれません。しかし、不足する金額を借り入れすれば、断念したことも実現できる可能性が高まります。また、結婚式の費用は前払いが必要な場合もありますので、一時的にローンを借りることで高額な支払いにも対応できます。
必要以上に借りすぎにならないか心配な部分はありますが、ブライダルローンは挙式費用や衣装代など不足する金額のみを借りるローンです。見積書などの提出が必要になるケースも多いため、余分に借りてしまうことはないでしょう。
返済期間は自分で選べるため、家計状況に合わせて返済計画を立てやすいのも特徴です。返済期間が長引くと返済総額が増える可能性はありますが、毎月の返済負担を抑えたい場合は返済期間で調整することもできます。
一方、カードローン(多目的ローン)には、資金使途が広いというメリットがあります。結婚式や披露宴の費用はもちろんのこと、新婚旅行や新居への入居費など、式には直接関係ないものにも使える場合があります。また、利用限度額の範囲内なら何度でもお借入可能な場合が多く、たとえば「披露宴で奮発してしまい、新婚旅行代が少し足りない」といったケースにも利用でき、さまざまな場面で使いやすいローンです。

ブライダルローンのデメリット

式場などが提携するブライダルローンのデメリットも把握しておきましょう。
<式場等提携のブライダルローンのデメリット>

  • 資金使途の範囲が狭い
  • 提出書類が多い
  • 融資に時間がかかることがある
  • 追加の融資を受けられない

ブライダルローンは、資金使途の範囲が狭い場合があります。基本的には、挙式・披露宴の費用が対象です。挙式・披露宴に含まれない費用は借り入れできない可能性があるため、注意しましょう。
申し込みをする際には、ローンの使い道が確認できる見積書などの提出が求められます。その分準備しなければならない書類が多くなるため、事前にそろえておくことが重要です。また、提出書類が多いと融資までに時間がかかることもありますので、余裕を持って申し込みましょう。
申し込みをしたあとは、基本的に追加融資を受けられませんので、必要な金額や書類を確認して計画的に利用することが大切です。
一方、カードローン(多目的ローン)は直接式場にお金が振り込まれないため、ご自身で振り込む手間が発生しますが、提携ブライダルローンより資金使途が幅広いため、状況に応じて利用を検討しましょう。

ブライダルローンの金利と利用の流れ

ブライダルローンの金利と利用の流れ
ブライダルローンを利用するときは金利を比較することも大事です。金利が低いほど利息を抑えやすいため、ローンを選ぶときは必ずチェックしたいポイントです。申し込むときはあらかじめ借り入れまでの流れを把握しておくとスムーズでしょう。

ブライダルローンの金利相場

借入条件などで金利は変わりますが、ブライダルローンの金利相場は、6%〜18%前後です。一方、銀行のカードローン(多目的ローン)の金利相場は、3%〜15%前後です。式場などが提携するブライダルローンのほうが高く、カードローン(多目的ローン)のほうが低い傾向にあります。

ブライダルローンの審査基準

審査基準はローンを申し込む金融機関ごとに異なります。しかし、一般的には「返済能力の安定性」を確認するために、以下のような項目を審査します。

  • 年齢(20歳以上であること)
  • 収入が安定しているか
  • 信用情報に延滞などの履歴がないか
  • 他社のローンの利用履歴

信用情報とはクレジットカードやローンの利用履歴のことです。古い履歴は削除されていきますが、延滞などの記録が残っていると審査に通りにくくなることがあります。
また、気をつけたいのがローンの利用履歴です。残高が残っていると借り入れできる金額が少なくなる可能性があるため、心配な場合は先に完済したほうが良いでしょう。カードローン(多目的ローン)の場合、完済していても契約しているだけで限度額分の借り入れがあるとみなされ、審査に影響することもあります。

申し込みから審査、振込、返済の流れ

ブライダルローンの一般的な申し込みの流れは以下のとおりです。

  • 申し込み
  • 事前審査(仮審査)
  • 必要書類の提出
  • 本審査
  • 振込

審査を申し込むとまず事前審査があり、通過すれば本審査をするために必要書類を提出します。必要書類は金融機関ごとに異なり、本人確認書類、源泉徴収票、見積書などが求められます。
本審査に通過すれば指定した口座にお金が振り込まれます。式場などが提携しているブライダルローンの場合は、式場などに直接振り込まれるのが一般的です。

まとめ

ブライダルローンは、結婚にかかる費用を借り入れできる頼れるサービスです。
ブライダルで利用できるローンには、式場などが提携するブライダルローンと銀行が提供するカードローン(多目的ローン)等が主にあり、メリット・デメリットはそれぞれ異なります。手続きの便利さや利用目的、金利などを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。
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執筆者:株式会社 三菱UFJ銀行
※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。
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