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カードローンの在籍確認とは?勤務先への電話の内容やタイミング・必要書類等をわかりやすく解説!

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カードローンの在籍確認とは?勤務先への電話の内容やタイミング・必要書類等をわかりやすく解説!
  • 2022年8月2日
  • 2023年8月4日

カードローンの審査では、原則として電話または書類による職場への在籍確認が行われます。在籍確認は、何の目的で、いつ、どのように行われるのでしょうか?この記事では在宅確認の目的やタイミング、具体的な内容やスムーズに確認を終えるための注意点について解説します。


目次

カードローンの在籍確認とは

カードローンを申し込むと、審査の一環として職場の「在籍確認」が行われます。

在籍確認は、カードローン申込時に申告した職場に本当に勤務しているかどうかを確認するもので、申告した職場で働いていることが確認できれば、「一定の収入があり、返済能力がある」とみなされ、審査に通る可能性が高くなります。

在籍確認の方法は電話と書類提出がある

カードローンの在籍確認の方法には、「勤務先への電話」と「書類提出」があります。

「勤務先への電話」は、金融機関のカードローン担当者が職場に電話をかける方法で行われます。「書類提出」は、所定の書類を金融機関に提出することで在籍確認が行われます。

勤務先への電話による確認方法と会話の内容

カードローン審査の在籍確認は、申込者の職場に電話をかける方法が一般的です。電話がかかってくるタイミングは、カードローン申込後、審査結果が出るまでの期間です。

電話がかかってきたときに金融機関が会社名を名乗るのか気になるところですが、消費者金融は会社名を出さずに個人名を名乗ることが多いようです。銀行の場合は、基本的に銀行名を名乗って在籍確認を行います。

銀行は投資信託や保険などさまざまな商品を扱っていますので、銀行名を名乗られても不都合はないでしょう。在籍確認は申込者宛に電話がかかってきて、名前や生年月日などでカンタンな本人確認が行われます。

では、電話でどのように在籍確認が行われるのでしょうか。

<電話による在籍確認の方法>

この電話には必ずしも申込者本人が出る必要はなく、電話口に出た人が「〇〇(申込者)は、外出しております」「〇〇は本日、お休みをいただいています」などと不在である旨を告げた場合でも、在籍確認ができたとみなされます。

このとき、在籍確認の電話であることが本人以外に伝えられることはありません。そのためカードローンの審査のための電話だということは、勤務先にもわからないでしょう。

一方、「〇〇は退職いたしました」、「〇〇という者は、当社には在籍しておりません」という回答だった場合は、在籍確認ができなかったとみなされ、審査に落ちてしまう可能性もあります。

なお、カードローン利用中に転職し、その旨を金融機関に報告すると、転職先への在籍確認があらためて行われる場合もあります。

書類提出による確認方法

金融機関によっては、所定の書類を提出することで在籍確認をするところもあります。必要な書類は金融機関等ごとに異なりますが、一般的に次のような書類の提出を求められるケースが多いようです。

【書類での在籍確認に必要な書類の例】

  • 勤務先が記載されている健康保険証
  • 勤務先発行の在籍証明書
  • 給与明細書
  • 源泉徴収票

電話での在籍確認を避けたい場合は、書類での在籍確認が可能かどうか、その場合はどのような書類の提出が必要かを事前に確認するようにしましょう。

パートやアルバイトも在籍確認の対象になる

在籍確認はあくまで返済能力の確認が目的のため、パートやアルバイトといった雇用形態に関係なく行われます。確認の方法は変わりませんが、パートやアルバイトだと電話に対応した社員の人などが名前を把握していないことも考えられます。

このため金融機関に申告する電話番号は、できれば自分が対応できる番号や、自身の名前を把握している社員につながる番号がいいでしょう。金融機関によっては、事前に相談すれば電話をかける時間帯を融通してくれることもあります。心配な場合は聞いてみましょう。

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カードローンの利用の流れと在籍確認のタイミング

カードローンの利用の流れと在籍確認のタイミング

在籍確認は、カードローン申し込み・書類提出後、審査結果が出るまでに実施されます。ここでは、一般的なカードローン利用の流れとともに、在籍確認のタイミングを確認しておきましょう。

<カードローン利用の流れ>

STEP① :審査申込
STEP② :書類提出
STEP③ :審査・在籍確認
STEP④ :契約・利用開始

STEP①:審査申込

パソコンやスマートフォン、アプリで申し込みます。

STEP②:書類提出

本人確認書類・収入証明書など必要書類を準備し、Webアップロード・郵送・FAXのいずれかの方法で提出します。

STEP③:審査・在籍確認

書類審査後に、在籍確認を含む本審査が行われます。

金融機関の担当者が申込者の職場に電話をかけて在籍確認を行いますが、電話口に出た人に在籍確認の電話である旨を伝えることはありません。そのため、基本的にカードローンを利用しようとしていることが職場の人に知られてしまう心配は少ないでしょう。

なお、最近は個人情報保護の観点から、社員の在籍の有無を回答しない方針の企業もあります。そのようなケースが想定される場合は、在籍確認が行われる前に金融機関へ相談しましょう。

STEP④:契約・利用開始

審査の結果は電話やメールなどで通知されます。審査に通過していれば契約に進みます。契約内容を確認し、利用限度額や金利などの条件に問題がなければ契約手続きをします。

その後、一般的には専用カードが発行され、借り入れできるようになります。

在籍確認でつまずかないためのポイント

カードローンの審査において、在籍確認は「返済能力の有無」を確認するための大切な審査項目です。そのため、うまく在籍確認ができないと審査結果が出るまでに時間がかかったり、場合によっては審査に落ちてカードローンが利用できなかったりすることもあります。

在籍確認がスムーズに行われるように、次のような点に注意して審査を受けるようにしましょう。

勤務先の連絡先に代表番号を書かない

カードローンの申込時には勤務先の代表電話ではなく、自分の在籍している部署の直通電話や内線番号を書くようにしましょう。代表電話に繋がってしまうと、在籍確認に時間がかかってしまうおそれがあります。

派遣社員は派遣元を勤務先として記載する

派遣社員の場合は派遣先の会社ではなく、登録している派遣元を勤務先として記載します。基本的には派遣元の会社の電話番号を記載しますが、金融機関によっては派遣元と派遣先の両方の記載が必要な場合もあります。

スムーズに在籍確認を済ませるなら平日・日中に申し込む

スムーズに在籍確認を済ませ、カードローンの利用を開始するには、平日・日中に申し込むとよいでしょう。

銀行のカードローンの場合、審査は翌日以降になりますので、平日・日中に申し込めば、最短で翌日に在籍確認ができるからです。銀行の営業時間終了後など遅い時間帯に申し込むと、在籍確認がずれ込み、審査結果が出るのが遅くなってしまう可能性があります。

消費者金融の場合は、申込当日に審査を開始するところもあります。特に午前中のような早い時間帯に申し込めば、その日のうちに在籍確認ができる場合があり、審査がスムーズに進みやすくなるでしょう。

また、在籍確認は勤務先の営業時間内にしか行なえません。例えば金曜日など勤務先の休業日前に申し込むと、在籍確認が翌週になり、契約まで時間がかかることがあるので注意しましょう。

まとめ

カードローンの審査における在籍確認は、一般的に勤務先に電話をかけることで行われます。金融機関によっては、必要な書類を提出することで在籍確認ができるところもあります。

電話による在籍確認の場合はプライバシーに配慮して確認されますので、カードローンの利用が勤務先に知られてしまう心配はないでしょう。ただしスムーズに在籍確認を完了させるには、会社の代表電話だけでなく、自分の所属部署の電話番号を申告するといったことを申込時に意識しておく必要があります。派遣社員の場合は、基本的には派遣元の会社の電話番号を申告します。

また、夜間などよりも平日・日中に申し込むほうが、在籍確認が早く済み、審査が速やかに終わる可能性があります。電話による在籍確認が難しい場合は金融機関に相談するなど、事前に準備したうえで審査に申し込むようにしましょう。

執筆者:國村 功志(くにむら こうじ)
執筆者保有資格:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP®認定者、一種外務員資格
※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。
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