[ ここから本文です ]

カードローンの繰り上げ返済とは?利息はどうなる?注意点を解説!

この記事は9分20秒で読めます。
カードローンの繰り上げ返済とは?利息はどうなる?注意点を解説!
公開日:2022年7月8日
カードローンは、お金に余裕があるときに追加で返済する「繰り上げ返済」ができます。約定返済といわれる毎月の定期的な返済とは別に、メリットのある返済方法です。繰り上げ返済を活用すれば返済負担を軽減できるため、注意点に気をつけながら、うまく利用していきましょう。

カードローンの繰り上げ返済とは

カードローンの返済方法には、「約定返済」と「繰り上げ返済」があります。
約定返済は毎月必ず支払いが必要な返済で、繰り上げ返済は自分の都合に合わせて支払う返済方法です。繰り上げ返済は臨時返済とも呼び、必ず必要な返済ではありませんが、利息を減らせるメリットがあります。繰り上げ返済を活用すれば、返済総額が少なくなりますので、仕組みやメリットを知っておきましょう。

約定返済と繰り上げ返済の違い

カードローンで基本になる返済方法は、毎月決まった日に決まった金額を返済する「約定返済」です。たとえば、毎月20日が返済日で返済金額が10,000円なら、20日までに10,000円を支払うことが約定返済にあたります。
それに対して、任意のタイミングで任意の金額を返済することを「繰り上げ返済」と呼びます。先ほどの例のように、10,000円を約定返済したあと、同じ月に30,000円を返済したとすれば、その30,000円は繰り上げ返済として扱われます。
繰り上げ返済は自分の都合に合わせて利用するものですが、返済総額を抑えられるため、余裕のあるときは活用していきましょう。

繰り上げ返済のメリット

繰り上げ返済の特長は、返済額の全額を元金に充てられることです。約定返済の場合、返済額の内訳は元金と利息に分かれるため、繰り上げ返済のほうが借入残高を減らすメリットは大きいです。
借入残高が減少することで、具体的に以下のようなメリットがあります。
<臨時返済のメリット>
  • 返済総額を抑えられる
  • 借入期間を短縮できる

返済総額を抑えられる

繰り上げ返済は、返済額のすべてが元金の返済に充てられます。5万円を繰り上げ返済すれば、その分の元金を返済したことになります。カードローンの利息は元金をもとに計算されますので、元金を減らせば利息も減り、最終的な返済総額も抑えられます。
返済額が利息にも充てられる約定返済より、借入残高を減らす効果が高いため、少しでも返済総額を抑えたい人は繰り上げ返済を検討しましょう。

借入期間を短縮できる

カードローンの借入残高が多いと、返済期間が長引いてしまうことがあります。毎月の約定返済額を増やせば、返済期間を短縮できますが、家計の負担が増加するため、余裕がない限りあまりおススメはできません。
しかし、繰り上げ返済なら好きなタイミングで任意の金額を返済できます。返済額は全額が元金に充てられるため、返済した元金の分だけ返済期間の短縮につながります。約定返済のみだと返済期間は短縮されませんので、早く返済を終わらせたい場合は、繰り上げ返済もうまく組み合わせましょう。繰り上げ返済なら余裕のある月だけ返済額を増やせ、無理なく借入残高を減らせます。

カードローンを繰り上げ返済した場合の利息はどうなるのか?

カードローンの返済は、繰り上げ返済も活用することで、返済総額の削減や借入期間を短縮できるメリットがあります。繰り上げ返済を行うことで、約定返済のみの場合と比べて、実際にどれくらい違いが出るのかシミュレーションしてみましょう。
条件は以下のとおりとします。
<シミュレーション条件>
  • 借入金額:300,000円
  • 借入期間:3年
  • 金利  :年14.6%
  • 返済方法:元利均等返済
  • 1年後に100,000円を繰り上げ返済
  約定返済のみの場合 繰り上げ返済を併用する場合
約定返済 10,340円 10,340円
臨時返済 1年後に100,000円
利息総額 72,240円 48,746円
返済総額 372,240円 348,746円
返済期間 3年 2年1ヵ月
繰り上げ返済を併用した場合、返済総額に23,494円の差がでました。返済期間は、11ヵ月短縮されています。繰り上げ返済を行うことで支払利息が少なくなり、返済が早く進むため、余裕があれば積極的に検討しましょう。
シミュレーション結果は、あくまで条件次第ですが、目安として参考にしてください。

カードローンの繰り上げ返済の注意点

繰り上げ返済を活用することで、返済負担を軽減できますが、以下の3つには注意しましょう。
<繰り上げ返済の注意点>
  • 繰り上げ返済しても約定返済は必要
  • 返済手段によっては手数料がかかる場合がある
  • 無理な繰り上げ返済は家計に負担がかかる

繰り上げ返済しても約定返済は必要

繰り上げ返済が任意の返済であるのに対し、約定返済は毎月必ず支払わなければならない返済です。繰り上げ返済とは別に、期日までに決まった金額以上を返済する必要があります。
今月は繰り上げ返済をしたから約定返済はしなくていいと勘違いすると、延滞の原因にもなりかねません。繰り上げ返済をしても約定返済が必要であることは、覚えておきましょう。
ただし、約定返済の対象となる期間内に返済する場合や、約定返済可能な期間が定められていないカードローンで繰り上げ返済する場合、返済金額が約定返済に充当される場合があります。そのため、くわしい返済の仕組みは、金融機関の公式サイトなどで確認するようにしましょう。

返済手段によっては手数料のかかる場合がある

繰り上げ返済をするときは、返済手段によっては手数料のかかる場合があります。
少し余裕があるからと細かく繰り上げ返済し、その都度手数料をかけていては、無駄に支払う金額が多くなってしまいます。繰り上げ返済は、利息を減らすために行うものなので、なるべく手数料はかけずに返済しましょう。
手数料のかからない返済手段は、金融機関ごとに用意されています。どのように返済できるのかは事前に確認しておき、手数料がかからないように繰り上げ返済をしましょう。

無理な繰り上げ返済は家計に負担がかかる

繰り上げ返済は返済総額を削減したり、完済を早めたりできますが、あまり無理に行うと家計の負担が大きくなります。約定返済は必ず必要であるため、繰り上げ返済に力を入れ過ぎて、毎月の返済が滞ってしまえば、元も子もありません。
ケガなど緊急事態が発生し、急な出費が必要になったときのために、ある程度の手元資金も残しておきたいです。そのため、いくら繰り上げ返済にメリットがあると言っても、余裕のある範囲内で返済しましょう。人によっては、約定返済のみで安定的に返済していくほうが良い場合もあります。

カードローンの繰り上げ返済を行うタイミング

カードローンの繰り上げ返済を行うタイミング
カードローンの繰り上げ返済は、余裕のあるときに検討したいものです。一例として、ボーナスなどの臨時収入が入ったときや毎月の返済額が減ったときに検討しましょう。

ボーナスなどの臨時収入が入ったとき

繰り上げ返済を一番行いやすいのは、ボーナスなどの臨時収入が入ったときでしょう。もちろん、ボーナスを繰り上げ返済に回さず、約定返済のみでも問題ありません。
しかし、カードローンの金利は、一般的に住宅ローンやマイカーローンなどより高い場合が多いです。そのため、繰り上げ返済で早く残高を減らしたほうが利息を抑えられ、家計にはプラスに働きます。
ただし、近い将来に使うお金まで繰り上げ返済に回すと、大事なときにお金が足りず困る可能性があります。ボーナスでまとまったお金が入ったとしても、無理をせず計画的に繰り上げ返済を検討しましょう。

カードローンの返済が進んで毎月の返済金額が減ったとき

カードローンの返済が進み、毎月の約定返済額が減ったときは、繰り上げ返済を検討してみましょう。
カードローンの返済方式は金融機関によって異なり、「残高スライド」という方式が採用されている場合、借入残高に応じて約定返済額が変動します。返済を進めて残高が減れば、毎月の返済額も減るため、その分を繰り上げ返済に充てることを検討しましょう。
たとえば、毎月15,000円の約定返済額が12,000円になった場合、支出が3,000円減ったことになります。この3,000円を毎月繰り上げ返済に充てれば、家計負担を変えずに元金を減らしていけます。少額でもこまめに返済していくと、利息の削減効果が大きくなっていくため、効率的な返済につながるでしょう。

カードローンは繰り上げ返済を活用して返済負担を軽減しよう

カードローンは約定返済だけでも完済できますが、繰り上げ返済を併用すると、返済総額を減らせたり、返済期間を短縮できたりします。結果的に返済負担を軽減できるため、余裕があるときは活用したいものです。
ただし、繰り上げ返済をしても約定返済は必要なため、定期的な返済に影響がないようにしましょう。手数料をかけずに返済することや、家計負担が大きくなりすぎないように返済することもポイントです。
執筆者:國村 功志(くにむら こうじ)
執筆者保有資格:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP®認定者、一種外務員資格
※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。
  • 記事の情報は当行が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その確実性を保証したものではありません。
  • 記事は外部有識者の方等にも執筆いただいておりますが、その内容は執筆者本人の見解等に基づくものであり、当行の見解等を示すものではありません。
  • また、一部、当行にて取り扱いのない商品に関する内容を含みますが、商標登録されている用語については、それぞれの企業等の登録商標として帰属します。
  • なお、記事の内容は、予告なしに変更することがあります。

カードローン「バンクイック」について

カードローン「バンクイック」
  • 当行口座をお持ちでない方もお申込可能。
  • インターネットなら24時間いつでもお申込可能。
  • カードローン「バンクイック」の金利は年1.8%~年14.6%、利用限度額は10万円から最高500万円まで。
  • 全国の当行・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMで利用可能。
  • お借り入れ・ご返済ともにATM利用手数料無料。
  • 入会金・年会費無料。

カードローン「バンクイック」は口座がなくてもお申込可能

当行の普通預金口座がなくてもお申込可能。
お申し込み~ご契約までご来店いただく必要はありません。
お申し込みはWeb完結
24時間いつでもお申し込みが可能です

あわせて読みたい

人気記事ランキング

株式会社 三菱UFJ銀行
(2022年7月8日現在)