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カードローンの利用限度額の決め方とは?引き上げ方法を解説!

カードローンの利用限度額の決め方とは?引き上げ方法を解説!
公開日:2022年5月16日
カードローンは、申込後に利用限度額が設定されます。利用限度額を引き上げれば金利が低くなるメリットがありますので、増額申請を検討してみましょう。
申請すれば必ず引き上げられるわけではありませんが、この記事では利用限度額の増額申請をするときのポイントや引き上げ方法を紹介していきます。

カードローンの限度額とは

カードローンの限度額には2つの意味があります。1つは「カードローンの商品性としての貸付限度額」、もう1つはカードローンの申込者に対する「個別に設定する貸付限度額」です。
どちらも「利用限度額」や「借入限度額」と表記されることがあるため、混同しないように気をつけましょう。
たとえば、三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」のホームページでは、「利用限度額10万円~500万円」と明示されています。
これはカードローンの商品として貸し付けできる上限金額が500万円ということで、誰でも最大500万円まで借り入れできるわけではありません。
申込者ごとに設定される個別の利用限度額は、審査によって決まります。仮に個別の利用限度額が100万円に設定された場合なら、その範囲内で何度でも借入可能です。
30万円を借り入れすれば、残りの利用限度額は70万円となり、そこから10万円返済すれば、残りの利用限度額は80万円になります。

カードローンの利用限度額には何が影響するのか?

カードローンの利用限度額には何が影響するのか?
個別のカードローンの利用限度額は、申し込みをした金融機関の審査によって決まります。
審査の基準や項目は金融機関ごとに異なりますが、利用限度額の決定に影響するポイントは、共通している部分もあります。

カードローンの利用限度額決定に影響する3つのポイント

カードローンの利用限度額に影響する主な審査ポイントには、「総量規制」、「本人の属性」、「信用情報」の3つがあります。

総量規制(銀行は対象外)

総量規制とは、「貸金業者の行う貸付が本人の年収の3分の1を超えてはいけない」という法律です。言い換えれば、「年収の3分の1までしか借りられない」ことを意味しています。
この総量規制は、1社からの借り入れだけで判断するのではなく、他社の借り入れも含めた合算金額が対象になります。
たとえば、年収900万円の方は300万円まで借り入れできますが、すでに200万円を借り入れしている場合、別の金融機関であっても、残り100万円までしか借り入れできません。
しかし、総量規制の範囲内であっても、実際の利用限度額は、ほかの審査項目とあわせて総合的に判断されます。借入金額が年収の3分の1より少なくても、希望する金額まで借り入れできるとは限りません。
また、銀行は総量規制の対象外になっていますが、自主的に規制ルールを定めているところもあります。総量規制の対象外である銀行なら、年収の3分の1を超えても借り入れできるというわけではないため、注意しましょう。

本人の属性

本人の属性にはさまざまな要素が含まれ、職業、年収、勤続年数、居住形態、家族構成などの審査項目があります。
一般的に公務員や正社員など定期的な収入があり、勤続年数の長い方のほうが審査では有利になる傾向があります。パートやアルバイトでも収入に応じた審査は受けられますが、無収入だと厳しくなりやすいでしょう。
年収が高くても歩合制のような収入が変動しやすい場合は、審査で不利に働く可能性があります。
居住形態や家族構成も審査結果に影響します。それだけで審査結果が決まるということはありませんが、資産になる持ち家があり、生計を支えてくれる家族がいる方のほうが有利に働きやすいでしょう。
しかし、賃貸でも過大でない家賃で居住実績があれば問題ないでしょうし、単身だからという理由だけで不利に働くことはありません。
本人の属性は、カードローンの申込者側からはわかりにくい審査項目ですが、安定性や収支のバランスなどから総合的に判断するための重要な要素です。

信用情報

信用情報は、他社を含めた借入状況や返済実績といった金融機関の利用履歴に関する情報のことです。
信用情報は「信用情報機関」に記録・保存されており、申し込みの時点で借り入れがなくても、過去の借り入れや返済に関する記録は、信用情報として一定期間残ります。
カードローンの申し込みを受けた金融機関は、信用情報を確認しますので、延滞や滞納などの履歴があれば、厳しい審査になるでしょう。
きちんと返済できている場合は問題ありませんが、現在の借入金額が過大な場合は、審査に不利になることがあります。

利用限度額はカードローンの契約後に引き上げ可能

カードローンの利用限度額は、総量規制、本人の属性、信用情報などをもとに決定されます。しかし、一度決まった利用限度額でも、その後の返済実績などによって引き上げられる可能性があります。
利用限度額を引き上げるには、借り入れをしている金融機関に増額申請をして、再度審査を受けます。必ず審査を通過できるわけではありませんが、収入や利用実績に応じて増額できる可能性があります。
契約当初の利用限度額が希望する金額に満たない場合などに、増額申請を検討してみましょう。

カードローンの利用限度額を引き上げる方法

カードローンの利用限度額の増額申請をすると、審査結果によって増額できるかどうかが決まります。増額が認められる条件や審査の基準は、金融機関によって異なります。
しかし、増額申請にあたり、以下4つのポイントは知っておきましょう。
  1. 収入証明書類の提出を求められることがある
  2. 収入が増加しているか
  3. 返済の延滞や滞納がないか
  4. 利用頻度が高く利用実績も良好

(1)収入証明書類の提出を求められることがある

利用限度額の増額申請をするときに、以下のいずれかに該当する場合、収入証明書類の提出を求められることがあります(*)。
  • 既存の利用限度額と合算して50万円超の借り入れを希望する場合
  • 他社の利用限度額と合算して100万円超の借り入れを希望する場合
これは貸金業法の規定で、高額な借り入れをする方に対して、客観性の高い収入証明書類による審査を行うためです。
銀行は貸金業法の対象外ですが、独自にルールを設定し、収入証明書類の提出を求められるところもあります。これ以外にも提出を求められるケースもあるため、その場合は対応しましょう。
主な収入証明書類には、以下のものがあります。
<収入証明書類の例>
  • 源泉徴収票
  • 給与の支払明細書
  • 住民税決定通知書
  • 納税証明書
  • 確定申告書

(2)収入が増加しているか

収入の増加は、利用限度額の増額申請にあたり、重要な要素です。これはカードローンの借入金額は、年収の3分の1までという総量規制があるためです。
総量規制対象外の銀行でも、独自ルールを設けて自主規制しているところは多くあります。
収入が増加していれば、年収の3分の1にあたる金額が増えるため、増額の審査において有利に働くでしょう。返済能力に対する信用度アップも期待できますので、収入が増えていれば増額申請をしてみましょう。

(3)返済の延滞や滞納がないか

利用限度額の増額申請において、それまでの返済実績は重要なポイントです。毎月きちんと返済できている方は、信用度が高まり、審査に通りやすくなるでしょう。
反対に、延滞や滞納などがあると、審査に落ちる可能性は高くなります。
延滞や滞納が一度でもあると審査に通らないかどうかは、金融機関によりますが、不利になることは確かでしょう。

(4)利用頻度が高く利用実績も良好

カードローンの利用頻度が高く、利用実績も良好な方は、契約時より信用度が上がっている可能性があり、利用限度額の増額審査でも有利に働きやすいでしょう。
しかし、カードローンを契約してからすぐであれば、利用実績が乏しく、増額申請しても審査に通らない可能性が高いです。

利用限度額の増額申請方法

カードローンの利用限度額の増額申請方法は、主にインターネットからの手続き、電話、郵送があります。金融機関によっては、無人契約機から申請できるところもあります。
どのような方法で増額申請できるのかは、金融機関の公式サイトでチェックしましょう。
自分から申請する以外にも、返済状況に問題のない優良な利用者に、増額案内が届くことがあります。
案内が届いたからといって、必ず増額できるとは限りませんが、金融機関からは利用者として好意的に見られていると考えても良いでしょう。
利用限度額の引き上げにはメリットがありますので、増額申請を検討してみましょう。

カードローンの利用限度額を増額するメリット

カードローンの利用限度額を増額するメリットは、3つあります。
<カードローンの利用限度額を増額するメリット>
  1. 金利が低くなる可能性がある
  2. 新規借り入れより早く融資される
  3. 返済管理が楽になる

(1)金利が低くなる可能性がある

カードローンは、利用限度額が高くなるほど金利が低くなる仕組みです。
たとえば、三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」の場合、借入限度額に応じて、以下の金利が設定されています。
<「バンクイック」の借入金利>(*)
500万円以下400万円超 年1.8%~年6.1%
400万円以下300万円超 年6.1%~年7.6%
300万円以下200万円超 年7.6%~年10.6%
200万円以下100万円超 年10.6%~年13.6%
100万円以下10万円超 年13.6%~年14.6%
利用限度額を引き上げれば、より低い金利で借り入れできる可能性があります。
複数のカードローンを契約する場合も、借入金額を分散させると、1社あたりの利用限度額が低くなりやすいため、なるべく1社にまとめて借り入れする方が金利面のメリットが大きいでしょう。

(2)新規借り入れより早く借り入れできる

利用限度額を増額申請すると、審査が行われます。審査に通過すれば借り入れできますが、借り入れまでのスピードは、新規申し込みより増額申請した場合の方が早いでしょう。
なぜなら、増額は新たにカードを発行する必要がなく、審査通過後にすぐ借り入れできるためです。本人確認書類の提出や勤務先への在籍確認などもありませんので、増額申請の審査は新規より短い傾向にあります。
別の金融機関で借り入れを考えている方は、増額申請も検討してみください。

(3)返済管理が楽になる

カードローンを複数社で契約していると、返済日が異なったり、返済総額がわからなくなったり、返済管理が大変になります。
きちんと返済できているうちは問題ありませんが、返済日を間違えて延滞などしてしまうと、信用情報にもその履歴が残ってしまいます。
返済管理のことを考えれば、新たにカードローンを申し込むのではなく、現在の金融機関で増額申請する方がメリットは大きいでしょう。

カードローンの限度額を引き上げるときの注意点

カードローンの利用限度額を増額申請するときは、事前に返済計画を立て、借りすぎにならないようにしましょう。

また、利用限度額を引き上げたくても、虚偽申告は絶対にNGです。増額申請をして利用限度額が減額されることもあるため、注意しましょう。

事前に返済計画を立ててから増額申請しよう

利用限度額の増額申請するときは、事前に返済計画を立て、返済の見通しを持っておくことが大切です。
利用限度額の増額には、金利が低くなるなどのメリットはありますが、借りすぎて返済が苦しくなり、延滞などしてしまうと元も子もありません。
多くの金融機関の公式サイトでは、返済シミュレーションを利用できるため、毎月の返済額や返済総額を確認し、増額後に借りすぎにならないように気をつけましょう。
三菱UFJ銀行では、こちらから返済シミュレーションを行うことができます。

利用限度額を引き上げたくても虚偽申告は絶対しないように

カードローンの利用限度額を引き上げたくても、虚偽申告は絶対にやめましょう。
虚偽申告が発覚した場合、審査に通らなくなるのはもちろんですが、借入残高の一括返済を求められたり、最悪の場合は法的措置を取られたりする可能性もあります。
審査に自信がない場合は、まずは現在の借り入れをきちんと返済し実績を積むなどして、信用度を高めてから増額申請することを検討しましょう。

増額申請をして利用限度額が減額されることがある

増額申請をして、利用限度額が減額になる場合があります。理由としては、総量規制のオーバー、年収が下がった、返済の延滞がある、などです。
他社で借り入れをしている場合、増額申請の時点で総量規制を超え、利用限度額を引き下げられる可能性があります。年収が下がった場合も総量規制の枠が下がることから、減額の判断につながります。
また、延滞などがあると、信用度の低下から利用限度額を減らされてもおかしくありません。
増額申請するときは、これらに当てはまらないか注意しましょう。

借入金額を増やしたいときは増額申請を検討しよう

カードローンは、契約後に利用限度額の増額申請ができます。複数のカードローンを申し込むより、1社のカードローンで増額する方が金利面や管理面などのメリットが大きいでしょう。
審査内容は金融機関によって異なりますが、収入が増えていたり、利用実績が良好だったりすれば、増額できる可能性は高まります。
しかし、増額した結果、借り過ぎになり、返済負担が重くなることもあります。増額申請を検討するときは、同時に返済シミュレーションもやってみましょう。
執筆者:國村 功志(くにむら こうじ)

執筆者保有資格:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP®認定者、一種外務員資格

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