生命保険の種類と内容を徹底解説!
メリットや注意点も解説していきます
生命保険には多くの種類があり、内容もさまざまです。
生命保険への加入を検討している方は、どのような種類の保険があるのか知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、生命保険の種類や内容について徹底解説するとともに、メリットや注意点等も解説していきます。
自分に合った保険を選ぶためにも、ぜひ参考にしてみてください。
生命保険とは
生命保険とは、病気やケガ、死亡した場合等、「もしも」の際に保険金や給付金を受け取れる商品のことです。
生命保険に加入することで、生活を取り巻くさまざまなリスクに備えることができます。
具体的にどのような保険があるのか、次項で見ていきましょう。
生命保険の種類と概要
生命保険には、以下のような種類があります。
- 終身保険
- 医療保険
- がん保険
- 介護保険
- 年金保険
- 定期保険・収入保障保険
- 学資保険
終身保険
終身保険は、保険の対象となっている人(=被保険者)が生存している限り保障が継続される保険です。
死亡・高度障害状態になった場合に保険金が受け取れます。
終身保険には、「一時払終身保険」と「平準払終身保険」があります。
- 一時払終身保険
保険料を契約時に一括して支払う終身保険です。
保険料を最初に支払えば、一生涯死亡保障が継続します。
- 平準払終身保険
保険料を分割して支払う終身保険です。
保険料を一生涯払い込むタイプのほか、一定年齢・一定期間まで払い込むタイプがあります。
医療保険
医療保険は、病気やケガにより発生した医療費の一部が保障される保険です。
入院給付金や手術給付金のほか、付帯する特約によってさまざまな保障を受けることが可能です。
たとえば、以下のような特約があります。
- 先進医療特約
- 三大疾病特約
- 女性疾病入院特約 等
特約によってさまざまな病気をカバーできるのが特徴で、保険会社によって商品性が大きく異なります。
がん保険
がん保険は、「がん」と診断された場合に保険金が給付される保険です。
がん以外の病気やケガに対しての保障はありません。
「がん」と診断された場合には、一般的には以下のような給付金が受け取れます。
- がん診断一時金
- がん入院給付金
- がん手術給付金
「がん」は、精神的な負担に加え、治療が長引く可能性もあり、金銭的な負担も大きい病気です。
がんに特化した保険だからこそ、がんになった場合の保障が充実しています。
介護保険
介護保険とは、要介護・要支援状態になった場合に給付金が支払われる保険です。
公的介護保険(40歳以上の人が全員加入して介護保険料を納め、介護が必要になった時に所定の介護サービスが受けられる制度)を補うかたちで利用され、保険会社によって商品性が多様です。
寝たきりや認知症等により要介護状態となってから、その状態が一定期間継続した場合に保険金が支払われるタイプと、公的介護保険の要介護認定に連動して保険金が支払われるタイプがあります。
特約によってさまざまな保障を付帯できるので、自分の考えに合ったプランを選べるでしょう。
年金保険
年金保険は、一定の年齢まで保険料を積み立て、その後は年金として受け取ります。
年金保険の種類は、大きく分けて以下の2つです。
- 確定年金
- 終身年金
被保険者が生存している限り年金を受け取れます。
万一被保険者が死亡した場合、一般的に遺族は年金を受け取れません。
保障期間付終身年金や保証金額付終身年金を選択した場合は、定められた金額を遺族が受け取ることができます。
- 養老保険
養老保険とは、死亡保険金と満期保険金が同額の保険のことです。
保険料を積み立て、満期まで生存していた場合は満期保険金を本人が受け取り、万一死亡した場合は満期保険金と同額(満額)の死亡保険金を遺族が受け取ります。
定期保険・収入保障保険
定期保険は、契約時に決めた保険期間内に死亡、または高度障害状態になった場合、死亡保険金を受け取れます。
収入保障保険は、契約時に決めた保険期間内に死亡、または高度障害状態になった場合、死亡保険金を分割して受け取れます。
定期保険と収入保障保険の大きな違いは、保障の大きさです。
それぞれ保険期間が満了すると保障もなくなるため、保障を継続したい場合は更新が必要です。
ただし、更新時に保険料が再計算され、費用が上がることがあるため注意しましょう。
学資保険
学資保険は、子どもが一定の年齢になったときに、生存給付金や満期保険金を受け取れます。
おもに、子どもの教育費用を準備するために活用される貯蓄型の保険です。
保険期間中に親等の契約者に万一のことがあった場合、その後の保険料の払い込みが免除されます。
保険商品によっては、子どもの死亡保障や医療保障等、特約によって保障を付帯できる学資保険もあります。
生命保険を活用するメリット
生命保険の種類や概要を解説しましたが、そもそも生命保険を活用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
たとえば、生命保険を活用すると以下のようなメリットが得られます。
- 万一に備えられる
- 将来に向けた貯蓄もできる
- 税金の負担を軽減できる
さまざまなメリットを得るためには、複数の生命保険を組み合わせて加入することも有効です。
万一に備えられる
生命保険へ加入する大きなメリットは、「万一に備えられる」ことでしょう。
死亡・病気・ケガ等、日常生活のなかにはさまざまなリスクが存在します。
これらのリスクに直面した場合、急な出費を求められます。
状況によっては非常に大きな出費となる可能性もあるでしょう。
とくに死亡時は、自身の収入が配偶者やお子さまの生活を支えている場合、遺された家族には精神面だけでなく金銭面でも大きな影響が及びます。
生命保険に加入することで、万一の場合に金銭的な余裕が得られるのは大きなメリットといえるでしょう。
将来に向けた貯蓄もできる
生命保険を活用することで、将来に向けた貯蓄もできます。
老後の生活や子どもの進学等、ライフステージの変化によって資金が必要となるでしょう。
貯蓄型の生命保険では、老後の生活や子どもの進学等に向けて資金を準備することができます。
貯蓄をしつつ、万一の場合には家族にお金を遺せるのも大きなメリットと言えるでしょう。
貯金が苦手な方でも、老後の生活だけでなく子どもの将来にも備えられるため、「自分で貯金できなかった場合」に備えておくことが可能です。
税金の負担を軽減できる
生命保険を利用することで、税金の負担を軽減できます。
たとえば、以下のような税金の負担軽減が可能です。
- 所得税・住民税
「生命保険料控除」を活用することで、課税対象となる所得金額を減らせます。
- 相続税
「死亡保険金」を受け取る際、一定の非課税枠が定められており、控除を受けられます。
生命保険の申し込み前に押さえておきたい注意点
生命保険を申し込む前に、以下の注意点を押さえることが重要です。
- 健康状態によって加入可否がある
- 短期解約はデメリットが大きい
それぞれを解説していきましょう。
健康状態によって加入可否がある
生命保険は、健康状態によっては加入できない場合があります。
生命保険に加入する際は、治療中の病気の有無や既往歴等を審査されます。
被保険者として、病気になるリスクが高いと判断されると加入できないため、注意が必要です。
短期解約はデメリットが大きい
生命保険は、短期間での解約は控えましょう。
なぜなら、解約が短期間であるほど解約返戻金の返戻率が低くなるというデメリットがあるためです。
解約をする理由にもよりますが、保険金額の減額や払済保険への変更等、解約せずに保険料の負担を抑える方法も検討しましょう。
デメリットを踏まえると、保険を契約するタイミングで、短期間で解約をせずに済むよう、将来にわたって支払い可能な保険料かどうかも考慮し、過度な保険料にならないよう注意しておきましょう。
まとめ
生命保険にはさまざまな種類があり、内容や特徴も異なります。
自分に合った保険を選ぶには、生命保険の種類や内容、メリットやデメリット等を把握することが重要です。
記事提供:トランス・コスモス株式会社
監修者保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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お客さまにご負担いただく諸費用について
お客さまにご負担いただく手数料のうち主なものは以下の通りです。
種類 | 費用の概要 |
---|---|
保険契約関係費用 | ご契約時の初期費用や、運用期間中・年金受取期間中の費用等、契約の締結・成立・維持・管理に必要な費用です。 |
資産運用関係費用 | 投資信託の信託報酬や、信託事務の諸経費等、特別勘定の運用により発生する費用です。 |
解約控除 | 契約日から一定期間内の解約の場合に特別勘定から控除される費用です(解約時のみ発生いたします)。 |
- ご負担いただく手数料種類やその料率は、商品によって異なります。くわしくは各商品の「パンフレット」、「契約概要・注意喚起情報」、「ご契約のしおり・約款」等でご確認ください。
- くわしくは、窓口までお問い合わせください。
個人年金保険・終身保険等の保険(以下「保険」といいます)をお申し込みの際は、次の点にご注意ください。
- 保険は預金ではなく、当行が元本を保証する商品ではありません。
- 保険会社の業務または財産の状況の変化により、ご契約時にお約束した保険金額・給付金額・年金額等が削減されることがあります。
- 商品種類・運用状況・経過年数等によっては、価格変動リスク・金利変動リスク・為替変動リスク・信用リスク等により、積立金額・年金額・解約返戻金額等が払込保険料を下回る場合があります。
- 商品種類によっては、ご契約時の契約初期費用のほか、ご契約後も毎年、保険関係費用・運用関係費用・年金管理費用等がかかる場合があります。また、ご契約から一定の期間内に解約された場合、解約控除(費用)がかかる場合があります。
外貨建保険等では、円貨を外貨に交換して保険料を払い込みになる場合、または、外貨建ての年金・死亡保険金・解約返戻金等を円貨に交換する場合、交換時の為替相場により円貨額が変動します。また、為替相場に変動がない場合でも、円貨からお申し込みの際にはTTS(円貨から外貨への換算相場)、円貨で年金等をお受け取りの際にはTTB(外貨から円貨への換算相場)を基準とする相場を適用するため、為替手数料がかかります。ご負担いただく手数料種類やその料率は商品によって異なります。そのため具体的な金額・計算方法は記載することができません。各商品の費用等の詳細は「パンフレット」「契約概要・注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」等でご確認ください。
- 当行は保険の募集代理店です。保険の引き受けは行っておりません(保険の引き受けは、引受保険会社で行っております)。
- 当行は契約締結の媒介を行います。そのため、お客さまのお申し込みに対して引受保険会社が承諾したときに契約は成立します。
- 預金保険の対象ではありませんが、保険会社が加入する生命保険契約者保護機構・損害保険契約者保護機構の保護対象です。万一、引受保険会社が破たんした場合には、生命保険契約者保護機構・損害保険契約者保護機構の保護措置が図られますが、ご契約の際にお約束した保険金額・給付金額・年金額等が削減されることがあります。
- 保険業法上の規制にもとづき、商品によっては、お客さまの「お勤め先」や「当行への融資お申込状況」等により、当行で保険をお申し込みいただけない場合があります。
- 保険をお申し込みいただくかどうかが、当行でのお取引(預金・融資等)に影響するものではありません。
- 保険は、スーパー普通預金(メインバンク プラス)ポイントサービスの判定対象外です。
- 商品によっては、被保険者に健康状態等について告知をしていただく必要があります。また、被保険者の健康状態等によりご契約いただけない場合等があります。なお当行の担当者(保険販売資格をもつ募集人)には告知受領権がありませんので、担当者に口頭でお話されても告知していただいたことにはなりません。
- 商品によっては、保険契約を有効に継続させるためには、払込方法に応じた期日までに継続的に保険料を払い込んでいただく必要があります。保険料の払い込みが遅れて、一定期間が経過すると契約が失効します。保険契約が失効した場合には、契約の効力がなくなり、保険金等が受け取れませんので、ご注意ください。
- 保険金・給付金等のお支払事由が生じた場合には、ただちに保険会社または当行までご連絡ください。保険金・給付金等をお支払いできる場合、お支払いできない場合につきましては、各商品の「パンフレット」「契約概要・注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」等でご確認ください。
- ご検討にあたっては、商品の詳細・諸費用について、各商品の「パンフレット」「契約概要・注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」等でご確認ください。
- 保険のお申し込みに際しては必ず、保険販売資格をもつ募集人にご相談ください。くわしくは、取扱窓口までお問い合わせください。
- 一部ご利用いただけない店舗があります。
ネット保険をお申し込みの際は、次の点にもご注意ください。
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- 各保険商品の詳細・諸費用等については、必ず商品詳細ページ掲載の「パンフレット」、「契約概要・注意喚起情報」、「ご契約のしおり・約款」等でご確認ください。
- インターネットを通じてお申し込みされる場合、個別の商品・契約内容・各種ご照会は、当該保険契約の引受保険会社にご連絡ください。
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