事前審査に通っても本審査で通らない理由とは?住宅ローンの審査で確認されるポイント
- 2026年7月3日
住宅ローン審査は事前審査と本審査の2段階で行われ、事前審査に通っていても本審査で結果が変わる場合があります。
本記事では、事前審査が通ったのに本審査で落ちる主な理由について解説します。
本記事では、事前審査が通ったのに本審査で落ちる主な理由について解説します。
目次
事前審査に通っても本審査で落ちることはある
住宅ローンの審査は、「事前審査」と「本審査」の2段階で行われます。
事前審査は、申込人の申告内容をもとに信用力や返済能力を確認する簡易的な審査であり、金融機関によっては提出書類が不要な場合もあります。
事前審査を通過し、購入する物件の契約締結が完了した後、本審査の申し込みに進みます。
本審査は、住宅ローン契約が可能かを判断する最終的な審査です。金融機関は提出書類と申込内容を精査し、申込人の信用力や返済能力に加えて、健康状態や物件の担保価値についても詳しく確認します。
本審査は、住宅ローン契約が可能かを判断する最終的な審査です。金融機関は提出書類と申込内容を精査し、申込人の信用力や返済能力に加えて、健康状態や物件の担保価値についても詳しく確認します。
そのため、事前審査に通っていても、本審査に通らないケースもあります。
事前審査と本審査との違いや、必要書類については、以下のコラムでくわしく解説しています。
事前審査が通ったのに本審査で落ちる主な理由
事前審査が通ったのにもかかわらず本審査に通らない場合の理由として、以下のケースが考えられます。
事前審査と本審査の申告内容が異なる
本審査では、提出された書類をもとに内容の整合性が細かく確認されます。
事前審査で申告した内容と、本審査での申告内容や提出書類に相違がある場合、金融機関は融資判断をより慎重に行う傾向があります。
例として、申告した年収と提出書類の金額が異なる場合や、その他の借入の有無について正確に回答していなかった場合、内容の信頼性に疑義が生じる可能性があります。そのため、事前審査の段階から正確な内容を申告することが重要です。
事前審査で申告した内容と、本審査での申告内容や提出書類に相違がある場合、金融機関は融資判断をより慎重に行う傾向があります。
例として、申告した年収と提出書類の金額が異なる場合や、その他の借入の有無について正確に回答していなかった場合、内容の信頼性に疑義が生じる可能性があります。そのため、事前審査の段階から正確な内容を申告することが重要です。
勤務状況が変化した
住宅ローン審査では「収入の安定性」が重視されます。そのため、事前審査後に勤務状況が変わると、返済能力が改めて判断されます。
特に転職直後は勤続年数が短くなるため、評価に影響するケースもあり、注意が必要です。
特に転職直後は勤続年数が短くなるため、評価に影響するケースもあり、注意が必要です。
返済負担率の悪化
住宅ローンの審査では、年収に対して返済額がどの程度の割合になるかを示す「返済負担率」が確認されます。
これは、住宅ローンだけでなく、車のローンやクレジットカードの分割払い・リボ払いなど、すべての借入を含めて判断される点に注意が必要です。
これは、住宅ローンだけでなく、車のローンやクレジットカードの分割払い・リボ払いなど、すべての借入を含めて判断される点に注意が必要です。
事前審査の後に次のような状況が生じた場合には、返済負担率が上昇する可能性があります。
- 車のローンを新たに組んだ
- クレジットカードの分割払いやリボ払いを利用した
- 収入が減少した
返済負担率が高くなると、「今後の返済に無理が生じる可能性がある」と判断されるため、本審査に影響することがあります。
また、「少額であれば問題ない」と考えられる場合でも、複数の借入が重なることで返済負担率が上昇するケースもあるため、留意が必要です。
また、「少額であれば問題ない」と考えられる場合でも、複数の借入が重なることで返済負担率が上昇するケースもあるため、留意が必要です。
物件が基準を満たさない
住宅ローンを利用する際には、購入する物件を担保として設定することが一般的です。金融機関は、本審査で提出された書類をもとに、土地や建物の内容を確認し、担保としての評価を行います。担保価値が著しく低い場合や、担保としての価値が不足していると判断された場合には、審査結果に影響することがあります。
また、建蔽率や容積率の超過、接道義務違反など、法令や条例に抵触している物件は担保として認められず、住宅ローンを利用できないケースもあるため注意が必要です。
健康状態に問題がある
多くの住宅ローンでは、団体信用生命保険(団信)への加入が条件となります。団信に加入するためには、過去の病歴や治療歴、服薬状況などについて告知を行います。告知内容によっては団信に加入できず、住宅ローンの利用が難しくなる場合があります。
まとめ
住宅ローン審査は事前審査と本審査の2段階で行われ、事前審査に通っていても本審査で結果が変わる場合があります。審査では収入や借入状況、物件などが総合的に確認されるため、あらかじめポイントを理解しておきましょう。
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執筆者:岩永 真理(いわなが まり)
執筆者保有資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP®認定者
※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。
執筆者保有資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP®認定者
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