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家族に合った車の選択・購入。所有台数は?~複数台所有のメリット・デメリット~

子どもの成長や家族構成の変化に伴って「もう少し大きい車が欲しい」と感じてはいませんか?自動車通勤のための車、子どもの面倒をみるための車では、欲しい車の種類や台数に対する意見が家族内で異なることがあります。快適なカーライフを、家族みんなで楽しむためにはどうすればいいのでしょうか?

家族に合った車の選択・購入。所有台数は?

自動車2台所有のメリット・デメリット

自動車通勤をしていて、仕事に使えるコンパクトな自動車が欲しい。一方で子どもの送り迎えや買い物などで、日常生活を便利にするためのワンボックスカーがあれば嬉しい。
この場合は思い切って2台所有という選択肢を視野に入れましょう。1台の自動車ですべてを賄おうとせず、2台所有すると考えるとさまざまなメリットがあることに気づきます。

2台所有のメリットの1つは、車種選びの選択肢が増えることです。仕事で使う自動車には、社会的な常識や上司や同僚の目もあり、車種選びが限定されます。しかし「1台は仕事、もう1台は家庭で使う」と決めると、車種選びの選択肢がかなり広がるのです。
また、2台の自家用車を使い分けると、1台を集中して使用するよりも、それぞれの自家用車の走行距離が短くなります。その分、故障やメンテナンスの頻度を下げられるのです。結果的にそれぞれの車の寿命が長くなり、使用できる年数が長くなります。これも大きなメリットです。1台が急に故障して使えない場合も、もう1台で対応できるのもいいですね。

車の維持費、どのくらいかかるの?

自動車の保有でどうしてもかかる費用には、以下のものがあります。

自動車税、自動車保険料、車検手数料、自動車重量税、自動車整備費、駐車場代

その他にも、自動車をどのくらい使ったかに応じてかかる費用があります。以下の通りです。

ガソリン代、自動車部品代、関連用品代、高速道路や有料道路の通行料、外出先での駐車場利用料金など。
クルマの維持費
参照元:総務省統計局HP、国土交通省自動車局HP、大阪府総務部税務室徴税対策課HP

参考:大阪府HP

(データ基準日:平成23年7月15日)

自動車を2台所有するようになると自動車税や自動車保険料・駐車場代など、どうしても費用がかさむ部分が出てきます。
「自動車があることで気軽に外出できるようになり、遠出の機会も増える」ということも考えられます。これらの費用が増加することは見込んでおきましょう。

他の方法も検討しよう

どうしても2台目の自動車の購入を迷ってしまう人は、現在の自動車を所有したままでレンタカーやカーシェアリングなどを利用するのがいいかもしれません。まずは「複数台の自動車を利用する」ことを経験して、そのメリットがご家族にとってどの程度必要なのかを体感してみるのもいいでしょう。
ちなみに、このレンタカーとカーシェアリングというサービスは似て非なるものです。これらの違いについて説明します。
レンタカーは、レンタカー会社が定めた利用時間内に、レンタカー会社の受付で所定の手続きを行って自動車を借りる方法です。事前の予約や店舗にて手続きを行い、店舗から出発して、店舗にて車を返却することが基本になります。また、どうしても返却が難しい場合は、乗り捨て(回収はレンタカー会社のスタッフが行う)のサービスも利用できます。なお、レンタカーの料金とは別に、ガソリン代や保険料を負担することになります。
一方、カーシェアリングは事前に会員登録をしておき、会員間で車を共同利用するという考え方のサービスです。
月額利用料を払って会員になると、ICカード等で自動車のカギを開けて、15分単位で利用することができます。利用に当たっての予約はPCやスマートフォンで行います。その月に自動車を全く利用しない場合も支出が発生しますが、ガソリン代や保険料の負担が別途で発生することはありません。

自家用車、タクシー、レンタカー、カーシェアリングの比較

自動車を2台使えることのメリットを体験した上で、「やはりもう1台、自動車が欲しい」という場合は、具体的な購入計画を立てましょう。子どものためにはどのような車種が必要か、チャイルドシートが必要な時期はどれくらいの間か、どのような場面で自動車を使うのかを考えていけば、必要な車種を絞りこめるはずです。

自動車の購入にはお金がかかるため、資金計画は慎重に立てましょう。ある程度の預貯金があっても、子どもの進学や習い事の資金として、キャッシュを手元に残しておくことは重要です。マイカーローンを活用すると、安心して暮らせる資金を手元に残しながら、2台目の車を所有することができます。

記事提供:株式会社ぱむ
(平成29年9月22日現在)
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