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お金がないときの対処法12選!金欠時の乗り切り方を徹底解説

お金がないときの対処法12選!金欠時の乗り切り方を徹底解説
公開日:2023年7月20日
「急な出費が続いている」、「給料日前でお金が足りない」など、お金がない状況は精神的にも大きな負担となります。お金の不足を解消するためには、どのような対処法があるのでしょうか。
ここでは、「急いでお金を用意する方法」、「収入を増やす方法」、「支出を見直す方法」の3つのパターンに分けて紹介します。

目次

お金がないときにまず行うべきこと

お金が足りない状況に陥ると、「次の給料日まで持つだろうか」という不安から焦りを感じることがあるかもしれません。しかし、まずは冷静に現状を整理することが大切です。
「手元にお金がいくらあるのか」、「支払いにいくら必要なのか」、「次にお金が入ってくるのはいつ頃なのか」といった収支の状況を細かく書き出してみましょう。

必要な金額が分かれば、それに向けた対処法を考えやすくなります。

また、具体的に収支を書き出してみたら「意外と給料日まで何とかなりそうだ」と分かるケースもあります。お金がなくて焦りを感じているときほど、冷静に現状を把握することを心がけましょう。

お金がないときにまず行うべきこと

お金がないときの対処法①:急いでお金を用意したい場合の方法5つ

すぐに支払いの予定がある場合や、臨時の出費が続いた場合など、急いでお金を用意したいときは不用品の売却やカードローンの利用などで現金を得る方法があります。ここでは、6つの方法を紹介しましょう。

不用品を販売する

急いで現金を得たい場合は、質屋を利用する方法があります。質屋では時計や貴金属などの買い取りに応じてもらえますので、自宅に不要なものがある場合は、質屋へ持ち込んで現金に換えると良いでしょう。

また、質屋は買い取りだけでなく、持ち込んだ商品を担保にした貸付も行っています。「思い出があるので売却はしたくない」という場合は、担保として利用するのも良いかもしれません。預けた商品は、期日までにお金を返すことで返却してもらえます。

なお、最近ではフリマアプリを利用する方法もありますが、買い手が見つからなければお金が得られない点には注意が必要です。

不用品を販売する

カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用する

カードローン商品の中には、即日融資に対応しているものも多くあります。

急いでお金が必要な場合は、申し込みから借り入れまでスピーディーに行えるカードローンを利用するのも方法のひとつです。
また、クレジットカードにキャッシング機能がついている場合は、ATMで借り入れ手続きが行えます。利用しているクレジットカードにキャッシング枠が付帯されていないか確認してみましょう。

ただし、カードローンやキャッシングでの借入には利息が発生します。「せっかくだから多めに借りておこう」と無計画に利用するのではなく、必要な金額だけを借り入れることが大切です。

アルバイトをする

専業主婦(夫)や学生、副業が許可されている会社員は、短期や日雇いのアルバイトで収入を得る方法もあります。特に即日払いのアルバイトであれば、働いたその日に現金を受け取れるため、給料日まで待つ必要がありません。

なお、「即日払い」と「日払い」の違いには注意が必要です。即日払いは名前の通り、アルバイト当日に給料が受け取れるものですが、日払いは「1日ごとに給料を締める」というものです。

実際の支払い日は数日後や1週間後ということもあるため、くわしくはアルバイト先に確認してみましょう。

アルバイトをする

保険の契約者貸付制度を使う

保険の契約者貸付制度とは、加入中の保険の解約返戻金の一定の範囲内でお金を借りられる制度です。借り入れには保険会社が定める利息がかかるものの、一般的にカードローンやキャッシングに比べて金利が低い傾向にあります。

また、契約者貸付制度はこれまで支払ってきた保険料から借り入れを行うため、利用に際して審査がないのも大きなメリットです。
ただし、契約者貸付制度を利用できるのは貯蓄性の高い保険商品に限られており、掛け捨てタイプの保険では利用できません。利用できる商品でも、保険会社によって「解約返戻金の〇割」など借入の限度額が異なるため、くわしくは保険会社へ確認してください。

給料の前借りをする

給料日までお金が足りない場合は、勤務先から給料を前借りする方法もあります。給料の前借りは労働基準法で定められており、出産や結婚、病気、災害などの非常時には給料日前でも受け取れるようになっています。

ただし、給料の前借りは「これまで行った労働」に対して支払われるもので、「これから行う労働」については会社が支払う義務はありません。また、会社によって利用できる条件が異なるため、くわしくは勤務先へたずねてみましょう。

お金がないときの対処法②:収入を増やす方法3つ

お金がないときの対処法②:収入を増やす方法3つ
時間的な余裕がある場合は、収入を増やすように働きかける方法があります。すぐに大きく収入がアップするわけではありませんが、常にお金がない状態から抜け出すためには、時間をかけて収入を増やしていくことが大切です。

本業の昇給を狙う

まずは、本業で昇給によって収入を増やす方法を検討しましょう。「昇給のために資格を取得する」など、すぐに収入につながるものではありませんが、長い目で見れば自分のスキルアップにもつながります。

また、会社によっては資格手当や奨励金が出る場合もあるかもしれません。改めて会社の就業規則を確認してみると良いでしょう。

隙間時間に副業をする

時間や体力に余裕があれば、副業を始めることもひとつの方法です。最近では副業を認める会社も増えており、副業へのハードルも下がってきています。本業に関連する副業なら、本業での活躍にもつながるかもしれません。

ただし、副業で得た収入金額によっては確定申告が必要となる場合があります。申告漏れとなったり、かえって税負担が大きくなったりすることのないように、あらかじめ所得の取り扱いを確認しておくと安心です。

より待遇の良い会社に転職する

本業で昇給が見込めない場合や、副業が行えない場合は、転職にチャレンジすることも検討しましょう。より自分のスキルを活かした会社へ転職したり、給与水準の高い業界へ転職したりするなど、転職によって収入アップを狙うことも可能です。

転職には時間や労力がかかるものの、長い目で見れば生涯賃金の増加につながる期待もあります。

より待遇の良い会社に転職する

お金がないときの対処法③:支出を見直す方法3つ

常にお金がない状態が続いているときは、支出を見直すことも大切です。ここからは、具体的に見直すべき項目について確認していきましょう。

固定費を見直す

支出の見直しでは、まず固定費から見直すことが効果的です。

家賃や光熱費、通信費などは、クレジットカードや口座引き落としで支払っていると、「支出」という感覚が薄れているかもしれません。しかし、ひとつひとつ見直してみると、毎月の支出の大きな割合を占めていることもあります。

まずは、「格安スマホに乗り換える」、「電気やガスの供給会社を変更する」といった見直しを行い、固定費の削減に努めましょう。

無駄な支出を明らかにする

常に「お金がない」と感じている人は、きちんと支出の管理ができていないケースもあります。家計簿をつけるなどして、毎月どのようなことにお金を使っているか確認してみましょう。

支出を見直してみると、「毎日コンビニで買い物をしている」、「ネットショッピングの利用頻度が高い」など、改善点が浮き彫りになります。

「思ったよりも無駄遣いが多いな」と気づく人もいるかもしれません。無駄な出費をしないように管理をすれば、収支バランスを改善することも十分可能です。

小さな節約を積み重ねる

支出を減らすためには、小さな節約術に取り組むことも大切です。

固定費を見直す中で、「電気代が高いな」、「食費がかさんでいる」と気付くことがあるでしょう。「電気をこまめに消す」、「休日はなるべく自炊する」など、コツコツと節約する方法はたくさんあります。

ひとつひとつは小さいものでも、積み重なれば大きな支出の削減につながるかもしれません。

まとめ

お金がないときは不安が大きくなりますが、まずは手元にあるお金や必要な金額を整理してみることが重要です。必要な金額が把握できたら、緊急度に合わせ、ご自身にあった対処法を選択しましょう。

急いでお金を用意したい場合は、即日払いのアルバイトやカードローン、クレジットカードのキャッシングなどが便利です。

一方、時間に余裕がある場合は、本業での昇給や副業などで収入アップを狙いましょう。また同時に、家計を見直して支出を減らすことも大切です。

執筆者:椿 慧理(つばき えり)
執筆者保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士、1種外務員資格、内部管理責任者
※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。
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