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デビットカードはコンビニで使える?使い方や注意点について分かりやすく解説!

この記事は6分50秒で読めます。
デビットカードはコンビニで使える?使い方や注意点について分かりやすく解説!
公開日:2023年5月23日
デビットカードはコンビニでも利用でき、カードが1枚あれば現金不要でスムーズに買い物ができます。
しかし、カードによっては利用可能なコンビニが少ないこともあるため、デビットカードの種類を把握してから発行しましょう。
この記事では実際の使い方や注意点も解説しますので、参考にしてみてください。

目次

コンビニで使えるデビットカードとは?

デビットカードは、口座からすぐに代金が引き落とされる「即時決済型」のカードです。
ほとんどのコンビニで利用できるのは、「ブランドデビット」という種類のカードです。「J-Debit」という種類もあるため、どのような違いがあるのか見ていきましょう。

デビットカードは2種類ある

デビットカードは、「ブランドデビット」と「J-Debit」の2種類があります。
利用できる店舗が異なり、ブランドデビットはVisaやJCBなどの国際ブランド加盟店で利用できます。J-DebitはJ-Debit加盟店で利用できるカードです。
それぞれの加盟店で支払いができる点は同じですが、ブランドデビットは海外やオンラインショッピングでも利用できるのに対し、J-Debitは国内の実店舗のみに限られていることが特徴です。
ブランドデビットは、クレジットカードと同じくVisaやJCBなど、さまざまな国際ブランド加盟店で利用できるため、利便性が高く、最近ではデビットカードといえばこちらを指すことが一般的です。
この記事でも「デビットカード=ブランドデビット」を前提に説明していきます。

デビットカードは多くのコンビニで使える

ほとんどのコンビニは、VisaやJCBなどの国際ブランド加盟店のため、デビットカードで買い物ができます。
加盟店かどうかは、国際ブランドのロゴが店頭に貼られていたり、レジ端末画面に表示されていたりするため、支払時などに確認できます。
もしロゴが見つからなくても、コンビニでデビットカードが利用できないことはあまりないため、心配する必要はありません。
J-Debitの場合は利用できないコンビニもあり、J-Debitの加盟店であることを確認してから支払いをしたほうが良いでしょう。

コンビニでのデビットカードの使い方は?

コンビニでのデビットカードの使い方は?
デビットカードの支払方法は、基本的にクレジットカードと同じです。
レジでカードを提示し決済しますが、伝え方には気をつけたほうが良いこともあります。

「Visaで」「カードで」などをレジで伝える

デビットカードは、普段クレジットカードで支払うときと同じように利用しましょう。カードを提示するときには、いくつか伝え方があります。
<デビットカードで支払うときの伝え方の例>
  • 「Visaカードで」(*)
  • 「Visaで」(*)
  • 「カードで」
  • 保有しているカードのブランドがVisaの場合
デビットカードはクレジットカードと同じ仕組みで決済されるため、上記のような伝え方をすれば、問題なく支払いができます。
ただし、「デビットカードで」とは伝えないほうが良いでしょう。
J-Debitと間違えられ、利用できないと言われる可能性があるためです。
また、タッチパネルで決済方法を選択するコンビニも増えていますので、その場合は「クレジットカード」を選んで支払いましょう。

支払回数は「1回」を選ぶ

デビットカードは、分割払いやボーナス払いができません。
コンビニに限らず、支払回数を聞かれたときは「1回」と答えましょう。

タッチ決済が可能なデビットカードもある

発行するデビットカードによっては、カードを読み取り端末にかざして非接触で支払う「タッチ決済」ができるものもあります。
その場合も同じように「Visaで」などと支払方法を伝え、読み取り端末にカードをかざしましょう。
「タッチ決済で」と伝えて支払いをすることもできます。

コンビニでデビットカードを使う時の注意点は?

コンビニでデビットカードを利用するときは、支払い方法や口座残高に気をつけましょう。

ほかの決済方法との併用はできない

デビットカードは、現金やプリペイドカードなどほかの決済方法との併用はできません。
たとえば、1,000円のお会計で600円はデビットカード、残り400円はクレジットカードで支払うといったことはできませんので、併用したい場合はお会計自体を分けましょう。

口座残高や利用限度額以上の支払いはできない

デビットカードは、その場で代金を口座から引き落として支払えるサービスです。
そのため、代金以上の口座残高がなければ決済できません。
普段から預金している銀行のカードなら残高不足の心配はないかもしれませんが、お金をあまり入れていない口座の場合は、残高不足に気をつけましょう。
口座残高に余裕があっても、デビットカードの利用限度額に達した場合は支払いができません。
利用限度額は1回ごと、1日ごと、1ヵ月ごとの金額を自分で設定でき、使いすぎや不正利用にそなえることができます。
あらかじめ初期設定額が決まっていることもあるため、高額の買い物をする場合は限度額を確認しましょう。
変更は専用Webページなどからいつでもできます。

デビットカード払いには手数料がかかる?

国内におけるデビットカードの利用は、手数料がかかりません。
発行手数料や年会費も基本的に無料ですが、銀行やカードランクによっては手数料が発生する場合もあります。
しかし、初回発行が無料でも、紛失して再発行する場合は手数料が必要なケースが多いです。
海外で利用する場合は、ATMでの現地通貨の引き出しやお店で買い物をした際に、為替レートに手数料が上乗せされます。
海外での利用は現金を持ち歩く必要がなく安心できますが、手数料がかかることを理解して使いすぎないように利用しましょう。

まとめ

デビットカードはほとんどのコンビニで利用でき、現金を持っていなくても口座からの即時引き落としで買い物ができる便利なサービスです。
利用するときは、「Visaで」「カードで」などと伝えて支払いをしましょう。
「デビットカード」と伝えると、J-Debitと間違われて利用を断られることがあります。
支払いに手数料はかかりませんが、残高不足や利用限度額オーバーで使えないことがあるため、気をつけて上手に利用しましょう。
執筆者:國村 功志(くにむら こうじ)
執筆者保有資格:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP®認定者、一種外務員資格
※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。
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