入院の平均費用や日数は?もしもの出費に備える方法
入院の平均費用や入院日数はどれくらいかかる?
平均的な費用
過去5年間に入院した経験のある人は全体の13.7%で、そのうち直近の入院で自己負担費用を払った人の平均金額は、20万8,000円でした。個別に見ていくと、最も多い金額が10~20万円未満の30.6%、次に多いのが5~10万円未満の25.7%です。入院日数が長くなると自己負担費用も高くなる傾向にあり、61日以上の入院の自己負担費用平均額は60万9,000円でした。
これらのデータを1日あたりの自己負担費用におきかえると、平均金額は2万3,300円となります。最も多いのは、1万~1万5,000円未満で24.2%、その次が4万円以上で16.0%、2万~3万円未満は12.8%と続きます。
平均的な入院日数
平均入院日数 |
|
20代 |
14.4日 |
30代 |
13.5日 |
40代 |
12.3日 |
50代 |
15.2日 |
60代 |
19.0日 |
入院費の支払いで利用できる公的制度
高額療養費制度
限度額適用認定証
高額医療費貸付制度
傷病手当金制度
1日当たりの金額=支給開始日前の継続した12ヵ月間の隔月標準報酬月額を平均した額÷30日×2/3 |
生活保護制度
突然の入院費の負担に備えるためには?
医療保険という選択肢
民間保険には、生命保険や損害保険、医療保険、がん保険などさまざまな種類があり、目的や保障内容に応じて選択できます。民間保険の加入は任意なので、自分に合ったものを選び、保険会社と契約する仕組みです。医療保険は商品によって保障内容が違いますが、入院や手術に伴い給付金が支払われるものや、入院後の通院で通院給付金が受け取れるものなどがあります。
最近は、日帰り入院でも保障される保険や手術給付金の対象手術の要件見直しも進んでいるようです。加入している医療保険があれば、どういった内容の商品に加入しているのか、1度確認しておくと良いでしょう。不足していると感じれば追加や見直しもできるので、保険会社に相談してみてください。
就業不能保険という手もある
平均入院費用や日数を知って万一に備えよう
執筆者:株式会社peekaboo
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