初ボーナスは一生に一度!すてきな使い方・残念な使い方とは?
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2020.7.9
新社会人として初めて受け取るボーナス!期待に胸が高まりますよね。初めてだからこそ「後悔しない使い方」をしたいと考える人は多いでしょう。今回は、初ボーナスのすてきな使い方とちょっと残念な使い方を紹介します。ボーナスが支給される前に、自分が納得できる使い道を見つけてみましょう。
初めてのボーナスどう使う?
2019年に消費者庁が1,888名(20~70代)を対象として行った「ゴールデンウィークの過ごし方及びボーナスの使途予定に関する意識調査」の結果によると、ボーナスの使い道(予定)として最も多かった回答は「貯蓄」で、その割合は全世代平均で29.7%、20代だけを見ると35.5%と高いものでした。
初めてもらうボーナスは、多くの新社会人にとって一種の達成感を味わえる「特別なお金」でもありますよね。堅実に貯蓄するのと併せて、せっかくだったら思い出に残る使い方をしたいものです。
「皆はこうしているから……」と周りに流される必要はありません。一生懸命働いて手に入れたボーナスでやりたいこと、買いたいものは人によって異なります。ひとつの正解がないからこそ、自分が納得いくボーナスの使い道を見つけましょう。
ボーナスのすてきな使い道4選
「使い道が決まらない……」と悩んでいる人のために、ボーナスをどのように使うか、その例を紹介します。ぜひ参考にしてください。
1.両親へプレゼントを贈る
生まれてから学生時代まで、お世話になった親から独立し、社会人として働き始めると、そのありがたみもしみじみとわかったのではないでしょうか。そこで、まとまったお金を使えるようになったこの機会に、これまでの感謝の気持ちとして親へプレゼントを贈ってみてはいかがでしょう。
学生時代には高価ゆえに手が出せなかったものや、親が好きなお花・食材などを買ってプレゼントすれば、「成長したね」と喜んでくれそうです。ちょっとしたメッセージカードや手紙を添えると、より喜んでもらえるかもしれませんね。
2.親子で旅行
初ボーナスを受け取り、その後に夏季休暇を控えている人も多いでしょう。自由に使えるお金と時間を有効活用したいという人は、親との旅行を企画してみるのもおもしろいのではないでしょうか。
親に喜んでもらえるのはもちろん、旅行なら自分も楽しめるので一石二鳥です。また5年後、10年後、社会人としての最初の年を振り返ったとき、「初ボーナスで家族旅行に行ったな」と思い出せるのも嬉しいですよね。
3.ブランド品など記念になるものを買う
初のボーナスですから、もちろん自分のために使ってもOKです。ずっと欲しかったブランドのバッグや、これからの生活をより豊かにしてくれそうな家電など、ちょっと高いけれど長く使えるものを初ボーナスの記念として購入するのもいいでしょう。
「こんなに高い物を買って大丈夫だろうか?」と不安になるかもしれませんが、小さい買い物や外食でお金がいつの間にか消えてしまうよりは、しっかりと形として残るお金の使い方のほうが思い出にもなり満足度も高いはずです。
自分へのご褒美として、普段より少し贅沢な買い物を考えてみませんか。
4.投資を始める
特にこれといって好きなお金の使い道が見つからないのであれば、将来を見据えてそのボーナスを活用してみてはいかがでしょう。その活用方法としてぴったりなのが投資です。
投資というと怖いと思う人も多いかもしれません。初心者は比較的低リスクで買える債券や投資信託、つみたてNISAなどから始めてみるのがいいでしょう。
もちろん投資ですので、投資額が目減りする可能性がありますが、実際に投資を行うことは自己投資にもなり、そこで得られるお金や経済の知識は大きな財産にもなります。その知識はこれからの長い社会人生活にも役立つことでしょう。
後悔するボーナスの使い方
さて続いては、後悔しがちな初ボーナスの使い方を紹介します。次のような初ボーナスの使い道は避けることで無駄遣いが防げます。
1.飲み会で消費
ボーナス前は「大事に使おう」と思っていても、事前に具体的な計画を立てておかないと、なんとなく日々の散財で使い切ってしまう可能性があります。
ボーナスを得た嬉しさから飲み会三昧といった状態では、有効に使っているとは言えませんよね。
2.洋服や家電製品を衝動買い
せっかくのボーナスだし何か買わなければ……という衝動にかられ、それほど必要でもない洋服や家電製品をつい買ってしまうのも無駄な消費となってしまいます。
実際に購入したら、2、3回しか着なかった、数回しか使用しなかったということにならないよう、本当にその服を着たいと思っているのか、その家電製品は使う目的がはっきりしているのか、購入する前にしっかり考えるようにしましょう。
3.リボ払いやキャッシングの返済に消える
一生懸命働いて得た初ボーナス。でも気がついたらクレジットカードのリボ払いやキャッシングの返済に消えていたというのは珍しい話ではありません。有効に使えないのは残念ですね。
もしすでに借入がある場合は、ボーナスを利用して返済を終えてしまいましょう。そして今一度、自分自身のお金の使い方を見直す機会にしてみてくださいね。
これから先、ボーナスを受け取るときに同じ失敗を繰り返さないためにも、普段からキャッシングやクレジットカード払いの利用は慎重に行いましょう。
思い出になるボーナスの使い道を見つけよう
初めてのボーナスは、人生で一度きり。自分が後から振り返って「よかった」と思える使い方をしたいものです。ボーナスの使い道は「人に話せるエピソードになるか」という基準で決めるのがひとつのポイント。初ボーナスの支給日前に、余裕を持って自分でも納得のいく使い道を計画しておきましょう。
執筆者:株式会社ZUU
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