社会人1年目の目標は?新社会人が立てておきたい目標例
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2020.7.7
社会人1年目は学ぶことが多く、長い社会人生活の中でもとても大切な時期。この記事では「あのとき、こうしておけばよかった」と後悔しないために、社会人1年目の新入社員に求められることは何なのか、またそれを踏まえたうえで仕事ではどんな目標を立てるべきか、その方法を紹介します。
社会人1年目の新入社員に求められること
社会人1年目は、目標設定が上手にできればモチベーションも上がり、仕事の質をきっと高められるはず。スタートダッシュでつまずくことのないよう、まずは次のことを心得ておきましょう。
時間厳守
新社会人に求められることは何も難しいことではありません。例えば、「時間厳守」がその1つと言えるでしょう。新入社員に限ったことではなく、社会生活で最低限守らないといけないルールです。新入社員は、「当たり前のことをきちんとやること」が求められます。
万が一、時間に遅れてしまった場合は、その理由に関わらず、言い訳をせずに謝罪の言葉を述べることも大切です。
報・連・相(ほうれんそう)
社会人生活で時間厳守と同じくらい重要なのが、上司や先輩社員への「報・連・相(ほうれんそう)」です。これは「報告・連絡・相談」のことで、仕事をスムーズに進めるうえで欠かせない3点セット。特に、トラブル発生時には、正確かつ迅速な報連相が求められます。
新入社員はまだ仕事のスキルが十分に身に付いていません。だからこそいつでも上司や先輩と情報共有をすることで、リスク回避をする必要があるのです。
最低限この2つを押さえたうえで、社会人1年目の目標を立てていきましょう。
新入社員が目標を立てるときに押さえておきたい3つのポイント
目標設定は、その内容次第で「仕事への向き合い方が変わってくる」と言ってもいいほど大事な取り組みです。ここからは目標を設定するうえでのポイントを紹介します。
背伸びすれば手が届く!現実的な目標を立てる
社会人1年目の新入社員が目標を立てるうえで大切なポイントが、現実的であることです。高すぎる目標は現実味がなく、達成できないとかえって仕事へのモチベーションが下がってしまいます。自信喪失にもつながりかねないので、頑張ることで達成できるような目標を立てるようにしましょう。
目標は具体的・定量的であればあるほどいい
目標は具体的に設定しましょう。5W1HのWho(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を意識すると目標が具体的になっていきますよ。
さらに定量的に(数量・数値として)目標を立てることで、進捗状況の確認がしやすくなります。自分が「いつまでに、何を、どれだけすればいいのか」が明確になり、結果として目標達成の可能性が上がるのです。
目標設定は一人だけでしない
もう一つ大切なことは「一人で決めない」ということです。仕事の目標であれば上司と相談したうえで、目標を設定するといいでしょう。さらに、先輩や同期などにもアドバイスをもらえれば、また違った視点が得られるはずですよ!
社会人1年目で立てておきたい目標例
ここからは具体的な目標例を挙げてみます。自分が目標を立てるときの参考にしてみてください。
頼まれたことを〇〇までに、必ずやりきる
「頼まれたことを期日までにやりきる」、これを徹底するだけも新入社員として及第点を与えられるでしょう。仕事をやりきる力は自分への自信にもつながり、社会人としての一生の武器になります。
さらに「もし期日までに難しいと判断した場合には、必ず報連相を行う」ということも目標に盛り込んでおくといいでしょう。
1ヵ月で得意先を〇回訪問し、〇件の新規契約を取る
これは営業職の典型的な目標例です。ポイントは定量的に目標を決めている点です。こうすることで日数と進捗状況とを比較しながら、目標の達成度合いを評価することができます。
〇月〇日までに〇〇の資格を取得するために、週〇時間勉強する
業種によっては入社後に資格を取らなくてはいけない場合もあるでしょう。特に金融業や不動産業などは、入社後も絶えず勉強が必要になります。このような労働時間外の目標についても考えておくと、スキルアップなど自己成長につながります。
会議で必ず〇回以上発言・質問する
新入社員といえども会社のメンバーの一人として、会議での発言を目標の一つとするのもいいでしょう。新入社員が的外れな発言をしてもそれは経験になりますし、強く咎められることはありません。さらに、ベテラン社員にはない視点を与えることが少なくありません。
皆が集まる場で、発言や質問をすることで存在をアピールすることにもつながります。何よりも、発言をするために業務内容を深く知り、調べ、考えることは大切なことです。
5年後、10年後、20年後の将来を見据えて
新入社員の目標設定は、「達成可能であること」「具体的かつ定量的であること」「周囲と相談して決めること」がポイントです。これらを意識しながら、自分で目標を設定するようにしましょう。
新入社員の時期は、実用的なスキルを学ぶことももちろんですが、仕事に対する考え方を学ぶ時期でもあります。目標管理をしっかり行いながら、仕事をするうえでの正しい考え方を身に付けるようにしましょう。それが、今後も続く社会人としての人生の糧となるはずです。
執筆者:株式会社ZUU
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