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キャッシュレス時代にぴったりの「デビットカード」ってどんな仕組み?

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キャッシュレス時代にぴったりの「デビットカード」ってどんな仕組み?
2021.9.1
クレジットカードや電子マネーなど、キャッシュレス決済の普及にともない「デビットカード」が注目されています。手持ちの現金がなくても買い物や飲食での支払いに利用でき、使い方も“支払い時に提示するだけ”とお手軽です。この記事ではデビットカードの仕組みのほか、メリットや注意点、カード選びのポイントをまとめてみました。

デビットカードとは?

デビットカードは、クレジットカードや電子マネー、バーコード決済などと同じくキャッシュレスで各種支払いが可能なカードのことです。加盟店であれば、コンビニ、スーパー、百貨店、飲食店などどこでも現金感覚で支払いを済ますことができます。

クレジットカードとの違い

デビットカードは、即時払い(即時振替)と言って支払いと同時に“カードと紐付けられている口座”からお金が引き落とされる仕組みで、クレジットカードのような“後払い”ではありません。支払い時点での口座残高が利用限度額になるので、自分の支払い能力以上に使い過ぎてしまう心配もありません。

電子マネーやバーコード決済との違い

電子マネーやバーコード決済のようなチャージは不要で、口座にお金を入れておくだけなので、収支を管理しやすいのも特徴です。一方で残高以上の支払いはできないため、いざというときに「使えなかった!」ということがないよう、残高不足には注意が必要です。

J-Debit(ジェーデビット)とブランドデビットの違い

デビットカードには「J-Debit(ジェーデビット)」と、VISA(ビザ)やJCB(ジェーシービー)などの加盟店で使える「ブランドデビット」のおもに2種類があります。
「J-Debit」は、銀行などの金融機関のキャッシュカードを各種支払いに利用できるサービスです。国内のJ-Debit加盟店で支払いが可能ですが、オンライン決済などは利用できないので注意しましょう。 もう一方の「ブランドデビット」は、VISAやJCBなどの加盟店において国内外のお店やネットショッピングで利用でき、海外ATMから現地通過でお金を引き出すことも可能です。ネット銀行から大手都市銀行まで、多くの銀行と提携して発行されています。

デビットカードのメリット

デビットカードの大きなメリットは、クレジットカードのようにVISAやJCBなどのブランド加盟店で使えながら、審査なしで申し込めることです。
クレジットカードは“後払い”のため「後日、代金を支払うことができるか」といった信用を見極めるための審査がある一方で、デビットカードの申し込み条件は一般的に次の2つです。 ・15歳以上(中学生は除く) ・普通預金口座を保有する カードによって多少の違いはありますが、引き落とし用の口座を持っていれば、高校生や未成年の大学生、支払い能力に不安のある場合など、クレジットカードを持てない人も申し込むことが可能です。

現金で払うよりおトク?さまざまな補償も

デビットカードは、残高以上の支払いができないことから使い過ぎを防止できるほか、カードによっては利用金額に応じてポイントが付与されたり、キャッシュバックがあったりとクレジットカードのような特典を受けられるものもあります。
さらに、ショッピング保険や不正利用補償などの付帯サービスがついているカードもあり、現金よりおトクに安心して使うことができると言えるでしょう。

デビットカードの注意点

注意したいのは、クレジットカードのように利用できるからといって分割やリボ払いの支払いには対応していないことです。また、一部デビットカードが使えないお店もあるので注意しましょう。

デビットカードが向いている人は?

デビットカードは残高以上の支払いができないので、カード払いでうっかり使い過ぎてしまうという人に向いているでしょう。またデビットカードの支払いを、“生活費を預けている口座”から引き落とすようにすれば、利用した分は明細に記録されるので家計管理にもぴったりです。
さらに最近では、ウイルス感染を防止する観点からもキャッシュレス決済が注目されています。デビットカードがあれば現金のやり取りが不要となるため、感染リスクも抑えることができるでしょう。

デビットカードの申し込みでは、ココをチェック!

基本的に年会費無料のカードが多いものの、なかには年会費や手数料がかかるケースもあります。カード選びでは、これらの費用が発生しないかチェックするほか、ポイントプログラムやキャッシュバックなどの特典が自分に合うものを探すといいでしょう。
また銀行によってさまざまなキャンペーンを実施しており、取引金額に応じて現金プレゼントを行っていることも!まずは普段利用している銀行にデビットカードがないかを確認し、さらにおトクなキャンペーンがあれば、新しくデビットカード(銀行口座)を持って家計管理のために使い分けてもいいでしょう。
これからのキャッシュレス時代にぴったりのデビットカードを探してみてくださいね。

執筆者:株式会社ZUU

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