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ネットで簡単!18歳でも作れる?デビットカードの作り方

この記事は8分20秒で読めます。
ネットで簡単!18歳でも作れる?デビットカードの作り方
2021.2.26
キャッシュレス決済の中でも幅広いお店で利用でき、チャージの必要もないデビットカード。クレジットカードを利用していて"もう一枚のカード"を検討している人や、年齢的にクレジットカードの申し込みが難しい人、どのキャッシュレス決済がいいか悩んでいる人は、デビットカードを検討してみませんか?この記事では、デビットカードの作り方や申し込みの流れについて、詳しく解説します。

デビットカードとは

デビットカード,作り方
デビットカードは、利用と同時に代金が口座から引き落とされるカードです。口座残高の範囲で利用することから、クレジットカードのように使いすぎてしまう心配がありません。
また、ATMでいちいちお金をおろす必要もありません。ネット通販などでも、クレジットカードと同じように使用できます。そのため、ATM手数料や代引き手数料を節約できます。
デビットカードは、クレジットカードが使える店舗なら基本的にどこでも使えます。世界中の加盟店で利用できるため、国内だけでなく海外旅行や海外出張の際にも便利です。

デビットカードは誰が作れるの?

デビットカード,作り方
(画像提供:miya227/stock.adobe.com)
デビットカードは、金融機関によって15歳もしくは16歳以上であれば基本的に申し込みが可能です。クレジットカードの申し込みは18歳以上としているカード会社が多いので、クレジットカードより作りやすいといえるでしょう。
また、クレジットカードを作ろうとする場合は、審査を受ける必要があります。そのため、発行までに時間がかかったり、場合によっては審査に通らずクレジットカードを発行できないこともあるでしょう。
一方で、デビットカードを作るのに基本的に審査は必要ありませんので、収入のない専業主婦(夫)や学生でも安心してカードを作れるでしょう(一部、所定の審査を行う金融機関があります)。ただし、15歳以上であっても、中学生はデビットカードを作れないのが一般的です。

【種類別】デビットカードの作り方

デビットカード,作り方
(画像提供:metamorworks/stock.adobe.com)
デビットカードは、「J-debit(ジェイデビット)」と「国際ブランド」の2種類に大別することができ、それぞれ作り方が若干異なります。また、クレジットカードと同様に「家族カード」を作成することができる場合もあるので、その違いについても紹介します。

J-debit(ジェイデビット)

J-debitは、キャッシュカードをデビットカードとして利用できるカードのことです。ATMからの現金の引き出しも、デビットカードとしてのキャッシュレス決済も1枚のカードで完結します。年会費・手数料は無料で、J-debitマークのある国内約45万ヶ所の加盟店で支払いが可能です。

J-debitの場合、キャッシュカードを作る時点でデビットカード機能に申し込んでいる可能性があり、その場合は手続きなしで、デビットカードとして利用できます(申し込んでいない場合は、別途手続きが必要です)。

国際ブランド

国際ブランドとは「VISA(ビザ)」「JCB(ジェーシービー)」などのことで、このデビットカードはそれぞれのブランドマークがある加盟店で利用できます。
国際ブランドのデビットカードを作る場合は、そのカードを発行する銀行で口座開設をしていても、改めてデビットカードを申し込む必要があります。

家族カード

一部のデビットカードでは、クレジットカードのように家族カードを申し込むことが可能です。家族カードとは、本カードに紐づけて申し込めるカードのことで、基本的に本カードと同じ機能・サービスを享受できます。
家族カードを作る場合、引き落とし先は本カードの持ち主名義の口座で統一されるため、本カードの持ち主が家族カードの申し込みを行います。

使えるところたくさん!今もっている口座で国際ブランドのデビットカードを作りたい!という人はコチラ

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(画像提供:kei907/stock.adobe.com)
今もっている銀行口座引き落としのデビットカードを作りたい場合、すでに利用できる(キャッシュカード作成時に申し込んでいる)可能性もあるので、まずはデビットカード機能を申し込んでいるかどうかを確認しましょう。

1.キャッシュカードにデビットカード機能がついているかどうかを確認する

(金融機関に問い合わせる/実際に利用してみる/マイページ等で情報を確認する)


2.デビットカード機能がついていない場合、申し込み

(店頭窓口で申し込み/電話で申込書類を依頼/Webのマイページから手続き/スマートフォンアプリで手続き)


3.デビットカード単体もしくは、デビットカード機能がついたキャッシュカード一体型の新しいカードが手元に届く

(金融機関によっては、カードが届く前にカード番号がわかることもある)

申し込み方法は、金融機関によって異なりますが、申し込みの際には、キャッシュカード情報の入力等が必要なので手元に用意しておきましょう。
店頭窓口で申し込む場合は、手続き中にわからないことがあれば相談できるので安心ですね。一方で、ネットやアプリで申し込む場合は24時間いつでも手続きできるのが嬉しいポイントです。店頭窓口に行く時間がない人は、インターネットで申し込みましょう。
新しくデビットカード機能がついたカードが届くまでには、1週間程度の時間がかかります。金融機関によっては、事前にデビットカードの番号がわかることで、申し込み後すぐにデビットカードとして利用できることがありますよ。

デビットカードと一緒に新しく口座も作りたい!という人はコチラ

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(画像提供:roman-motizov/stock.adobe.com)
まだ銀行口座を持っていない人や、作りたいと思ったデビットカードの銀行を利用していない場合は、口座開設とあわせてデビットカードを申し込みましょう。

1.金融機関で口座を開設する

(店頭窓口で申し込み/電話で申込書類を依頼/Webページから手続き/スマートフォンアプリで手続き)


2.あわせてデビットカードを申し込む

(J-debit/国際ブランド)


3.口座開設が完了し、デビットカードが手元に届く

(金融機関によっては、カードが届く前にカード番号のみわかることもある)

口座開設の際には、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。店頭窓口で申し込む場合は持参し、ネットやアプリで申し込む場合は手元に準備しましょう。店頭窓口で申し込む場合、事前に必要なものがないか持ち物を確認しておくとスムーズです。
金融機関によっては、テレビ電話で口座開設が可能な場合もあります。開設方法は、各金融機関のホームページで詳しく案内しているので、自分に合った方法で手続きを進めましょう。

家族にデビットカードを作りたい・持たせたいという人はコチラ

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(画像提供:milatas/stock.adobe.com)
家族に家計管理を任せるときや、子どもが海外留学に行くときなどは、デビットカードの家族カードがあると便利です。
1.家族カードの発行枚数や要件、発行にかかる手数料を確認

2.家族カードを申し込む

(店頭窓口で申し込み/電話で申込書類を依頼/Webのマイページから手続き/スマートフォンアプリで手続き)


3.家族カードが手元に届く
しかし、家族カードが作れるデビットカードは少なく、発行枚数の上限や、発行できる家族の年齢に制限があります。また、数千円程度の発行手数料がかかることもあるので、まずは金融機関のホームページで確認しましょう。

デビットカードはネットで簡単に作れる!

手元のキャッシュカードをデビットカードとして利用できる場合もありますが、国際ブランドのデビットカードは利用範囲がぐっと広がるので、新たに申し込んでみるといいでしょう。デビットカードはネットで簡単に申し込みができ、年会費や手数料がかからないタイプのカードも多いので、作っておいて損はありません。

執筆者:水瀬理子

ファイナンシャル・プランナー

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