まだ現金で支払っているの?キャッシュレス生活に変わるとこれだけ便利!
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2020.11.16
新型コロナウイルス感染拡大にともない生活様式が大きく変わろうとしています。その変化の一つに非接触で支払いが済むキャッシュレス決済が推奨されていることが挙げられるでしょう。現金払いをキャッシュレス払いに変更するメリットは「非接触になる」という衛生面だけではありません。では日常生活におけるメリットはどこにあるのでしょうか?今回は、キャッシュレス生活に変わることで得られるメリットや主なサービス、注意点について紹介します。
キャッシュレス生活のメリット
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キャッシュレス決済は、具体的にどのようなメリットがあるのでしょう。ここでは、主なメリットを3つご紹介します。
1.支払いが簡単になり時間の節約になる
キャッシュレス決済は「クレジットカードを提示する」「スマートフォンをかざしてQRコードを読み込む」など支払う際の手続きが非常に簡単です。財布からお札や小銭などの現金を出す手間が省け、時間の節約にもなります。
キャッシュレスに対応したセルフレジを導入しているコンビニやスーパーなどの店舗も増え始めており、会計時のわずらわしさも軽減するでしょう。
2.ポイントが付与される
キャッシュレス決済では、多くの場合、支払い時にポイントが付与されます。例えばクレジットカード決済であればカード会社独自のポイントがつくこともあります。またモバイルSuicaや楽天EdyなどにGoogle Payや楽天ペイを経由してチャージすることで、それぞれにGoogle・楽天のポイントが付与されるので直接チャージするよりもお得です。
3.財布が軽くスッキリする
財布がお札や小銭、キャッシュカード、クレジットカード、レシートなどでパンパンにふくれあがっている人はいませんか?ふくれあがった財布はかさばるため、バッグのなかでスペースを取ったり重く感じたりするものです。また整理できていないことでストレスになる場合もあります。
キャッシュレス決済にし、スマートフォンで一元的に管理すれば現金を持ち歩くことが不要なだけでなく、キャッシュカードやクレジットカードを持ち歩くことも不要になります。また、キャッシュレスアプリには支払い履歴が残るので家計簿をつけるのも簡単になります。
QRコード決済は多くのスマートフォンで行える
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2018年12月からはQRコード決済の「PayPay」がサービスを開始したことでQRコードを活用して支払うキャッシュレス決済が増加しています。スマートフォンにアプリさえ導入すれば簡単に支払い環境を作ることができます。
それでは代表的なQRコード決済のアプリを3つご紹介しましょう。
キャンペーンを頻繁に行い還元率も期待できる「PayPay」
QRコード決済の代表的なサービスと言えば、ソフトバンクグループ のPayPay株式会社が提供するアプリ「PayPay」です。2020年6月29日には、登録ユーザー数が3,000万人を突破し利用店舗は230万ヵ所以上となりました。ポイント増額キャンペーンが行われることも多いため、有効活用したいアプリだと言えます。
楽天での購入が多いなら「楽天ペイ」
楽天グループで買い物したり電子マネーの楽天Edyを活用したりしている人に相性の良いのが「楽天ペイ」です。使用することで、楽天スーパーポイントを貯めることができます。PayPayと同様にQRコード決済のほか、楽天ペイ経由でチャージしたSuicaや楽天Edyでの支払いも可能です。
LINEアプリで支払いができる「LINE Pay」
LINEの決済システム・LINE PayでもQRコード決済は可能です。わざわざアプリをダウンロードしなくても普段から使っているLINEアプリで利用できることもメリットと言えるでしょう。ポイントのチャージも簡単!支払い通知もLINEで届きLINEのヘビーユーザーはより便利さを享受できます。
利用者間で送金ができるため割り勘に便利
PayPay、楽天ペイ、LINE Payには利用者同士で送金する仕組みがあるため、立て替えや割り勘をする際に現金での細かいやり取りが不要です。現金では小銭が入ってしまうため面倒な細かい金額での割り勘も、QRコード決済ならスマートに行うことができるでしょう。
スマートフォンをかざすだけで支払いが済むサービス
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スマートフォンをリーダーにかざすだけで支払いが済むキャッシュレスサービス。ここでは、代表的なサービスを2つご紹介します。
電子マネー
2004年からNTT docomoが提供したサービスが「おサイフケータイ」です。当時はフィーチャーフォンをリーダーにかざして決済を行うことができましたが、その機能はスマートフォンにも引き継がれています。代表的なのがNTT docomoの「iD」です。
スマートフォンに「id」をインストールし手元にあるプリペイドカード・クレジットカード・デビットカードでチャージすることにより、スマートフォンを「お財布」のように使うことができます。
楽天Edyも同様で、こちらはプリペイド型の電子マネーです。楽天スーパーポイントのほか、さまざまな提携会社のポイントが貯まります。
交通系電子マネーでスムーズに乗車しよう
交通系電子マネーとは、電車やバスに乗ったときにカードやスマートフォンをリーダーにかざすことで乗車券として使えるだけでなく、対応している店舗では買い物や料金を支払うことができます。
いくつも種類がありますが代表的なものはSuicaやPASMOです。SuicaはJR東日本、PASMOは株式会社パスモがサービスを提供しています。
両方とも電車やバスなどの交通機関を利用するため、通勤時に使用している人も多いのではないでしょうか。JR各社でも同様のサービスを展開していますが、カードのみでモバイルが未対応というケースもあるので注意が必要です。
SuicaやPASMOはスマートフォンに対応しており「モバイルSuica」「モバイルPASMO」のアプリがあります。キャッシュカードやクレジットカードでチャージすることができ、アプリ内で定期券や電車のチケットなどを購入することが可能です。
またチャージした金額を電子マネーとしても活用できます。常に手元に持っているスマートフォンでの決済は、バッグから財布を出したり財布からお金を探したりする手間が省けるだけでなく、レジでの支払いもスムーズなのでとても便利です。
キャッシュレス決済の2つの注意点
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いいことづくしに思えるキャッシュレス決済ですが注意点もあります。主に以下の2つのようなことには気をつけましょう。
使った金額を把握しづらい
現金で決済する場合、財布のなかの金額は視覚的に把握することが可能です。ところがクレジットカードで支払う場合、「今月いくら使ったか」といったことが把握しづらくなります。そのため、つい湯水のごとく使ってしまい、明細が届いたときにその金額にがく然とした……なんてケースも少なくありません。
またモバイルSuicaなどでクレジットカードでのオートチャージを設定している人も注意が必要です。オートチャージとは、チャージ残額が一定の金額になると自動的にチャージされる便利な機能の一つです。
しかし使い方によっては、「いくら使ったか」「いくらチャージしたか」などが把握しづらくなるので、家計簿をつける習慣がない人や衝動買いしてしまう傾向が強い人は注意が必要です。心配な人は、定期的に利用明細をチェックして「1ヵ月にどのぐらい使っているか」を管理できるようにしましょう。
対応していない店舗・サービスもある
個人経営の飲食店や古くからのサービスでは、キャッシュレス決済に対応していない店舗もあります。また自分が使っている電子マネーサービスに対応していない可能性もあるでしょう。現金を持たずにスマートになることはメリットですが、実際に自分が使いたい店舗で使うことができないのでは本末転倒です。
店舗に入ったときやタクシーなどに乗る際、使う予定のキャッシュレス決済に対応しているかを事前に確認しておくと安心して利用することができるでしょう。
使い方を把握して便利なキャッシュレス生活を
(画像提供:karinrin/stock.adobe.com)
キャッシュレス生活は、手軽に利用できたりポイントの恩恵も受けられたりするなどメリットが多いサービスです。しかし少なからずデメリットもあります。そうしたデメリットを理解したうえで使えば、快適なキャッシュレス生活を送ることができることでしょう!
執筆者:株式会社ZUU
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