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キャッシュレスvs現金 使いすぎを恐れるなら「デビットカード」

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キャッシュレスvs現金 使いすぎを恐れるなら「デビットカード」
2019.11.28
最近は、世界的に急速にキャッシュレス決済へと移り変わりつつあります。しかし、お金を使っている感覚が失われることで、ついつい使いすぎを心配する人もいるでしょう。そんなときはデビットカードを使えば、使いすぎを防ぎつつキャッシュレスの波に乗れるかもしれません。

キャッシュレス化の波は止まらない

キャッシュレス決済とは、クレジットカードやデビットカード、モバイル決済、電子マネーといった現金を使わない決済のことです。2018年にはPayPayの100億円キャッシュバックキャンペーンが話題となり、キャッシュレス決済を始めた人も多いのではないでしょうか。
日本はキャッシュレス後進国といわれていますが、アメリカやヨーロッパでは現金決済ができない飲食店もあるほどキャッシュレス化が進んでいます。また、中国でもキャッシュレスが浸透し、屋台や募金もQRコード決済に対応しています。
こういった世の中の流れを見る限り、日本でも今後キャッシュレス化が進むことになるでしょう。一方で、日本には「現金が一番安心」という現金至上主義とでもいうべき価値観がいまだ根強くあります。

デビットカードとは?現金とクレジットカードのいいとこどり

デビットカードは支払うと同時に口座から使った分のお金が引き落とされます。現金を使わずカードで決済するため、使い勝手としてはクレジットカードと変わりません。
しかし、クレジットカードだと預金残高以上にお金を使いすぎてしまうリスクがあります。その点、すぐに引き落とされるデビットカードなら使い過ぎを心配する必要がありません。
デビットカードはクレジットカードのように利用金額に応じてポイントを貯められます。また、現金とは違ってATMから引き出す際の利用手数料も節約できます。
まさに現金決済のよさとクレジットカード決済の利便性を兼ね備えた存在がデビットカードといえるのです。

キャッシュカードとデビットカードの違いは?

デビットカードは、金融機関によっては、キャッシュカードの機能もある一体型とデビットカード機能のみの単体型の2種類があります。一体型、単体型両方とも海外のATMでは現地通貨を引き出すことが可能です。
デビットカードは、コンビニや飲食店、スーパーなど、クレジットカードが使える場所であれば基本的にどこでも使えます。また、ネットショッピングや、携帯電話料金、動画サイトの会費などもデビットカードで決済できます。
残高や利用状況はアプリで確認できるため、何にどのぐらいお金を使ったか把握できます。

デビットカードの注意点とは?デメリットはある?

メリットの多いデビットカードですが、クレジットカードと比較した場合にはデメリットもあります。
デビットカードとクレジットカードの仕組みの違いからして明白ですが、デビットカードでは銀行残高以上の買い物はできません。クレジットカードなら、銀行残高が足りなくてもカード決済できますし、キャッシングサービスを使えば必要なタイミングでお金を借りることも可能です。
デビットカードには、キャッシングサービスやリボ払いサービスはありません。即時引き落としには安心感もありますが、場合によっては不便なこともあります。また、デビットカードではETCカードを発行できません。なぜならETCカードは後払いが原則だからです。
自分のお金の使い方を考えてどちらのほうが使い勝手がいいのか判断しましょう。

デビットカードの申し込み方法は?すぐに使える?

デビットカードは金融機関のホームページから申し込めます。他にも店頭窓口や郵送でも申し込み可能です。
申し込みの際には、銀行口座や本人確認書類が必要です。カード発行までには数週間ほど時間がかかるため、余裕を持って申し込みましょう。

デビットカードで安心してキャッシュレス決済を

キャッシュレス決済のひとつであるデビットカードは、クレジットカードでの使いすぎが心配な人にぴったりのカードです。アプリを使って購入履歴をリアルタイムで確認できるため使いすぎを防ぐ効果も期待できます。
技術の進歩によって決済方法をはじめ私たちの生活は大きく変わりつつあります。変化を柔軟に受け入れつつ、自分にあった決済方法を選んでください。

執筆者:株式会社ZUU

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