20代は「自己投資」の視点で!外貨預金で身につく経済知識と金融スキル
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2020.4.10
20代の早いうちから金融商品に関心を持つのはとても素敵なことだと思います。なぜなら金融商品への投資を始めると経済や金融市場の動向などビジネスに役立つ知識を身に付けられるからです。普段は取っつきにくい投資ですが、「お金と賢く付き合う自分を作りあげるための自己投資」と捉えると、少し始めやすいかもしれません。
「自己投資×金融投資」が未来を形成する
自己投資とは、自分の成長のために時間やお金を使うことです。勉強をして資格を取ったり、仕事のモチベーションアップに繋がる洋服を買ったり、自分のためになる様々な行動がこれにあたります。将来のために「お金と賢く付き合える自分を作りあげること」も自己投資の1つです。
お金は生きるための手段の一つで、生活に欠かせないものです。だから、今後の人生をより豊かにするために、お金と賢く付き合っていくための勉強に時間やお金を使うのは大事な自己投資でしょう。
「投資」というと、取っつきにくい印象をお持ちの方もいるかもしれません。でも、投資は正しい知識を身につければ怖い物ではありません。商品の価格形成に理由があるように、物事には因果関係があり、投資商品の価格変動にも要因があります。
投資を理解するにはこういった仕組みを理解することが必要です。例えば、円高や円安といったニュースをよく耳にすると思いますが、いわゆる「為替」は各国中央銀行の政策や経済動向、輸出入戦略や国家財政の運営状況などマクロ経済の動向を色濃く反映します。
投資家の心理的な要因により相場が変動することもあるため、全てを把握することは難しいですが、絡み合う複雑な要因を丁寧に解きほぐし、ひとつひとつに目を向ければ大きなトレンドを理解できるようにはなれるはずです。
このように投資や世界の情勢を学ぶため、今回は身近で分かりやすい「外貨預金」についてのお話をしましょう。
例えば、今皆さんの円預金を全て米ドルに交換したとします。円預金を全て米ドルにです。そうすると、アメリカの経済動向、大統領選挙の行方、米中貿易戦争も、自分の事のように気になると思います。
自分のお金で投資することで、勉強せざるを得ない環境を作ることができるでしょう。実際は自分の円預金を全て、というのはリスクがあり難しいですよね。なので、余裕資金の中で少額でも、自分自身が気になってしまうくらいの金額で始めることで、目にする情報・耳にする情報のアンテナの感度が高まるはずです。
外貨預金で身につく金融スキル
ここまで為替のお話をしてきましたが、実際には外貨預金という金融商品になります。外貨預金とは、日本円を外国の通貨に換えて預金をすることです。このとき、米ドルなどの外国の通貨と日本円を交換する際の比率を「為替レート」と呼びます。
朝のニュースで「本日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル111円30銭」などと、何やら難しい用語を耳にしたことがありませんか?このドル円相場が為替レートであり、為替レートは、政治動向や国の景気、経済状況など様々な要因で常に変動しています。
外貨預金を始めると、「この社会的な出来事によって、為替はこう動くのか」というように、情報同士が頭の中でリンクします。
これまで目にしたり耳にしたりしても素通りしていた情報への関心が高まると思います。なぜ為替が動くのか、その背景にある要因が気になってくるはずです。
例えば、オリンピックや大国の首長選、各国の輸出入戦略や国家財政の運営状況など、今までちょっと他人事だったニュースに敏感になるでしょう。こういったことの積み重ねで自然と知識が身につくわけです。
外貨預金のリスク
外貨預金が金融商品である以上、リスクについても知っておかなければなりません。外貨預金には為替差益・為替差損が生じます。円高になれば、損が出るわけです。あくまで運用は余裕資金で行いましょう。
他にも、外貨預金特有の手数料が発生することなど、いくつかの注意点があります。大切なのは、知識を身につけ、リスクを理解して投資を行うことです。
外貨預金で見える新しい世界
外貨預金によって身につけた金融スキルは、仕事やプライベートなどさまざまな場面で役立つことでしょう。何より、投資を始めることで自分自身の知識量が飛躍的に増えることを実感できるはずです。
外貨預金で新しい世界が見えるようになれば、それだけ人生の選択の幅も広がります。20代の貴重な時間を有意義に過ごすため、「自己投資=金融投資」として外貨預金の世界をのぞいてみると、また新たな世界が広がるかもしれません。
執筆者:株式会社ZUU
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