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初任給はどれぐらいもらえる?家計のシミュレーションが大切!

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初任給はどれぐらいもらえる?家計のシミュレーションが大切!
2020.7.10
日本の社会人1年目の初任給は20万円程度。一人暮らしの場合、手取り月収の中から家賃や水道光熱費、食費や通信費などさまざまな出費が発生するため、おしゃれや交際費、貯蓄までお金をまわす余裕があるのかな……?と不安な人もいるかもしれません。自分の手取り月収をもとにシミュレーションをして、具体的な計画を立ててみましょう。

みんなはどれくらいもらってる?平均初任給と手取り額

厚生労働省の調査によると、新卒、社会人1年目の平均初任給は以下のとおりです(ただし残業手当などは含まれていません)。大卒の場合、大体20万円ほどが初任給の平均額と言っていいでしょう。
2019 男性 初任給
女性 初任給
大学院修士課程修了 23万9,000円
23万8,300円
大学卒 21万2,800円
20万6,900円
厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」より
ここから、所得税や社会保険などを差し引いた額が支給されます。このお金を可処分所得(手取り月収)と言い、手取り月収は一般的に総支給額の75~85%となります。そこで先ほどの平均初任給から、80%を「手取り」として算出すると以下の通りとなります。
2019 男性 手取り
女性 手取り
大学院修士課程修了 19万1,200円 19万640円
大学卒 17万240円
16万5,520円
一人暮らしなら、この中から家賃や水道光熱費、食費などを捻出することになります。社会人1年目で、貯蓄をはじめようと思う人も多いかもしれませんが、一体どの程度可能なのでしょうか。

自分の家計をシミュレーションしてみよう

ここからは初任給を踏まえて、生活のパターン別に毎月の支出内訳をシミュレーションしてみます。これから一人暮らしを計画している人はもちろん、現在一人暮らし中の人は自分の家計と比べてみてくださいね。
ここでは前述の通り初任給を20万円、手取り月収を16万円と設定しています。
また、固定費として家賃を5万5,000円(総務省「平成 30 年住宅・土地統計調査」2018年の借家1カ月平均家賃・東京)、水道光熱費と通信費は7,000円(総務省「家計調査」2019年・単身世帯34才までの平均)をベースで設定してシミュレーションします。

自炊する場合:食費・交際費を抑えられる分、貯蓄にまわせる!

家賃に次いで、生活費の大きな部分を占める食費や交際費を抑えられると、かなり貯蓄にまわすことができるでしょう。
  • 家賃:5万5,000円
  • 水道光熱費:1万円
  • 食費:3万円
  • 通信費:7,000円
  • 日用品費:4,000円
  • 交際費:1万5,000円
  • 被服費:7,000円
  • その他(交通費や保険料など):1万5,000円
  • 貯蓄・予備費:1万7,000円
合計:16万円
自炊ということで食費を3万円で設定、水道光熱費はベースよりやや高く設定しています。食費は、週末に1週間分の買い物をするなどして抑えられるといいですね。高めのスーパーで食材をそろえればすぐに予算オーバーしてしまうので注意しましょう。
このペースで貯蓄できれば、半年ほどで10万円を貯めることができるので、冠婚葬祭やまとまった出費にも対応できそうです。

外食・会食が多い場合:交際費などがかさみ、貯蓄はほとんどできないかも……

外食や会食が多い場合は、毎食のようにお金がかかるため食費と交際費がかさみます。お昼に会社近くのお店へランチに行ったり、毎週末遊びに出かけたり会食していては、被服費や娯楽にかかる費用などを抑えないと、貯蓄はほとんどできないでしょう。
  • 家賃:5万5,000円
  • 水道光熱費:7,000円
  • 食費:2万5,000円
  • 通信費:7,000円
  • 日用品費:4,000円
  • 交際費:4万円
  • 被服費:1万円
  • その他(交通費や保険料など):1万円
  • 貯蓄・予備費:2,000円
合計:16万円
「若いうちはお金を使ったほうがいい」とも言われますが、最低限、結婚式に呼ばれたときのお祝いや、出張での立て替えなど、必要なときに必要なお金が引き出せないのは心もとないですよね。少しずつでも貯蓄にまわせるように工夫をしたいものです。

貯蓄する場合:手取りの1/4を設定できればかなり貯蓄できるけれど……

確実に貯蓄したいという場合は、収入から先に貯蓄額を差し引いてしまいましょう(先取り貯蓄)。一般的に一人暮らしの場合「収入の1/3を貯蓄できるとよい」と言われていますが、新入社員の皆さんは何かと難しいこともあるでしょう。ここでは1/4を貯蓄に設定しました。
  • 家賃:5万5,000円
  • 水道光熱費:7,000円
  • 食費:3万円
  • 通信費:4,000円
  • 日用品費:4,000円
  • 交際費:5,000円
  • 被服費:5,000円
  • その他(交通費や保険料など):1万円
  • 貯蓄・予備費:4万円
合計:16万円
交際費は週末にお茶をする程度、洋服はセールでまとめて購入し、通信費も家でのネット契約はせず格安スマホのみにするなど、かなりの節約が必要となりますが、しっかりと貯蓄分を確保できそうです。
ただし、若いうちしか経験できないこともたくさんあるので、特別な目標や計画がある場合を除いては貯蓄分をその他にまわしたり、投資などをはじめてみてもいいでしょう。

家計をシミュレーションして、自由に使えるお金を意識しよう!

生活パターン別にお金の使い道をシミュレーションしてみました。こうしてみると家賃が毎月の支払いの大部分を占めていることが分かります。物件選びや、その他の固定費の見直しだけでも、毎月貯められる金額が変わってきますよ。
また、最近では格安スマホに乗り換えるなどして通信費を抑えている人が多い一方で、サブスクリプションサービスの利用によって毎月の固定費が無自覚に増えている人も多いのではないでしょうか。必要なもの、不要なものを見極めて、後悔しないようなお金の使い方を今から実践しましょう!

執筆者:株式会社ZUU

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