デビットカードはネットショッピングにもおすすめ!使い方や不正利用被害を防ぐための対処方法も解説します
便利なサービスですが、不正利用を防ぐための対策はしておきましょう。
それでも被害に遭った場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。対処方法を知っておけば、万が一のときでもスムーズに行動できます。
デビットカードはネットショッピングでも使える!
ご自身のカードがネットショッピングで使えるものか確認しましょう。
デビットカードの種類は2つ
デビットカードは次の2種類があります。
- ブランドデビット:Visa、JCB、Mastercard®など国際ブランド加盟店で利用できるカード
- J-Debit:銀行のキャッシュカードにJ-Debit機能を追加したカード
どちらも決済と同時に代金が銀行口座から引き落とされるサービスで、利用できる金額は預金残高の範囲内に限られます。
特徴は即時払い方式であることで、コンビニやスーパーなど、さまざまなシーンでクレジットカードと同じように利用できます。
しかし、ネットショッピングで利用できるのは、ブランドデビットのみです。
どのように利用するのか、不正利用の対処方法も含め、ここからはブランドデビットについて解説していきます。
デビットカードをネットショッピングで使う方法
決済方法の選択画面で「クレジットカード決済」を選び、以下の情報を入力して決済を完了させます。
- カード番号
- 有効期限
- カード名義
- セキュリティコード
ネットショッピングでは、第三者による不正利用を防止するため、加盟店によってオンライン認証を求められることがあります。
このような不正利用対策のシステムがあるため、安心して利用できます。
デビットカードを利用するメリットと注意点
デビットカードの利用にあたっては、メリットだけでなく注意点も知り、クレジットカードと使い分けることも考えてみましょう。
デビットカードのメリット
まずは、どのようなメリットがあるのか確認しましょう。
15歳以上(中学生は除く)なら与信審査なしで基本的に誰でも作れる
クレジットカードと違い、デビットカードは与信審査がないため、年齢要件さえ満たせば、基本的には誰でも発行できます。
年齢要件は金融機関によって異なる場合がありますが、一般的には15歳以上(中学生は除く)です。
そのため、高校生や大学生、主婦(夫)でも作ることができ、現金不要で買い物ができるようになります。
利用できる金額は預金残高の範囲内のため使いすぎを防げる
デビットカードは、預金残高を超える支払いはできません。
そのため、使いすぎを防げるというメリットがあります。クレジットカードだと預金残高がなくても利用でき、使いすぎてしまうこともあります。
デビットカードは預金残高がなければそもそも決済ができませんので、持っているお金以上に使ってしまう心配がありません。
また、その場で預金口座から引き落とされるため、お金の管理もしやすいです。支払い直後からネットバンキングで引き落としを確認でき、利用金額がすぐにわかります。
デビットカードを利用するときの注意点
デビットカードは、1回払いにのみ対応しています。クレジットカードのように分割払いやリボ払いはできませんので、預金残高の範囲内で利用しましょう。
即時引き落としでお金の管理もしやすいため、少額のお買い物はデビットカード、高額のお買い物はクレジットカードといった使い分けをしても良いでしょう。
デビットカードの不正利用被害を防ぐには
デビットカードのセキュリティはクレジットカードと同様に、補償制度が付帯されていることが多いです。
しかし、不正利用被害など危険性がないとは言い切れません。万が一の場合に備えて個人でもできる対策をしておきましょう。
海外での利用機能を停止しておく
デビットカードには、海外のATMで現地通貨を引き出せる機能が付帯している場合が多いです。
便利な機能ですが、普段は海外での利用機能をオフにしておき、海外への旅行や出張、留学の際にだけ利用できる状態にするほうが安全性は高まります。
また、海外サイトでネットショッピングをしないのであれば、海外ショッピングの限度額を0円に設定しておくことで、不正利用のリスクを下げられます。
利用限度額を設定する
あらかじめ限度額を設定しておけば、もしも不正利用をされてしまっても被害額を最小限に抑えられます。
設定した利用限度額以上の買い物に利用すると支払いができませんが、限度額の変更は専用のWebページなどからいつでもできます。
紛失した際の問い合わせ先を確認しておく
デビットカードを紛失してしまった場合に備えて、問い合わせ先は確認しておきましょう。
カードの裏面にコールセンターの電話番号が記載されていることも多いですが、紛失時には確認できません。
そのため、あらかじめ銀行のホームページなどで問い合わせ先を把握しておきましょう、そうすれば、万が一のときでも落ち着いて対応できます。
身に覚えのない引き落としがあった場合の対処方法
備えをしていても不正利用の被害に遭う可能性はゼロではありません。
もし身に覚えのない引き落としがあった場合、まずはカードの利用停止をし、警察にも届出をしましょう。
銀行の紛失・盗難受付デスクに連絡して利用を停止する
デビットカードの紛失や不正利用に気づいたら、すぐに銀行の紛失・盗難受付デスクに連絡しましょう。
カードの利用停止をすることで、それ以上の被害拡大を防げます。通常、紛失・盗難の用件は24時間受付をしていますので、夜中でも気づいた時点で連絡することが大切です。
警察に紛失・盗難の届出をする
デビットカードの利用停止手続きが完了したら、警察に紛失・盗難の届出をしましょう。
仮に不正利用で損害が発生した場合、補償を受けられる可能性がありますが、警察への届出が必要になる場合がほとんどです。補償を受けるためにも届出は早めにしておきましょう。
ただし、他人にカードを貸していたり、カードの裏面にサインをしていなかったり、利用者に過失があると判断された場合は補償されないこともあるので注意しましょう。
まとめ
デビットカードは、VisaやJCBなどのブランドデビットであれば、ネットショッピングにも利用できます。
支払いは預金残高の範囲内で即時引き落しされるので、使いすぎを防ぎ、お金の管理もしやすいサービスです。補償制度も付帯しており、安心して利用できます。
しかし、万が一に備え、普段は海外での利用機能をオフにしたり、利用限度額を設定したりすることで、不正利用対策をしておきましょう。
仮に被害に遭った場合は、カードの利用停止と警察に届出をすることが大切です。
デビットカードは1枚持っておくと便利に買い物ができるので、店舗でもネットでもショッピングの際に利用してみてください。
執筆者保有資格:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP®認定者、一種外務員資格
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(2023年4月24日現在)