クレカのゴールドとプラチナ、特典や年会費はどのくらい違うの?
この記事は6分00秒で読めます。
2020.1.24
所有しているだけでステータスになるプラチナカード。若手社会人なら憧れを抱く方が多いのではないでしょうか。今回は、ゴールドカードとプラチナカードの違いや、プラチナカードならではのサービスについてわかりやすく紹介します。ぜひ持つ将来を考えて、参考にしてください。
クレジットカードにはグレードがあることが一般的
大学進学や就職のタイミングで、口座開設するとともにクレジットカードを作る人も多いのではないでしょうか。信用に基づいて後払いで買い物ができるクレジットカードは、現金を持ち歩かなくていいため非常に便利です。ネット通販や海外旅行でよく利用するという人も多いでしょう。
多くのカード会社では、クレジットカードにグレードを設けています。普通のクレジットカードの次のグレードは、ゴールドカードです。そして、ゴールドカードよりさらに上位のクレジットカードが、プラチナカードになります。
同じカード会社でも、グレードによって年会費や審査基準、サービス内容は大きく異なります。
プラチナカードよりさらに上がある?
ではプラチナカードが最上位かというと、そうではありません。プラチナカードの上をいくカードがあるのです。それがブラックカードです。
ただし、すべてのカード会社がブラックカードを発行しているわけではありません。ブラックカードがないカード会社では、プラチナカードが最上位という場合もあります。また最近では、富裕層向けにブラックカード以上の特典を用意するカード会社も出てきています。
ただし、一般的には「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」の順にグレードが上がっていくことを押さえておけば問題ないでしょう。
ゴールドカードとプラチナカードの年会費を比較
普通のクレジットカードでは、年会費が無料のカードもたくさんあります。しかし、ゴールドカードやプラチナカードでは、年会費がかかるのが一般的です。
ゴールドカードの年会費は1万円から3万円程度ですが、特典が充実しているゴールドカードは3万円以上の年会費がかかることも。最近では、ネット銀行を中心に数千円で作れるゴールドカードも増えてきていますが、年会費が安いとそれだけ特典も少なくなる傾向があります。
ゴールドカードを持つステータスを得たいのか、充実した特典がほしいのか、自分の目的に応じて選ぶようにしましょう。
これに対して、プラチナカードの年会費は2万円から5万円程度です。また、高級なプラチナカードの場合、年会費が10万円以上ということもあります。
最近はお金持ちでなくともゴールドカードを持っている人が多くみられます。ところがプラチナカードとなると話は違ってきます。プラチナカードはカード会社からの招待を受けないと持てないケースもあり、社会的ステータスがぐっと高くなります。
プラチナカードの人気特典その1「コンシェルジュサービス」
高いステータスの人たちが持つプラチナカードには、さまざまな特典があります。特に有名なのがコンシェルジュサービスです。
主にホテルの手配・高級レストランの予約・航空券の手配・ギフトの手配などを任せることができ、24時間365日個人秘書のようにきめ細やかな対応をしてくれます。
ホテルや高級レストランの予約がとれない場合は、コンシェルジュに相談です。プラチナカードの会員向けに空室・空席を用意していることがあるため、自分では部屋や席を確保できなかったのに、コンシェルジュサービスを利用するとあっさり手配できたということもあります。
電話がつながりにくい有名店でも、コンシェルジュサービスに予約を任せれば安心です。ほかに、ホテルの部屋や飛行機の席が無料でアップグレードされることも。数日間の旅行のプランニングや予約を依頼することもできます。
ギフトの手配は、「1万円程度で失礼のない手土産を」といった漠然とした要望でもかまいません。コンシェルジュが最適なギフトを選び、予約まで完了させてくれます。
わずらわしい雑事をコンシェルジュサービスに一任すれば、自分はより価値の高いことに時間を使うことができます。そのため、コンシェルジュサービスは富裕層や経営者、忙しいビジネスパーソンに絶大な人気を誇ります。
プラチナカードの人気特典その2「トラベルサービス」
プラチナカードでは、ゴールドカードと比較してトラベルサービスが充実しています。クレジットカード付帯の海外旅行保険があっても保障内容が十分ではないことから、海外旅行のたびに個人で海外旅行保険に加入している人も多いでしょう。
しかしプラチナカードの海外旅行保険は保障内容が充実していて、国内旅行やショッピングに関連する保険が付帯されていることもあります。空港ラウンジを利用することもでき、アルコールを含めたフリードリンクや軽食を無料で楽しめます。
出張や旅行で飛行機を利用する機会が多い人には、かなりお得なサービスといえるでしょう。これだけで年会費分の元は取れるかもしれません。
手頃なゴールドカード、質の高いプラチナカード
ゴールドカードは、年会費を負担することで比較的簡単に作れるのが魅力です。ただし、プラチナカードのような充実した特典があるわけではありません
一方プラチナカードは、コンシェルジュサービスをはじめとした質の高い特典が魅力ですが、年会費の負担が大きく審査基準も厳しくなります。また、カード会社からの招待を受けなければ作成できないこともあるので、若いうちは敷居が高いカードといえるかもしれません。プラチナカードを持つことを夢見て、仕事を頑張ってみてはいかがでしょう!
執筆者:株式会社ZUU
※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。
- 本サイトの記事は情報提供を目的としており、商品申込等の勧誘目的で作成したものではありません。
- また、一部、当行にて取り扱いのない商品に関する内容を含みますが、商標登録されている用語については、それぞれの企業等の登録商標として帰属します。
- 記事の情報は当行が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その確実性を保証したものではありません。
- 記事は外部有識者の方等にも執筆いただいておりますが、その内容は執筆者本人の見解等に基づくものであり、当行の見解等を示すものではありません。
- なお、記事の内容は、予告なしに変更することがあります。
あわせて読みたい
株式会社 三菱UFJ銀行
(2022年3月28日現在)