ポイントとマイル、どちらを選んでどう使う?
この記事は4分40秒で読めます。
2020.1.7
クレジットカードの利用で貯まるポイントやマイル。商品と交換できたり、いろいろなサービスが受けられたりするので、毎月貯まっていくのを楽しみにしている人も多いかもしれませんね。でも、クレジットカード会社によって制度が異なるので、何を選んでどう使えばよいのか迷ってしまうことも。そこで、今回はポイントとマイルそれぞれの違いやメリットを解説!より自分に合うものを選び、活用するためにも参考にしてみてください。
ポイントとマイル、それぞれの特徴とは?
初めに、ポイントとマイルの特徴を確認しておきましょう。
ポイントの特徴
ポイントは、買い物や公共料金の支払いなど日々のクレジットカードの利用で貯められます。クレジットカードの種類によっては、飛行機の利用でポイントを貯めることも可能。貯まったポイントは、クレジットカード会社が提供する商品や商品券などに交換できます。
マイルの特徴
マイルの正式名称は「フライトマイル」です。「飛行機に乗った区間距離に応じてマイルが貯まる」というのがフライトマイルの基本。
ちなみに同じ区間距離であっても、予約クラスなどに応じて設定された積載率によって、貯まるマイルには差が生じます。エコノミークラスよりもビジネスクラスの積算率が高いのが特徴です。また同じクラスであっても、予約変更や払い戻しが可能な普通運賃の場合は積算率が高く、予約変更や払い戻しができない割安な航空券の場合には積算率が低くなります。
ほかにもマイルは、買い物などのクレジットカード利用でも貯められ、航空券や飛行機の座席のアップグレード、電子マネーなどに交換することができます。
ポイントとマイル、メリットと注意点を確認しよう
ポイントとマイル、それぞれのメリットや注意点についても確認しておきましょう。
商品や商品券を受け取りたいならポイント
ポイントは、クレジットカード会社の提供する商品や商品券に交換することができます。カード会社によっては、ポイントの有効期限が無期限となっているところもあるため、「長い期間をかけてポイントを貯めたい」と考えている人にはピッタリですね。ポイントは商品だけでなく、マイルや電子マネーなどに交換できるクレジットカードもあります。各クレジットカード会社がさまざまなサービスを提供しているので、それぞれのサービスを比較してみるといいでしょう。
なお、マイルに交換する際「ポイント移行コース」に登録が必要なものもありますので、事前に確認しましょう。
航空会社のサービスをよく使う人はマイル
航空会社のサービスをよく使う人はマイルを貯めた方が断然お得です。例えば、貯めたマイルを使って無料で飛行機に乗ることができたり、座席のアップグレードをしたりすることにも使えます。「旅行はしたいけれど航空券代を節約したい」「飛行機に乗るときは快適な座席に座りたい」という人はマイルを貯めた方がいいでしょう。
注意点は、例えばマイルの利用で航空券は無料になっても、ホテル代などの費用は自己負担する必要があることです。場合によっては、航空券とホテル代のセットツアーの方が安くなることもあります。
また、マイルの有効期限にも気をつけなければいけません。利用月から36ヵ月後の月末までを有効期限としている航空会社もあります。
マイルをポイントに変えたい場合は、交換レートを必ずチェックしましょう。全日空ではマイルからTポイントに交換する場合、3万マイル以上の部分については1万マイル=5,000Tポイントとなります(同一年度内での交換の場合のみ)。同一年度内で2万マイルまでであれば1万マイル=1万Tポイントと交換可能です。
Tポイントなどへの交換を目的としている場合、同一年度で2万マイル以上交換しようとするとレートが半分になってしまいます。マイルをたくさん貯めて一気に交換しようと思っている人は注意しておきたいですね。
自分のニーズに合ったカードを選ぼう!
普段のショッピングでポイントをコツコツ貯めたい場合は、よく行くデパートや商業施設で発行しているクレジットカードがお得になります。一方、旅行や出張で飛行機を頻繁に利用する人は、航空会社から申し込めるクレジットカードでマイルを貯めていくのが有利と言えるでしょう。
「自分はどんな使い方をしたいのか」をよく考えて、ポイントかマイルどちらを貯めるのかを検討してみてください。
執筆者:株式会社ZUU
※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。
- 本サイトの記事は情報提供を目的としており、商品申込等の勧誘目的で作成したものではありません。
- また、一部、当行にて取り扱いのない商品に関する内容を含みますが、商標登録されている用語については、それぞれの企業等の登録商標として帰属します。
- 記事の情報は当行が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その確実性を保証したものではありません。
- 記事は外部有識者の方等にも執筆いただいておりますが、その内容は執筆者本人の見解等に基づくものであり、当行の見解等を示すものではありません。
- なお、記事の内容は、予告なしに変更することがあります。
あわせて読みたい
株式会社 三菱UFJ銀行
(2022年3月28日現在)