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銀行で投資!メリット・デメリットを把握して自分にぴったりの運用方法を見つけよう

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銀行で投資!メリット・デメリットを把握して自分にぴったりの運用方法を見つけよう
  • 2021年1月18日
  • 2024年2月22日
給与の受取りや、クレジットカードの引落し、各種支払いの振込みなど、多くの人が日頃から銀行を利用しているでしょう。私たちの生活になじみある銀行で、投資をはじめとした資産運用ができることを知っていますか?この記事では、銀行で投資を始めるメリットと注意点を紹介します。

銀行で資産運用するメリット

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(画像提供:studiopure/stock.adobe.com)
銀行は、引出しや振込みなどの取引以外にも、住宅ローンや教育ローンについて相談できるなど、人生のさまざまなシーンで頼れる存在と言えるでしょう。銀行で資産運用を取り組むことは安心感があり、もしものときにもお金のことを幅広く相談できるメリットがあります。

インターネットバンキングは便利!窓口でもっと安心!

最近では、多くの銀行でインターネットバンキングを提供しており、残高照会や振込みはもちろんのこと、投資信託や外貨預金といった金融商品の取引も可能です。窓口よりも取引手数料がおトクな上、自宅や外出先で24時間365日いつでも利用できるのは忙しい現代人にぴったりでしょう。
一方で、資産運用に興味があるけれど、どんな商品を選んだらいいか分からない、自分に適した商品を知りたいという人は銀行窓口で相談することもでき、どちらも利用しやすいのが銀行の魅力です。

銀行で資産運用するデメリット

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(画像提供:takasu/stock.adobe.com)
一方で、銀行で投資(購入)できる代表的な金融商品は、投資信託や外貨預金などで、株(株式)の購入はできません。商品数はネット証券のほうが圧倒的に多く、銀行で取り組む場合には、選択肢が狭まるといったデメリットが考えられるでしょう。
裏を返せば選択肢が限られることで、どんな商品を選べばいいか悩みすぎたり、結局どれがいいのか分からなくなったり、といったことを避けられるでしょう。特に初心者の場合は、厳選されたラインナップの中から選び、知識や経験を踏まえたところで、幅広い商品の中から検討してみるといいでしょう。

銀行で取引できる投資商品はどんなもの?

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(画像提供:buritora/stock.adobe.com)
銀行では、どのような商品に投資できるのでしょうか。商品の一例とその特徴についてチェックしていきましょう。

投資信託

ファンドとも呼ばれる金融商品のことで、株式投資や債券などを購入する投資と異なり、少額の資金から手軽に始められるのが特徴です。
投資信託に限らず、投資ではリスクを伴うことを知っている人も多いでしょう。損失のリスクが心配で投資に手を出せないという人も多いかもしれません。初心者に限らず、投資においてはこのリスクを抑えるための「分散投資」が基本です。
投資信託では、たくさんの投資家から集めたお金をひとつにまとめ、運用の専門家(プロ)が国内・海外の株式や債権などに投資を行い、その利益(運用成果)を投資金額に応じて投資家に分配する仕組みです。
投資信託は、それ自体が「分散投資」につながるので、投資初心者にもぴったりの商品と言えるでしょう。

一般NISA

NISAとは、2014年にスタートした個人投資家のための税制優遇制度のことです。
一般的に、投資信託や株(株式)などに投資をするときは、これらを売却して得られる利益や配当などに約20%の税金がかかります。それが、このNISA(NISA口座)を利用することで、一定の条件の中で税金がかからなくなるという制度です。
NISAは、銀行や証券会社などで専用の口座を開設して取引します。NISAには3種類あり、そのうち「一般NISA」の主な条件は次の通りです。

非課税対象

株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益

非課税投資枠

新規投資額で毎年120万円が上限

非課税期間

最長5年間

(出典:金融庁「NISA特設ウェブサイト」)

つみたてNISA

NISAの中でも、毎月決まった金額を購入する積立タイプが、その名の通り「つみたてNISA」です。

非課税対象

一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益

非課税投資枠

新規投資額で毎年40万円が上限

非課税期間

最長20年間

(出典:金融庁「NISA特設ウェブサイト」)
投資対象の商品が限られているものの、それらは長期の積立・分散投資に適したものに限定されているので、むしろ初心者は安心して選べると言えるでしょう。なお、NISA口座とつみたてNISA口座はいずれか1つしか開設できないので注意が必要です。
銀行では、ほかにも「iDeCo」や「外貨預金」などさまざまな金融商品を取り扱っています。
ネット上でじっくりと商品を比較検討したいという人も、店頭窓口で商品について直接質問しながら検討したいという人も、その人の状況にあわせて取り組みやすいのが、銀行で投資・資産運用する大きな魅力と言えるでしょう。

投資初心者は、銀行で資産運用を始めよう!

多くの銀行ホームページでは、投資信託や金融商品の説明が分かりやすく解説されており、読むだけでは分からないという人も窓口に足を運んで直接相談することで理解が深まるでしょう。最終的な商品の購入は投資家が決めるからこそ、しっかりと解説を読んだり説明を受けたり、安心して投資を始めたいですね。

執筆者:株式会社ZUU

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投資信託をお申し込みの際は、次の点にご注意ください。

  • 投資信託は預金ではなく、その基準価額は、組入れ有価証券(株式・債券等)の値動きにより変動しますので、お受取金額が投資元本を下回る場合があります。
  • 組入れ有価証券等は、株式指標・金利等を原因とした値動きにより変動します。
  • 投資信託の購入時手数料や運用管理費用(信託報酬・管理報酬等)・信託財産留保額等の手数料等はファンド・購入金額等により異なるため、具体的な金額・計算方法を記載することができません。
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  • NISA口座は、店頭でお申し込みの場合、原則として、お申込日当日(お申し込みが休日の場合または当行所定の時刻までに受付手続が完了しなかった場合は翌営業日)、三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)の場合、最短でお申込日当日に開設します(*)。NISA口座では、開設と同じ日またはそれ以降に投資信託を購入することが可能です。口座開設後に行う税務署審査の結果、二重口座であったことが判明した場合、NISA口座で購入した投資信託は当初から課税口座で購入したものとして取り扱います。当該投資信託から生じる配当所得および譲渡所得等については、遡及して課税されます。
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  • NISA口座での損失は税制上ないものとされます。
  • NISA制度では、年間の非課税投資枠(つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円)と非課税保有限度額(総枠)(つみたて投資枠・成長投資枠あわせて1,800万円、うち成長投資枠1,200万円)の範囲内で購入した上場株式等の商品から生じる配当所得および譲渡所得等が非課税となります。
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  • 成長投資枠の対象商品は、NISA制度の目的(安定的な資産形成)に適した一定の投資信託に限られます。

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(2024年2月22日現在)