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毎月の赤字を解消しよう!20代からはじめる「お金の使い方」改善計画!

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毎月の赤字を解消しよう!20代からはじめる「お金の使い方」改善計画!
2020.3.23
洋服をたくさん買ったり、飲み会やデート代がかさんだりして、毎月赤字……。なんとかお金の使い方を改善したい!そんな人向けに、20代から取り組むべき改善のポイントを紹介します。『固定費』と『変動費』という視点から解説するので、細かな家計簿などをつけずに黒字化したい人はぜひ参考にしてください。

赤字の人は要注意!20代のお金の使い方は人生を左右する

「気づいたらお金がない……」「趣味に数万円も使った……」。学生時代、そんなお金との付き合い方をしている人が多くいます。
20代のうちに身についたお金の使い方は、その後もなかなか改善されないもの。浪費癖が身についてしまい、30代になっても貯蓄が数十万円という人もいます。
対して学生時代から貯蓄に励むタイプの人は、30代になる頃には貯蓄が1,000万円を超えることも。30代になってから焦っても、ときすでに遅しです。
若いうちは「楽しければそれでいい」と考えているかもしれません。お金がなくても20代のうちは「破天荒」「自由人」などといって許されますが、お金のない30代に対して世間の目は厳しいものです。
「無計画」「だらしない」「ルーズ」といった評価を受け始めると、思いのほか身にしみるものです。30代になったとき後悔しないためにも、お金との付き合い方を20代の今のうちから見直し、少なくとも収支が赤字にならないようにしましょう。

面倒な家計簿は不要!今日からできる2つの心がけ

いざ、お金の使い方を改善したいと思っても、「家計簿は面倒だからつけたくない」とか「節約のためとはいえ格安SIMへ変更するのはややこしそう」などと感じる人は多いはずです。
もちろん、前向きに家計簿をつけたいと思える人や、節約が苦ではない人は即実行すべきです。しかし億劫だと感じる人は、無理に家計簿や細かな節約を始める必要はありません。
継続するためには、「無理をしない」「我慢をしない」ことが大切です。そこで、面倒な手間をかけなくても改善ができる心がけを2つ紹介します。

改善計画1:“固定費化”で出費を管理する

毎月一定の金額がかかる『固定費』。例えば一人暮らしの人なら家賃や光熱費、他にも保険料や通信費などが当てはまりますね。
これからご紹介する方法は、あらかじめ想定できる出費も『固定費』として定額制にし、予算を設けて節約するという方法です。20代の場合、“固定費化”するとよいのはデート代です。
恋人がいる場合、デート代がかかりすぎてお金が貯まらないという話をよく聞きます。恋をしていると「ここは出してあげたい」という気持ちが働いたり、「思い出作りだから」といってお金がないのに旅行に出かけたりしてしまいがちです。
そんな人は、デート代を固定費化して管理することを恋人に提案してみましょう。共通の財布を作り、決めた金額を毎月出し合い、必ずその範囲内でやりくりするのです。
固定費化するといっても、すべてを折半にする必要はありません。金額はお互いの経済状況などを踏まえて決めましょう。
たとえば、社会人と学生のカップルなら、社会人のほうが多めに負担できるといいですね。
デート代を固定費化することで「今月の残額はこのぐらいだから、お家デートにしよう」「来月は旅行に行きたいから、今月は節約しよう」といった意識が働くようになりますよ。
ほかにも、趣味やレジャー代など定額で管理できそうなものは、どんどん固定費化していきましょう。

改善計画2:変動費は“連動させて”管理する

もうひとつの方法は固定費以外の『変動費』を“連動させて”管理するというものです。
変動費とは、「金額が月ごとに上下する」かつ「努力次第で抑えられる」出費です。たとえば、食費、被服費、交際費などが当てはまります。
変動費を連動させるメリットは、細かな家計簿をつけなくても「自分が何にお金をたくさん使っているか」が感覚としてわかることです。
例えば、飲み会にたくさん参加したり、洋服を新調したりして、月末になると残高が足りなくなることもあるでしょう。
そのとき嗜好品の購入を翌月に先延ばしにする、外食を減らして自炊する、など他の変動費でカバーすれば、自動的に節約する環境ができ上がります。

<毎月20万円の中で生活する場合>

【固定費】

・家賃 6万円

・光熱費 1万円

・通信費 5,000円

・保険料 2,500円

・音楽や動画の定額サービス 2,500円

・デート代 2万円

などの『固定費』が、計10万円だとすれば残額は10万円となります。

その上で、

【変動費】

・食費

・被服費

・飲み代

・消耗品

などの『変動費』はそれぞれに上限を設けず、変動費全体の上限を8万円に設定し、食費が増えたら飲み代を減らすなど連動させて管理します。
変動費は項目ごと(飲み代や食費などそれぞれ)に上限を決めてしまうと計画倒れが起きやすく、かといって全体の上限を決めないといつまで経っても貯蓄できません。
そのうち「たくさん外食をしたら、月の後半は自炊生活が待っている」と感覚でわかるようになり、自然と、外食や飲み会の回数を減らせるでしょう。
どうしても出費がかさむ場合は、他の変動費で節約すると考えればズルズルと出費が増えることなく、節約=貯蓄ができる(上の例でいえば、毎月2万円の貯蓄)がしっかり実現できるはずです。

20代のうちからお金の使い方を見直して、未来の資産につなげよう

今回は、赤字続きの人がお金の使い方を改善したい場合に行える方法を紹介しました。この方法が合う人、合わない人がいるとは思いますが、こまごまと家計簿をつけなくても節約ができるという意味で試してみる価値はありますよ。
不思議なもので、お金の使い方というのは一度クセになればその後は無理なく継続できます。20代のうちにお金の使い方を見直しておくことが、10年後20年後の「余裕」につながるでしょう。

執筆者:株式会社ZUU

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