資産を増やすために今すぐできること!“家計の見える化”をはじめよう
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- 2020年9月3日
- 2024年3月6日
資産を増やしたいという人は、まずは現状の把握をしましょう。いきなり貯蓄や投資をはじめても、うまくいきません。まずは毎月「いくら入ってきて、いくら使っているか」を知ることが大切です。今回は現状把握のための“家計の見える化”に役立つ情報をまとめてみました。これから貯蓄や投資をはじめたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
自分が何に、いくら使っているのか、把握していますか?
「それほど無駄遣いをしている感覚はないのに、お金が貯まらない。一体お金はどこに消えているの?」慣れない社会人生活や一人暮らしがはじまり、そんな風に思っている20代の人も多いのではないでしょうか。
将来の資産形成を考えるなら、まずすべきことは「現状把握」です。「いくら入ってきて、いくら使っているか」を知ることで収入・支出のどこにアプローチすれば資産形成できるのか、最短ルートを見極められますよ。
とはいえ、「忙しくて家計簿をつける時間がない……」「お金の管理を継続できる自信がない」「レシートをとっておくのが面倒」という人もいるでしょう。
そんなときこそ、普段から使い慣れているスマホやネットの出番です。家計簿アプリとクレジットカードを賢く活用し、現状把握をはじめましょう。
家計簿アプリ活用法!自動でレシートを読み取れる?
最近の家計簿アプリはとても優秀!お金を使うたびに入力しなくてもレシートをスマホで撮影するだけで、日付・品名・金額を取り込めるタイプがほとんどです。また、品名をもとに自動で項目を割り振ってくれるタイプも登場しています。もちろん、必要に応じて手入力もできますよ。
こういった家計簿アプリを活用すれば、無理なく1ヵ月の収支を導き出せるでしょう。また、銀行口座やクレジットカードと連動できるタイプもあるため、資産全体を一括管理したいと考えている人にも適しています。
家計簿アプリを継続するためのポイント
初めて家計簿アプリを使うときには、気合を入れ過ぎて項目を多く作らないようにしましょう。最初からたくさんの項目を作ってしまうと、「これはどっちの項目に入れればいいだろう?」と迷うことが増え、結果ストレスになります。
「食費」「外食費」「お菓子代」「カフェ代」など細分化しすぎず、まずは「食費」「消耗品」「娯楽費」など大まかな項目にしておくことが継続のポイントですよ!
クレジットカード活用法!Web明細を活用しよう
キャッシュレス決済の場面で登場することの多いクレジットカード。クレジットカードは使った金額がそのまま利用明細に反映されるため、わざわざ自分で家計簿をつける必要がありません。支払い方法を現金からカードに切り替えるだけで、自動的にお金の流れを可視化できると言えます。
ひと昔前は1ヵ月分の明細が郵便で届いていましたが、最近はWeb明細が中心です。ネット上で年月を指定して表示させたり、CSVやPDFで一括ダウンロードしたり、自由に内容を確認できてプリントアウトすることも可能です。
カードのWeb明細を徹底活用しよう
カードのWeb明細は、家計簿アプリや会計ソフトと連携できる場合があります。家計簿アプリとカードを切り離して考えるのではなく、連携も含めて一緒に使うことを検討しましょう。
Web明細のメール通知サービスがあるクレジットカード会社もあります。「支払いを現金からカードに切り替えると、明細チェックを忘れそう」という人は、このサービスを活用すると安心ですよ。
発想の転換!「先取り貯蓄」をはじめよう
“家計の見える化”はできたけれど、そのあとどうすればいいの?という人もいるでしょう。ここからは「先取り貯蓄」について紹介します。
お金が貯まらない人は、お金を使ってからその残りを貯蓄しようと思いがちですが、それではなかなかお金を貯めることができないでしょう。効率よく資産形成するには、先に貯蓄分を差し引き、残りを使うという発想の転換(先取り貯蓄)が必要です。
お金が貯まらない人の計算式:収入-支出=残り(貯蓄)
お金が貯まる人の計算式:収入-貯蓄(先取り)=支出
先取り貯蓄を徹底すれば、残ったお金で自然とやりくりする習慣が身に付きます。そうすれば無理な節約を意識しなくても、お金はどんどん貯まっていくはずです。
“家計の見える化”と「先取り貯蓄」で資産を増やす
「お金が増えない」「お金が貯まらない」という人は、まずは現状の可視化からはじめましょう。家計簿アプリやクレジットカードを使えば、無理なく現状把握ができるでしょう。
その上で「先取り貯蓄」を行えば、ストレスの少ない資産形成につながります。やりくりする習慣が身に付いたら、次のステップとして投資も視野に入れてみてください。
20代のうちは「お金を使うことがかっこいい」と考える人もいるかもしれませんね。その一方で、無計画に散財していると30代になって後悔することにも……。資産形成の土台づくりのためにも、20代のうちから現状把握や、先取り貯蓄をはじめてみてはいかがでしょうか
執筆者:株式会社ZUU
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