20代のうちに多少の無理をしても自己投資すべきものとは?
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2020.1.30
20代で初めて社会に出て、これまで知らなかった世界を経験することになります。どうしたらいいかわからないことに直面したり、実力不足を思い知らされたりすることもあるはず。そのたびに対処できる力をつけようと努力することで、人は大人になっていくものです。
スキルや知識をつけるためにはそれなりの投資が必要なのはよく知られています。では、とりわけ20代のうちに自分に投資すべきこととはどんなことでしょうか?一足先に社会人になった先輩たちのアドバイスに耳を傾けてみましょう。
「スキルアップ」に投資:セミナーやオンライン学習で学びを深める
セミナーやオンライン学習を利用してスキルを磨くことは、もっとも単純明快な自己投資です。社内での評価アップが期待できるのはもちろん、セミナーなどで人脈が広がれば後々いい条件での転職が叶うことにつながります。また、20代のうちにスキルアップに投資することは「費用対効果が高い」のも大きな特徴なので、早く始めるに越したことありません。
30代以降になっても資格を取りたいと思う、その心意気はすばらしいことですが、記憶力や集中力は20代と比べたら落ちているのは事実ですし、仕事がより忙しくもなり、勉強時間の確保も難しくなります。「学び」に関しては、いつだって「今」がもっとも費用対効果が高いことをお忘れなく!
「お金の勉強」に投資する:マネースクールに通う
FXや株を始めたいと思っても、独学で成果を出すのは難しいもの。マネースクールで基礎から学び、そこで得た知識やスキルを活かして金銭的余裕を持つことができれば、将来、起業を決意したときにアドバンテージになります。
金銭的な余裕は、早期退職して次のキャリアを形成したいと思ったときの礎にもなるでしょう。また、会計の知識を磨いておけば、社内での企画立案時などにも大いに役立ちます。
資産運用を実践してみる
お金についてある程度の知識を吸収し、リスクについても理解した後は、資産運用を「実践」してみることも大切です。家族ができてからや40歳を過ぎてからだと、なかなか「失敗」が許されなくなります。万が一失敗してゼロになっても、その失敗を糧にしてまた一からやり直せる20代のうちに実践の機会を持つことはとても有益です。
「時間」に投資:家電は機能にこだわって選ぶ
乾燥機付き洗濯機やロボット掃除機などの性能の高いものは、決して手頃な値段とはいえません。しかし、洗濯物を干す時間や掃除する時間を節約することができたら、その分、仕事や勉強などに費やす時間が増えるので、まさに「時間を買う」ことになるのです。
「食洗機を買ったら家事の時短が実現した」という声もよく聞きます。時間を有効に使うためにも、お金をかけるべきところにはお金をかけるのが正解です。
「からだ作り」に投資:フィットネスジムに通う
ビジネスパーソンにとっては、やはりからだが一番の資本。パーソナルトレーナーをつけてフィットネスジムに通うか、パーソナル専門のジムに通うのがいいでしょう。独りだと、どうしても時間がかかってしまうもの。効率よく体を鍛えるには、経験豊富な専門家に教わるのが一番です。
若いうちからずっと運動を続けていると、年齢を重ねてもスタイル維持が容易なだけでなく、疲れが溜まりにくいので仕事に集中できます。からだが重たくなり始めるアラフォーからジムに通うようになったビジネスパーソンの先輩もたくさんいますが、「運動することが習慣づいてないから通うのが辛い」「なかなか続かない」という声も聞こえてきます。
健康に投資:健康診断にいこう!
女性の場合、キャリアを中断することなく働きたいのなら、スムーズな出産や子育てを願うのは当然のこと。そのタイミングが何歳になるかは人それぞれですが、いざ自分にチャンスが巡ってきたとき、できるだけトラブルを回避できるように20代のうちから定期的な検査は続けておくべきです。
「まだ若いから大丈夫」「いつ結婚するかもわからないし……」と考える人も多いかもしれませんが、万が一のことを考えたら、早期に問題を発見し対応しておくに越したことはありません。
実際、妊活をスタートして1年近くたってもうまくいかず、病院で検査したところ問題が見つかったというカップルも少なくありません。
睡眠に投資:寝具に気を使い良質な睡眠を!
1日の1/3を占める睡眠時間のクオリティーを上げることは、間違いなく仕事のパフォーマンスに直結します。「ベッドを買い替えたら疲れが残りにくくなった」というビジネスパーソンの声もあります。
時には短時間しか睡眠をとれないこともありますが、睡眠の質を上げてくれるベッドや枕を設えておけば、睡眠時間が短くてもしっかりとからだを癒やすことができます。
人生を「逆算」して考えてみる
「勉強」「時間」「健康」などのカテゴリー別に考えてみると、これ以外にもまだまだ自分に必要なことが思いつくはずです。「どんな30代を生きたいか」という発想から「逆算」して考えてみるのもアリ。一度ゆっくりと時間をかけて、自己投資について検討してみてもいいかもしれませんね。
執筆者:株式会社ZUU
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