相続に関する用語集

除籍謄本とは、その戸籍に入っている人全員が戸籍から抜けたこと（除籍）を証明する戸籍（除籍簿）の謄本です。

除籍の原因には、死亡や失踪宣告・婚姻・転籍等があります。

除籍簿にも戸籍と同様に「除籍謄本（除籍全部事項証明書）」と「除籍抄本（除籍個人事項証明書）」があります。

相続手続には、相続人を特定するために故人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本が必要となりますが、その中に除籍謄本や改製原戸籍謄本（法改正前の旧様式の戸籍）が含まれることもあります。まずは死亡時の住所地の情報から順次さかのぼって取得していくことが多いですが、複数の市区町村役場で取得を要する場合もあります。戸籍謄本取得の際は日付が連続しているかどうかを確認しましょう。