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大学生の平均貯金額はいくら?必要な金額の考え方や節約・貯金方法を解説

大学生の平均貯金額はいくら?必要な金額の考え方や節約・貯金方法を解説
  • 2026年8月21日

  • この記事はこんな方におススメ!
  • 大学生の平均貯金額や収入を知りたい方
  • 無理なくできる節約・貯金方法を知りたい方

大学生になると、アルバイトや仕送りなど自分で管理するお金がふえる一方、外食や旅行などお金を使う機会も多くなります。
この記事では、大学生の平均貯金額や必要な貯金額の考え方、無理なく取り組める節約・貯金方法などを紹介します。

目次

大学生の平均貯金額はいくら?

大学生は毎月どのくらい貯金しているのでしょうか。全国大学生活協同組合連合会が2025年10~11月に実施した「第61回学生生活実態調査」によると、1ヵ月あたりの「貯金・繰越金」の平均額は、自宅生が19,304円、下宿生が18,444円でした。
1ヵ月あたり 自宅生 下宿生
貯金・繰越金 19,304円 18,444円
  • 全国大学生活協同組合連合会「第61回学生生活実態調査」
    https://www.univcoop.or.jp/vision/vision_1896.html
自宅生と下宿生では、貯金額だけでなく収入や支出の内訳にも違いがあります。それぞれの家計事情も見てみましょう。

大学生の平均収入はいくら?

同調査によると、自宅生の1ヵ月の平均収入は72,648円で、そのうちアルバイト収入が46,377円、小遣いが14,228円となっています。
一方、下宿生の1ヵ月の平均収入は138,070円です。主な内訳は、仕送りが74,652円、アルバイト収入が37,620円、奨学金が19,515円となっています。
下宿生は自宅生より平均収入が多いものの、家賃や食費など生活に必要な支出も多くなります。実家暮らしか一人暮らしか、仕送りや奨学金があるかなどによっても家計の状況は異なります。

大学生はいくら貯金しておけばいい?

大学生が貯金しておきたい金額は、実家暮らしか一人暮らしか、アルバイトや仕送りなどの収入がどのくらいあるかによって異なります。そのため、「大学生なら○万円」と一律に考えるのではなく、貯金する目的や今後必要になるお金から目標額を決めると良いでしょう。

貯金の目的から必要な金額を考えよう

「大学生のうちから貯金って必要なの?」「就職してからでも良いのでは?」と考える人もいるでしょう。しかし、大学生活では日々の生活費以外にも、まとまったお金が必要になることがあります。
たとえば、就職活動では交通費や宿泊費、スーツなどの費用がかかる場合があります。リクルートの就職みらい研究所が公表している2026年卒の大学生・大学院生を対象とした調査では、就職活動にかかった費用は平均8万2,277円でした。
ほかにも、卒業旅行や資格取得、就職に伴う引っ越しなど、大学在学中から卒業後にかけてさまざまな出費が考えられます。
「何のために」「いつまでに」「いくら必要なのか」を整理しておけば、毎月の貯金額も決めやすくなるでしょう。

急な出費にそなえるお金も確保しておこう

将来の目的に向けた貯金だけでなく、病気やケガ、アルバイト収入の減少など、予期せぬ出来事へのそなえも必要です。
特に一人暮らしの場合は、家賃や食費、水道光熱費など、毎月自分で負担する生活費があります。急に収入が減った場合でも必要な支払いができるよう、自分が1ヵ月にどのくらい生活費を使っているのか確認しておくと安心です。
前章で紹介した大学生の平均貯金額は、あくまで参考のひとつです。平均額に合わせることだけを目標にせず、自分の収入や支出、これから必要になるお金に合わせて、無理のない金額から貯金していきましょう。

大学生でお金がたまらない原因

「貯金したいと思っているのに、なぜかお金が残らない」という人は、普段のお金の使い方を一度振り返ってみましょう。大学生がお金をためにくくなる原因には、どのようなものがあるのでしょうか。

お金の使い道を把握できていない

アルバイト代や仕送りなどの収入に対して、毎月何にいくら使っているのかを把握していないと、気付かないうちにお金を使いすぎてしまうことがあります。
コンビニでの買い物やATM利用手数料など、1回あたりは小さな金額でも、積み重なると大きな出費になります。「気付いたらお金が減っている」という人は、日々の小さな支出が積み重なっていないか振り返ってみましょう。

外食や交際費などにお金を使う機会が多い

大学生になると、友人との外食や旅行、サークル活動など、お金を使う場面そのものがふえていきます。
これらは学生生活の大切な経験でもあるため、すべてを我慢する必要はありません。ただ、予定が重なる月は出費が一気にふえやすくなります。
「どのくらい使っているか」を意識しないまま続けてしまうと、結果的に貯金が残りにくくなってしまいます。

固定費が高い

毎月継続して発生する固定費が高いことも、お金が残りにくくなる原因のひとつです。たとえば、家賃やスマートフォンなどの通信費、サブスクリプションサービスの料金などがあります。
特に一人暮らしの場合は、家賃をはじめ生活にかかる支出が多くなりやすく、固定費が高いと、その分だけ貯金にまわせるお金も少なくなります。

大学生におススメの節約・貯金方法

貯金をふやすために、毎日の楽しみをすべて我慢する必要はありません。無理なく続けられそうなところから見直してみましょう。
大学生でも取り組みやすい節約・貯金方法を紹介します。

1.使っていいお金の予算を決める

毎月の収入から家賃などの必要な支出や貯金する金額を差し引き、残った金額を「使っていいお金」として管理する方法があります。
さらに、食費や交際費、趣味など項目ごとに予算を決めておけば、「今月はあといくら使えるのか」もわかりやすくなります。
家計簿アプリや銀行口座の入出金履歴など、自分が続けやすい方法で管理してみましょう。

2.ATMや振込の手数料を抑える

ATMや振込を利用する際は、金融機関や利用する時間帯などによって手数料がかかる場合があります。利用している金融機関の手数料や無料になる条件を確認して、余計な手数料をできるだけ抑えましょう。
インターネットバンキングを活用すれば、振込手数料がおトクになったり、スマートフォンなどから残高や入出金明細を確認できたりする金融機関もあります。

3.お金の管理方法の一つとして、デビットカードを活用する

デビットカードは、買い物などで利用すると、原則としてその場で銀行口座から利用代金が引き落とされるカードです。
後日まとめて支払うクレジットカードとは異なり、口座残高を超えて利用することは原則できないため、「口座にあるお金の範囲で使いたい」という人のお金の管理にも活用できます。
利用した金額をアプリやインターネットバンキングなどで確認できるサービスもあるため、日々のお金の流れを把握するのにも役立つでしょう。

まとめ

大学生の平均貯金額や必要な貯金額の考え方、お金がたまらない原因、節約・貯金方法などを紹介してきました。
貯金をふやしたいからといって、外食や旅行などをすべて我慢する必要はありません。「友人との外食は楽しみたい」という人は、スマートフォンの料金プランや使っていないサブスクなど、ほかに見直せる支出がないか探してみるのもひとつの方法です。
大切なのは、平均額に合わせることではなく、自分に必要な金額を考えてためていくことです。自分の収入や生活環境に合わせて、無理なく続けられる方法から貯金を始めてみましょう。

執筆者:田中 あさみ / 三菱UFJ銀行

ファイナンシャルプランナー 元医療関係者。MR資格と2級FPの資格を持つ。金融・不動産・医療系などが得意分野。

※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。

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