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安齊友希インタビュー
安齊友希インタビュー

安齊 友希 | インタビュー

三菱UFJ銀行
ウェルスアドバイザー

お客さまの課題を見いだし解決に導く、身近で頼りになる「かかりつけバンカー」に

ご相談を受けるよりも、お客さまと面談をする中で、不安や課題が顕在化することが多い
―お客さまからのご相談は、どのような内容が多いのでしょうか?
資産承継や事業承継、金融資産の運用といったご相談が中心ですね。一方で、最近では社会貢献や、認知能力の低下に備えた対策、お子さまへの教育など、非金融の面でのご相談も増えています。実際には、最初からお悩みがあって私どものところへご相談に来られるより、私どもとの面談を通してお客さまの漠然とした不安や課題が顕在化してくるケースが多いように思います。
安齊友希インタビューシーン1
同じ事業承継、資産承継であっても、お客さまを取り巻く環境や価値観は千差万別。「提案」というより「共同作業」の意識で
―お客さまやそのご家族と接する際に大切にしていることを教えてください。
安齊友希インタビューシーン1
お客さまやご家族の価値観を理解することを重視しています。そのため、お客さまの現在の状況のみならず、過去や未来、目標などについてもじっくりお話をお伺いするようにしています。同じ事業承継、資産承継であっても、お客さまを取り巻く環境や価値観は千差万別で、一つとして同じものはありません。お客さま一人ひとりにとってより良い解決策を探す、提案というよりはお客さまとの共同作業という意識で取り組んでいます。
人生の先輩であるお客さまの視座に少しでも近づけるよう、日々の自己研鑽が欠かせない
―ウェルスアドバイザーにはどのような自己研鑽が必要だと思いますか?
安齊友希インタビューシーン2
お客さまは私よりも何十年も長く生きてこられた人生の先輩で、さまざまな経験やバックグラウンドをお持ちです。そうしたお客さまと少しでも近い視座でお話しするには、日々の自己研鑽が欠かせません。業務に直接関係する知識の習得はもちろん、刻々と変化する世界情勢を把握しながら、歴史や哲学など広範な知識を吸収するよう心がけています。知識だけでなく、多面的かつ柔軟性のある物の見方ができるかどうかも大変重要と考えています。
安齊友希インタビューシーン2
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グループ一体で、一人ひとりのお客さまにオーダーメイドの提案ができるのが強み
―MUFGウェルスマネジメントの強みはどこにあるとお考えですか?
MUFGでは、銀行・信託・証券の各社が、「お客さまの人生の豊かさの実現」という共通目標の下、同じ方向を向いて活動しています。各社の専門領域を活かし、グループ一体で一人ひとりのお客さまにオーダーメイドのご提案ができるのが我々の強みであり、これからも、その強みを存分に発揮していきたいと考えています。
「MUFGグループの尽力の賜物」というお客さまの感謝の言葉に特別な感慨を覚えた
―担当したお客さまから頂戴した言葉で、印象に残っているものがあれば教えてください。
長きに渡りメインバンクとして事業をお支えしてきた非上場企業のオーナーさまからいただいた、「一連のウェルスマネジメントサービスを基にこうして戦略的に動けているのは、MUFGグループの尽力の賜物」という感謝の言葉が心に残っています。5年ほど前に遺言の作成をお手伝いしたのですが、自社株式も既に贈与が済んでいたことから、お客さまご自身、承継対策は完了したと安心されていたようです。そんな中、お客さまが保有されている上場株式が、コロナ禍の巣ごもり需要を受け、約4倍に上昇していたのです。株価の上昇により想定されるリスクをお客さまにご説明したところ、お客さまから「株価が上昇したのは知っていたけれど、それによって相続発生時に生じるリスクや課題までは頭が回らなかった。遺言信託を任せていたが、それ以外の部分でもケアしていただいて本当に良かった」というお言葉を頂戴しました。「安齊さんのおかげ」というお褒めの言葉も非常にうれしいのですが、その時はMUFGがめざす活動がご評価いただけたのだと私自身も特別な喜びを感じました。
専門知識に加え、スピード感のある対応力や高い共感性、傾聴力などが求められる
―お客さまにとってどのような存在でありたいか、一言で表現すると?
安齊友希インタビューシーン3
資産全般に関する「かかりつけ医」のような存在でありたいと考えています。コンサルティング業務を担う上では、お客さまにとって身近な存在であるということが何より大切かと思います。お客さまが相談したい時に相談ができ、相談しなくてもお客さまの微妙な変化を察知して声をおかけする、常にお客さまの状況や価値観を理解している、そんな存在です。そのためには資産承継や事業承継の専門知識はもちろんですが、スピード感のある対応力や高い共感性、傾聴力なども求められます。それらを兼ね備えた、身近で頼りになる「かかりつけバンカー」をめざしています。
安齊友希インタビューシーン3
  1. 記事内容・所属はインタビュー時(2022年11月時点)のものです。
(2023年4月21日現在)
株式会社三菱UFJ銀行

登録金融機関 関東財務局長(登金)第5号

加入協会 日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会

三菱UFJ信託銀行株式会社

登録金融機関 関東財務局長(登金)第33号

加入協会 日本証券業協会 、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会

宅地建物取引業 届出第6号

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2336号

加入協会 日本証券業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会