三菱UFJ銀行主催のビジネスコンテスト、第4回『Rise Up Festa』のバイオ・ライフサイエンス部門で最優秀賞を受賞した株式会社クロスエフェクト。3Dプリンターを使った試作品を製造する同社は、リモコンや脈波計をはじめ、あらゆる工業製品を「どこよりも早く」制作することに強みをもっています。なかでもCTスキャンデータを基に内部まで精密につくりあげる心臓モデルは、手術前に精度の高いシミュレーションを行ったり、若手の教育に活用することができるとして医療業界から絶大な評価を得ています。今回は、同社を率いる代表取締役の竹田正俊氏に、事業成長の背景や開発工程の短縮化にかける想いについてお話を伺いました。
三菱UFJ銀行主催のビジネスコンテスト、第4回『Rise Up Festa』のロボット・先端技術部門で最優秀賞を受賞した株式会社京都マテリアルズ。鉄でできた構造物にできる「錆」を抑える反応性塗料「パティーナロック(Pat!naLock)」で、橋梁や送電鉄塔、プラント施設などの長寿命化を目指しています。
三菱UFJ銀行主催のビジネスコンテスト、第4回『Rise Up Festa』のソーシャルビジネス部門で最優秀賞を受賞したGlobal Mobility Service株式会社(以下GMS)。自動車やトライシクルなどのモビリティを遠隔で制御できるデバイス「MCCS」を開発し、これまで金融機関の与信審査が通らなかった人々も、車が持てるようになるサービスを展開しています。
しかし、立ち上げてすぐに厳しい現実を目の当たりにします。それは、一般の方々に電気自動車を売ろうとしても、彼らが与信審査に通過しないというものでした。フィリピンでは国民の80パーセントがBOP(Base of the Economic Pyramid、低所得)層で、現金で車が買える人は皆無です。しかしローンかリースを検討したくても、お金を貸すと言う金融機関はありません。預金通帳すら持っていないのです。だから、本来なら廃車になるようなボロボロの車を乗りつぶすまで使っていたんですね。購入環境を変えないことには何も始まらない。それがこのビジネスの原点でした。もちろんフィリピンに限定するつもりはなく、ゆくゆくは世界に広げていきたいと考えています。
『Rise Up Festa』はメガバンクが行う日本最大のピッチイベントとして以前から認知しており、このたび参加させていただきました。受賞して、周りの見る目は変わりましたね。さまざまな企業様からコメントをいただき、弊社の評価が上がったことを実感しています。直接的にはなかなかわかりにくいものがあるかもしれませんが、金融機関からの評価というものは絶大なものがあると感じています。