

社会に貢献するサステナビリティ経営の最先端に迫る
現在、サステナビリティは多くの企業において経営の根幹に組み込まれ、もはや「当たり前」の要素となっています。サステナビリティの取り組みによって、優秀な人材の確保、新規事業創出など、企業価値向上のための具体的な成果を上げる企業がふえています。今回は、サステナビリティ分野で長年活動されているバーチュデザイン代表理事・吉高まり氏に、サステナビリティ経営の実践法と、そこから生まれるビジネス機会についてくわしくお話を伺いました。
目次
- サステナビリティが注目される背景と意義
- サステナビリティ経営の成功事例
- サステナビリティ経営のメリット・注意点
- サステナビリティの最新トレンドと今後の展望
サステナビリティが注目される背景と意義
キャリアと重なるサステナビリティの歴史
―まず、吉高さまの経歴とこれまでの活動についてお聞かせください。
私は学生時代から社会課題に関心がありましたが、当時の国内では社会課題の解決で生計を立てるというのは困難でした。国内のIT企業を経て、アメリカの投資銀行に転職し、1992年頃にニューヨークでビジネスと環境を組み合わせた大学講座に出会いました。そこで「社会課題への取り組みを収益機会に転換する」という可能性を知り、これを自分の仕事にしたいと考えたのです。その後、ミシガン大学でビジネススクールと環境スクールの共同プログラムを学びました。2000年に東京三菱証券(当時)に入社して、途上国での排出権ビジネス(温室効果ガスの削減活動によって生み出される「排出権(カーボンクレジット)」を売買する事業)を立ち上げました。
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(2025年9月12日現在)
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