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次世代リーダーを育てる「国内ボーディングスクール」注目の理由
次世代リーダーを育てる「国内ボーディングスクール」注目の理由

次世代リーダーを育てる「国内ボーディングスクール」注目の理由

グローバル化とデジタル革命の加速を背景に、国際ビジネスの場では、卓越した英語力とともに、課題を的確に把握し迅速かつ効果的に解決へ導く力がこれまで以上に求められる時代となっています。こうした時代の変化を受け、富裕層の間では国際教育に対する関心が一層高まり、「ボーディングスクール」と呼ばれる寄宿学校に注目が集まっています。
ボーディングスクールといえば、イギリスやスイスの名門校が広く知られていますが、実は国内にも全寮制のボーディングスクールが存在しています。今回は、NUCB International College(国際高等学校、以下NIC)の理事長である栗本博行氏に、国内ボーディングスクールの実態や、国際教育環境を選ぶ際の重要なポイントについて伺いました。

目次

  • なぜ今、ボーディングスクールなのか
  • ボーディングスクールのリアル
  • ボーディングスクール進学をめざすには
  • 国際教育環境をどう選ぶべきか

なぜ今、ボーディングスクールなのか

ボーディングスクールが選ばれる背景

ボーディングスクールに通う生徒には、企業経営者や医師、会計士、弁護士といった専門職の方々の子どもが多く見られます。また、事業会社で要職を担い、海外駐在経験を持つ保護者も少なくありません。

経営者や士業に従事する方々は、ビジネスの最前線で培った経験から、多様な価値観やグローバルな視点を持っています。その中で、「日本のトップ大学を卒業した、いわゆる“エリート”と呼ばれる人たちだけが国際社会で活躍できるわけではない」という現実を目の当たりにする機会が多くあります。特に、海外のビジネス現場では、学歴や知識だけでは通用せず、実践的なスキルや異文化に適応する柔軟性が求められる場面が多いと実感されています。また、世界的な高等教育評価機関であるクアクアレリ・シモンズ(QS)や英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)による世界大学ランキングで、東大や京大といった日本の名門校が必ずしも上位に位置していない現状に気づく方も増えています。

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(2025年5月30日現在)
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