

元国税専門官が語る、知られざる富裕層の税知識
税金にはさまざまな種類がありますが、相続税・贈与税・所得税(住民税)の3つはとくに富裕層の方々が直面する税金といえます。今回は、元東京国税局職員でマネーライターの小林義崇氏が、富裕層の方々が知っておくべき税金の知識について、実体験を交えながら解説します。
目次
- 富裕層が直面しがちな税金の種類
- 相続税はほぼすべての遺産が対象に
- 生前贈与をするなら贈与税に注意
- 不動産や株などの売却時は所得税が発生
富裕層が直面しがちな税金の種類
資産をもつ人に関連する3つの税
富裕層の厳密な基準はありませんが、一般的に1億円以上の資産を持つ方は富裕層と呼ばれることが多いでしょう。この水準の資産を持つ方が直面しやすい税金の種類は、相続税・贈与税・所得税(住民税)の3つです。
資産をお持ちの方にとって、これらの税金が資産に及ぼす影響は決して小さくありません。たとえば相続税の最高税率は55%にも達しますし、適切な申告・納税を怠ると、加算税や延滞税といったペナルティが課されることもあります。税金に関するわずかな判断ミスが、大きな資産の損失につながる可能性があるのです。
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(2025年5月30日現在)
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