

新世代オルタナティブ投資 ~音楽著作権ファンドの実力~
従来、オルタナティブ投資は最低投資金額の高さや仕組みが複雑な商品が多いことなどから、機関投資家向けであり、個人投資家の参入は難しいと考えられていました。しかし、最近では個人投資家も参入できるオルタナティブ投資がふえており、投資先の分散ニーズなどから注目を集めています。
オルタナティブ資産の中でも音楽著作権は、世界の大手プライベートエクイティファンドも投資対象としている有望な資産のひとつです。2024年には日本国内で初めて、世界的な著名アーティストの音楽著作権に投資する専門ファンドが設立されました。この日本初の音楽著作権ファンドを取り扱った、Keyaki Capital株式会社の代表取締役である木村大樹氏に音楽著作権ファンドの魅力や将来性について、お話を伺いました。
目次
- 日本初の音楽著作権ファンドの誕生
- 音楽著作権ファンドの特徴と魅力
- 収益向上の取り組みとリスク回避策
- 音楽著作権ファンドの将来性
日本初の音楽著作権ファンドの誕生
企業理念は「充実感と高揚感のある投資体験の提供」
―木村さまのご経歴や、Keyaki Capitalを立ち上げて音楽著作権ファンドを取り扱う経緯についてお聞かせください。
私は国内外の金融機関で機関投資家向けの、主にオルタナティブ投資のビジネスに携わってきました。この経験を活かして2020年8月にKeyaki Capital株式会社を設立し、個人投資家のみなさまにも世界の優良なプライベートアセットへの投資機会を提供しています。
また、当社はお客さまに「充実感」と「高揚感」に満ちた投資体験をしていただくことを企業理念としています。充実感と高揚感のある投資とは、投資先の新たな技術やサービスが社会をよりよくしていく様子を投資家として実感できることであり、実際には簡単ではないと考えています。このビジョンを掲げるなかで、音楽著作権ファンドと出会いました。アーティストのプロモーションを通じて収益を伸ばすという、楽しさやわかりやすさが、まさに当社のめざす充実感と高揚感につながると確信し、音楽著作権ファンドを取り扱う事業を設立しました。
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(2025年5月30日現在)
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