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60代からの新たな挑戦 シニア起業家からえる生き方のヒント
60代からの新たな挑戦 シニア起業家からえる生き方のヒント

60代からの新たな挑戦 シニア起業家からえる生き方のヒント

大手金融機関の元専務執行役員であった澤田渉氏は、還暦となる2023年、中小企業の再生支援を行うスタートアップとしてBrighten Japanを起業しました。37年におよぶ会社員人生を送り、会社員として高い地位に就きながら、なぜ起業したのでしょうか。独立に至るまでの葛藤やBrighten Japanに託した想い、そしてシニア起業家に対して感じることなど、くわしく話を伺いました。

目次

  • ビジネスの真実は現場・現物・現実にある。30代から抱えていた職業人としての想い
  • 定年退職まで40〜50年、次世代に歴史を語れる経験値を積めるか
  • 中堅中小企業の再生支援を行う意義
  • めざすは社会へのポジティブなフィードバック

ビジネスの真実は現場・現物・現実にある。30代から抱えていた職業人としての想い

―大手金融機関での華々しいキャリアの中で、独立というキーワードが浮かんだ出来事や起業に至った理由をお聞かせいただけますか?
独立というような大それたことではなく、最初にふと「会社を辞めようか」と思ったのは、30代後半からでした。会社に不満があったわけでもなく、会社勤めの方なら誰でも感じることかもしれません。当時私は大口貸金先の不良債権処理や再生支援を担当していて、綺麗事ではない現場・現物・現実と日々向き合う日々でした。その中で感じたことは、机上にあるものは世の中を何も語っていない、良いことも悪いことも現場・現実にあり、そこが中心であるべきだということ。現場・現実に向き合って、価値を出す仕事や肌触りのある仕事をしたい、その先に職業人として何かを成し遂げたいという想いでした。

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(2025年5月30日現在)
株式会社三菱UFJ銀行

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