歴史学者・磯田道史 日本史からみる資産運用の本質
磯田道史氏は『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書)をはじめ、『天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災』(中公新書)や『感染症の日本史』(文春新書)など、独自の切り口から歴史を解説した著書を世に出してきた、歴史学者です。
歴史上の偉人や民衆はどのようにお金を得て、そしてどのようにリスクにそなえていたのでしょうか。また、現代に生きる我々はそこから何を学べるのでしょうか。本連載「磯田道史 歴史が教える事業とお金」では磯田氏にお話を伺い、資産運用や事業承継、スタートアップにまつわる歴史を、4回にわたって取り上げます。
初回は「日本史からみる資産運用の本質」をテーマに、お話を伺いました。
目次
- 「資産運用」の起源を考える
- 豊臣秀吉の弟・秀長は資産運用の天才だった
- 「奈良借」から学ぶ資産運用の本質
「資産運用」の起源を考える
日本の貨幣は、7世紀、飛鳥時代のものが最も古いと考えられています。日本各地から出土した「無文銀銭(むもんぎんせん)」、奈良県の飛鳥池遺跡で発見された「富本銭(ふほんせん)」の鋳造工房は、いずれも和同開珎(わどうかいちん、わどうかいほう)に先行する飛鳥時代のものと考えられています。
では、お金を使って品々を売買するだけではなく、持っているお金をふやす、すなわち資産運用はいつから始まったのでしょうか。近代的な資産運用の始まりについて、磯田氏は次のように話します。
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(2026年2月16日現在)
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