【第2回】資産運用と税金 投資初心者が知っておきたい税制の基本
お金と賢くつながるための「高所得者が知っておきたい税知識」シリーズ第2回目では、資産を運用するうえで知っておきたい税制の基本を解説します。たとえば、NISAという非課税制度を利用しないで資産を運用する場合、得られた利益に対して税金がかかります。しかも投資の種類によって課税ルールが異なるので、税制を知らずに始めたために、想定外の税金がかかって困難に直面、ということも起こる可能性があります。ここでは、資産運用する方にはぜひ知っておいていただきたい、税制の基本を解説します。
目次
- 投資にかかる税金の基本
- 投資の種類によって異なる所得区分
- 投資に関する税制上の制度
- まとめ
投資にかかる税金の基本
マストで押さえたい所得税
投資の利益にかかる税金は、主に所得税です。所得税というと、会社から受け取る給与所得や個人事業による利益が思い浮かぶと思いますが、投資でふえた利益(所得)に対しても所得税がかかります。所得税がかかるのは全部で10種類の所得です。
上記のうち投資に関連する所得は「不動産所得」「配当所得」「利子所得」「譲渡所得」「雑所得」などが該当します。
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(2025年11月14日現在)
- 本記事は、2025年11月時点の税制、その他関連法規に基づく内容であり、今後の改正等により相違が生じることがあります。税法や法律に関わる個別、具体的なご対応は必ず税理士・公認会計士・弁護士等の専門家へご相談・ご確認ください。
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