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クレカで浪費癖を自認している人、注目!カード明細を使った出費改善法

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クレカで浪費癖を自認している人は必見!カード明細を使った出費改善法
2019.11.28
現金を持ち歩く必要がなく、決済するとポイントが貯まるクレジットカードは非常に便利です。一方で、現金を使っている感覚がないので、つい使い過ぎてしまうこともありますよね。今回はクレジットカードの出費改善法について、詳しく解説していきます。

3つの支出――「投資」「消費」「浪費」の違いとは?

20代独身だと、自分が稼いだお金は自由に使えるので、いけないと思いつつ浪費を繰り返してしまう人も多いのではないでしょうか。支出は、(1)投資(2)消費(3)浪費の3つに分類されます。お金を使う前に、この3つの違いをしっかり意識しましょう。
投資とは、将来的に支払った以上のリターンが見込めるお金の使い方です。株式投資や不動産投資の他に、スキルアップのための勉強代なども投資にあたります。消費とは、家賃や食費など生活に必要な出費を指します。浪費とは、自分で「無駄だ」と感じている出費のことで、過度なギャンブルや衝動買いがそれにあたります。
お金が手元にあるからと浪費を繰り返していては、お金が貯まりません。コツコツと預金し、早いうちから資産形成に取り組んだ人と比較すると、生涯資産の差は計り知れません。
自由に使えるお金が手元にたくさんあるときこそ、お金の使い方を見直し、きちんと自己管理するようにしましょう!

浪費してしまう理由は?原因別の出費改善法を学ぼう!

クレジットカードでつい無駄遣いをしてしまう人は、まず浪費の原因を見極めましょう。浪費の原因によって、とるべき解決策も変わってきます。ここでは浪費につながる主な原因を2つ紹介します。

(1)ストレス――衝動買いを抑えるためのマイルールを決めよう

実はストレスが浪費の原因になっていることは多々あります。買い物をすると、一時的に脳内に快楽物質が放出されます。そのため、ストレスがたまると衝動買いをしてしまう人がいるのです。
社会人になれば、社内での人間関係や仕事に対するストレスが大きなものになります。そうしたストレスが原因となっている場合には、まずストレスを解消することを優先しましょう。社内の産業医や保健師に相談したり、スポーツでストレスを発散したりするなど、自分なりの解決策を見つけることが大切です。
また、衝動買いがどうしてもやめられない場合、「買いたいと思った一週間後に買う」「1つ買うときは1つ捨てる」といったマイルールを作るのも効果的です。ルールを作ることで、本当に今必要な買い物なのか、冷静に見つめ直す習慣ができていくでしょう。

(2)ネットサーフィン――優先順位や予算を設定しよう

暇な時間にネットサーフィンをすることが多く、その結果、服や雑貨・本を必要以上に購入してしまうという人もいますよね。入ってくる情報が多ければそれだけ物欲が刺激され、浪費につながりやすくもなります。
欲しい商品が多い人は、リスト化して優先順位をつけるようにしましょう。そして、1ヵ月で買い物に使う金額を予算化し、予算からはみ出た分は翌月に回すようにします。こうすることで、自然と浪費癖を改善できるようになるでしょう。

カード明細をチェックして無駄を削減!

浪費の改善だけでなく、消費の見直しも大切です。消費だと思っていたものが、よくよく考えてみれば浪費だということは意外と多いもの。クレジットカードの明細から、「何にどのくらいお金を使っているか」を確認しましょう。見直してみると、例えば、

・食費がかさんでいると思っていたが、アクセサリーや洋服にかかるお金のほうがはるかに多かった

・毎日買う飲み物代が、積み重なってけっこうな金額になっていた

といった、たくさんの気づきが得られます。日々の生活とお金を結び付けられるようになれば、自然と無駄な出費が減っていきます。
また、固定費は優先的に見直すようにしましょう。固定費は毎月積み上がるため、見直しの時期が遅れるほど痛手が大きくなります。
格安スマホや格安SIMに変えて通信費を抑えたり、保険の見直しで保険料を削減したり、固定費にも見直す余地はたくさんあります。使わなくなったサービスの月会費などを支払い続けていないかもあわせて確認しましょう。

先取り預金で出費を改善する!

カード明細をチェックしてもどうしても無駄遣いが改善しない人や、小まめにチェックするのが面倒だという人は、「先に預金をしてしまう」という方法もあります。
設定した金額が予め給与から天引きされ蓄えられて行く財形貯蓄や、定期預金を活用して、給与口座にお金が残らないようにすれば、ある程度無駄遣いを防ぐことができます。
ただし、うっかり残高が足りずクレジットカードの利用料金が引き落とせないと、個人の信用情報に傷がつきます。場合によってはクレジットカードが利用できなくなったり、新しくカードを発行できなくなったりと、後々まで影響が出ることがあります。
先に預金をする場合、クレジットカードの利用料金や引き落とし日、預金残高には十分注意しましょう。

自分の人生をコントロールして幸せをつかむ

自由に使えるお金が多い20代こそ、お金との正しい付き合い方を学ぶ絶好の機会です。20代のうちからコツコツと資産形成に取り組んだ人と何も考えずにお金を使い込んだ人とでは、その後の人生は大きく違ってきます。
自分の人生にとって本当に必要なものにお金をかけていくことで、気持ちも充実した豊かな暮らしが手に入ります。お金の使い方・時間の使い方を含め、自分の人生をコントロールできるようになると、今よりいっそう幸せも実感できそうですね!

執筆者:株式会社ZUU

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