INTERVIEW
房野 沙紀
SAKI BOGANO
主任
大阪登録センター
2008年入社
※2025年2月時点のインタビュー内容です。

主任としてチームを支えながら、
業務フローの刷新にも
挑戦
現在の業務内容について教えてください。
預金口座の開設に伴う事務処理などを担う「大阪登録センター」で、主任として働いています。日々の業務量を予測しながら、それに合わせて人員を配置し、必要に応じて他部署への応援を要請するなど、部署内外のさまざまな人とコミュニケーションを取りながら、円滑に業務が進むように調整することが、私の主な役割です。後輩の相談に乗ることも多いのですが、その際にはできるだけ、メンバーの主体性を促すよう心がけています。単にその場しのぎの解決策を示すだけではなく、どうすればその人自身が成長できるのか。それを一緒に考えることも、リーダーの仕事だと思っています。
また最近では、主任として業務フローの刷新にも携わりました。実務を担うメンバーの声に耳を傾け、試行錯誤を重ねながら課題をひとつずつクリアしていくプロセスは大変でしたが、その分やりがいも大きかったですね。与えられた業務をこなすだけではなく、仕事の仕組みそのものを見直す経験を積めたことは、今後も大きな糧になると感じています。

周囲に支えられながら、
自分なりのワークライフバランスを見つけた
これまでにキャリアの転機となるような出来事はありましたか?
やはり大きかったのは、妊娠・出産を経験したことですね。これは人にもよると思うのですが、私の場合は第一子を出産し、産休・育休を終えて復職したタイミングで、なぜかキャリアアップを強く意識するようになったんです。仕事と育児を両立する、同僚たちの姿に刺激されたのかもしれません。いても立っていられず、時短勤務をすぐにやめて、昇格試験の勉強をはじめました。そして試験と面接に合格し、主任になったのが今から6年前のことです。
ただ、本当に大変だったのは、第二子を産んでからでした。長女も小さかったので、今度はさすがに時短勤務を選んだのですが、そうすると心のどこかで周囲に引け目を感じるようになってしまいました。今から振り返ると、自分で自分を追い詰めていたのだと思います。けれどありがたいことに、当社には子育て中の社員同士が、ざっくばらんに交流する「ワークライフバランスサポート」という場が設けられていて。そこでみんなに話を聞いてもらうなかで、少しずつ肩の力が抜けていきました。今は有給休暇の取り方も、1日、半日、時間単位と選択肢が増えたので、それを上手に活用しながら、仕事も育児も自分のペースで取り組めています。

仕事と育児を両立するコツは、
メリハリをつけること
ほかに仕事と育児を両立させるためのコツがあれば、ぜひ教えてください。
メリハリを意識することだと思います。私は毎朝、少しだけ早く出社して、休憩室でコーヒーを飲むようにしています。これで仕事モードのスイッチがオンになって、そこから退勤までは、子どものことはほとんど考えません。仕事の時間が、結果的に「自分だけの時間」になっている側面もあるのだと思います。子どもと過ごすのは楽しいですが、それだけだと息が詰まる瞬間もありますよね。そういう意味では、適度に仕事に打ち込むことが、プライベートにもいい影響を与えているのではないでしょうか。
それとこれは、自戒を込めたアドバイスですが、子どもの体調不良で仕事を休むことを、あまり気に病まないでください。有給休暇や看護休暇も取りやすい環境ですし、周囲もそれを理解し、フォローしてくれるはずです。何より子どもは成長とともに、風邪を引きにくくなるものなので、キャリアアップはそれからでも、十分に間に合います。私自身も、係長への昇格を目標に、さらに努力を重ねていきたいですね。銀行本部や社外のみなさまとも積極的に関わりながら、より幅広い業務に貢献できる人材を目指していきます。

私の1日のスケジュール ONE DAY SCHEDULE

- 9:10
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始業
メールの返信や、主任ミーティングの準備
- 10:20
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主任ミーティングで事務量などの確認
- 10:30
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事務処理のサポート
- 12:00
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昼休憩
ランチ
- 13:00
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翌月の事務量予想・出勤調整
- 15:00
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他部署から応援にきたメンバーのフォロー・事務処理
- 17:10
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退勤
- 18:00
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スーパーで買い物をして、保育園に子どものお迎え。帰宅