アルゼンチン共和国による債務再編手続に関するスケジュールについて

アルゼンチン共和国円貨債券保有者の皆様へ

 アルゼンチン共和国(以下「ア共和国」といいます。)が、債務再編手続に関し、米国証券取引委員会(SEC)に対してエクスチェンジ・オファーにかかる手続を開始し、日本を含むその他各地域及び各国当局に対しても同様にエクスチェンジ・オファーを開始する予定であること、上記委員会その他各地域及び各国当局(以下「各国当局」と総称します。)の承認を得次第、エクスチェンジ・オファーを開始する意向であることは、10月22日付当行Webサイトにてお知らせした通りです。債務再編手続に関するア共和国の公式発表は未だありませんが、現地新聞等において、ア共和国が計画している債務再編手続のスケジュールについて以下のように報道されておりますので、お知らせいたします。

 ア共和国は、民間債権者にかかる債務再編手続を早期に終了させたい意向であり、具体的には各国当局の承認を得次第、各国においてエクスチェンジ・オファーの詳細を発表すると共に旧債券と新債券との交換の申出の募集を開始し、5週間程度をかけて募集を行った後、交換の決定及び新債券の発行を経て手続を終了させたい模様です。

 当行は、今後もグローバルコミッティーの一員として、ア共和国に対し民間債権者との誠意ある交渉の開始及び債務再編案の条件改善を引き続き要求して参る所存ですが、同時に、日本における債務再編手続と他の海外主要市場のそれとの平仄を合わせるべく、ア共和国側との間で、日本におけるエクスチェンジ・オファーの具体的手続等に関する協議を開始しております。

 当行は、アルゼンチン共和国円貨債券(以下「本債券」といいます。)の債券の管理会社として、ア共和国に対し、日本において債務再編手続を進める上で、本債券保有者の皆様にエクスチェンジ・オファーの当否をご判断頂くために債権者集会を開催すべきこと、日本におけるエクスチェンジ・オファーの具体的な条件について可及的速やかに債券保有者に開示すること等を要請しております。今後、詳細が明らかになり次第、皆様にお知らせいたします。

  • 上記内容は、現時点までに当行が現地報道等から得た情報に基づくものであり、ア共和国の公式発表に基づくものではありません。従いまして、当行は上記内容の正確性を保証するものではありません。また、債務再編手続は流動的であり、上記内容はア共和国の公式発表、ア共和国との協議又は各国当局による承認手続の遅延等により変更される可能性がありますのでご注意下さい。

以上

(平成16年10月27日現在)

ページトップ