1.投資信託の選び方

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ファンド選びの注目ポイント

分配金受取コースと分配金再投資コース

投資信託は、分配金受取方法の違いから2つのコースに分けられます。

分配金受取コース

決算ごと(毎月・半年・1年等)に分配金を受け取れるコースです。分配金が定期的に支払われる仕組みでは、運用が順調で、収益が上がっているときは大きな問題はありませんが、運用成績が悪く収益が上がっていないときは注意が必要です。このときの分配金は「特別分配金(元本払戻金)」といい、投資元本を取り崩して投資家に戻しているにすぎないからです。そのため、投資信託のパフォーマンスは、分配金の受取額だけでは測れません。正当な評価は、当初と評価時の基準価額の差と、分配金を加えた「トータルリターン」で測ります。分配金を受け取った際は、「特別分配金」なのか、「普通分配金」なのかチェックすることが大切です。

分配金再投資コース

分配金を都度受け取らずに再投資に充てるコースです。分配金の再投資により複利効果が生じ、分配金受取コースを選んだときより保有口数を増やすことができます。複利効果は、長期に運用するほど大きくなります。

分配金受取コースは、決まった日に分配金を受け取り、ご自身で使うこともできますが、長期運用で少しでも自分の資産を増やしたいと考える方には分配金再投資コースが適しているかもしれません。自分の運用方針などと照らし合わせて選ぶようにしましょう。
なお、ファンドによっては、分配金受取コース・分配金再投資コースのどちらかを選べるものや、ファンド保有中にコースを変更できるものもあります。

分配金出金と再投資
  • 分配金は各投資信託の分配方針や市場動向などを基に運用会社が決めるため、将来の受け取りが保証されているわけではありません。また、分配金の額も運用状況によって変化し、支払われない場合もあります。

知っ得用語

特別分配金(元本払戻金)

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投資信託は、決算日に決算を行い、収益分配方針に基づき分配金を出します(分配金が0円の場合もあります)。分配金額は、一般的に1万口あたりの金額で表示され(例:1万口あたり50円)、保有口数に応じて支払われます。ただし、受益者(ファンドの保有者)の個別元本(*)と分配後の基準価額の水準によって、普通分配金か特別分配金(元本払戻金)のどちらかに分けられます。具体的には、分配後の基準価額が個別元本と同額または上回っている場合は普通分配金となり、下回っている場合は個別元本を下回る部分が特別分配金(元本払戻金)となります。普通分配金は利益が還元されたものですから課税対象となりますが、特別分配金(元本払戻金)は、元本の払い戻しとみなされるため非課税です。

  • (*)個別元本とは、課税上の購入価額で、申込手数料等は含まれません。特別分配金(元本払戻金)を受け取った場合や同じファンドを追加購入した場合には、個別元本は修正されます。
分配後の基準価額が個別元本と同額の場合
分配後の基準価額が個別元本を上回っている場合
分配後の基準価額が個別元本を下回っている場合(分配金の一部が特別分配金)
分配後の基準価額が個別元本を下回っている場合(分配金の全部が特別分配金)

1.投資信託の選び方

ファンド選びの注目ポイント

2.投資信託購入後のチェックポイント

投資信託保有期間中のチェックポイント

3.目論見書・報告書の見方・読み方

購入時に確認する書類

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(2019年2月28日現在)