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急な出費への対処法や準備は?慌てないための備えをくわしく解説!

食費や住宅ローンの支払い、通信費など「このくらいかかる」と予算を立てて生活しているはずなのに、何故かお金が残らない。今は夫の収入で生活費を賄い、妻のパート収入で急な出費に備えているけれど、「今後もっと大きな出費があったらどうしよう」と悩んでいませんか?
今回は、急な出費についてのお悩みの解決策を探っていきましょう。

急な出費への対処法や準備は?慌てないための備えをくわしく解説!
公開日:2021年10月22日
更新日:2023年10月20日

「急な出費」は本当に急だったのか?

親の介護は加齢に伴って「いつか必要になる」と予測ができますし、家電製品の故障などは「物を買えば、いつかは故障する」という前提があるのですから、資金の準備はできます。
しかし、「急病にかかり、手術を受けなければいけない」「思いがけない訃報が届いて……」という出来事は、確かに予測できません。
たとえ家計簿をつけている几帳面な方でも、1年から数年という長いサイクルでやってくる出費は見落としがちで、直前になって慌てることはよくあることでしょう。
「急な出費」を分類してみよう(例)
(株)ぱむ調べ
具体的に書き出してみると、支出のサイクルが長いと予測しづらく、突発的な出費が意外に多いことが分かります。

急な出費への備えを具体的に考えよう

これまでは「急な出費」と感じてきたものも、具体的に「今後、どのような出来事が起こるか」「それはいつ、起こりそうか?」を予測していくことで、予算についても、検討しやすくなり、事前に準備できるケースが多いことにお気づきいただけるはずです。
今後、どのようなタイミングで、どのような出費が起こりそうかを把握するため、一覧表にまとめてみましょう。あくまでも「予定」でかまいませんので、今後10年ほどの予定を考えてみます。

「急な出費」のタイミングをつかもう(例)
(株)ぱむ調べ
「いつまでに、どのくらいの費用を準備するか」が把握できれば、今年はどのくらい貯金すればいいか、来年はどうすればいいかが分かります。また、子どもの一人暮らしや親の介護などは、情報収集や事前準備などが必要ですが、それらの準備を少しずつ始めることもできますね。
生活費の口座とは別の銀行の口座で、期間の長い出費に備えるお金を準備し、「生活費や交際費として、なんとなく手をつけてしまう」ことを防ぎましょう。
急病や冠婚葬祭など時期の予測が難しいものについては、「明日、必要になるかもしれない」という前提で、一定の緊急費用を常に確保しておくという方法が良いでしょう。どうしても費用が足りない場合は、カードローンで一時的に必要な費用を借りて、無理のない返済計画を立てて返済していくというのも、良い方法です。

予算を立てることの重要性を知ろう

「急な出費」の怖いところは、「緊急事態に判断力が低下して、使い過ぎてしまう」という可能性があることです。
日常的な食費や交際費は「今月はいくらまで」と予算を立てて守ることができる人も、家族の急病や家屋の損壊など予想外のことが起こり、貯金を取り崩す事態になったときには、なぜか使い過ぎるということが起こります。「いくら費用がかかるか」「使える費用はどのくらいか」を予測できていない分、目の前の支出に次々と対応するだけで精一杯になってしまい、気づいた時には多額の出費になってしまうのです。
しかし、事前に「親の介護が必要になったら、どのような対策をするか(住宅のリフォーム、ケアマネへの相談、介護施設の利用など)」「冠婚葬祭にはいくら使うか」と予測・準備をしておけば、落ち着いて対応できるでしょう。
もし急な出費のために用立てる必要があるときは、カードローンを利用するのも一案です。このときも、あらかじめ予算を立てておけば、「念のため、もう1万円借りておこう」「せっかく借りるのだから、もう2万円」といった余計な借り入れを増やしてしまうことを防げます。
ご紹介したように「急な出費」と感じられることのなかにも、実は事前に予測できることも多いです。親の介護など、さまざまな手続きと内外での話し合いが必要なものは、事前に少しずつ準備をしておくことで、いざそのときになっても落ち着いて対応できるようになります。
事前に予算について考えておくことが、使いすぎを防ぐことにもつながります。
記事提供:株式会社ぱむ
(2021年10月22日現在)
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(2023年10月20日現在)