ゲスト 小椋久美子
三菱UFJ銀行 スポーツチャレンジプロジェクト

11月2日(土)第一部・第二部

スペシャルゲストとして登場したのは、元バドミントン日本代表の小椋久美子さん。現役時代は、潮田玲子さんとのダブルスペアで日本中に「オグシオ」旋風を巻き起こし、北京オリンピックで5位入賞、全日本総合バドミントン選手権では5連覇の偉業を達成しました。

小椋さんが登場すると、大きな拍手で迎えた子どもたち。「こんにちはー」と、笑顔で挨拶する小椋さんに、子どもたちも元気な声で応えていました。測定を始める前に、司会の方からの質問に答える形で、子どもたちに、バドミントンに出会ったきっかけや挫折など、さまざまなことを話してくれました。アスリートならではのエピソードに、子どもたちも興味深そうに聞き入っていました。

8歳のとき、お姉さんの影響でバドミントンを始めた小椋さんは、「負けず嫌い」な性格も手伝い、当初は“お姉さんに勝ちたい”一心でバドミントンに熱中。高校生のときには、全国高校総体でダブルス準優勝(2000年)、全国高校選抜でシングルス準優勝(2001年)。順風満帆に思える選手生活ですが、実は大きな「挫折」も経験していました。

「19歳のとき、大きな怪我をしてしまい、半年間バドミントンができなくなってしまったことがあるんです。その年は、アテネ五輪(2004年)の前年であり、五輪の選考時期でした。半年間も休めば、五輪出場は絶望的。落ち込む私に、コーチは『怪我には理由がある』と教えてくれました。私はこれまでを振り返り、自己管理も含め、自分は“本気”でバドミントンに臨んでいなかったことに気づき、気持ちを立て直すことができました」

本気で臨む大切さ。そのことを学んだ子どもたちから、最後に小椋さんへインタビューをしてもらいました。「子どものとき、やっていたスポーツ、遊びは何ですか?」。そう聞かれた小椋さんは、自身の話と今日のイベント内容を交えて、こう答えました。

「バドミントンと水泳です。遊びだとキックベースボールをしていました。今日の測定では、自分に合ったスポーツがわかるということですから、みなさんもぜひ、自分の持っている可能性を感じてください!」

力強いエールをおくられた子どもたちは、小椋さんから勇気をもらい、その後、元気いっぱいで測定に臨んでいました。

REPORT イベントレポート

11月2日(土)第三部・第四部
11月2日(土)第三部・第四部
ゲスト畠山愛理
11月3日(日)第一部・第二部
11月3日(日)第一部・第二部
ゲスト立石諒
11月3日(日)第三部・第四部
11月3日(日)第三部・第四部
ゲスト中澤佑二
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