アルゼンチン共和国政府代表に対するグローバルコミッティーへの参加要請について
アルゼンチン共和国円貨債券保有者の皆様へ
アルゼンチン共和国債権者グローバルコミッティー(以下「グローバルコミッティー」といいます。)は、2月24日にニューヨークで第2回会合を開催するにあたって以下の声明文を出し、アルゼンチン共和国(以下「ア共和国」といいます。)に対し同国政府代表の参加を正式に要請いたしました。以下、グローバルコミッティーの声明文の内容をお知らせいたします。
声明文和訳
グローバルコミッティーは、2月24日、ニューヨークで第2回会合の開催を予定しておりますが、ア共和国政府代表に対し、同日グローバルコミッティーと会合を行うよう再度要請しております。本会合は、本年1月27日付のラバーニャ大臣宛書簡でも通知されておりますが、ア共和国とグローバルコミッティーとの間で誠意ある交渉を開始するためのものです。
グローバルコミッティーは、ア共和国政府との交渉をサポートするため3つの小委員会を設置しました。
小委員会は、債務再編の3局面に焦点を当てて活動する予定です。
小委員会分担
- 経済及び債務持続性の分析:
TFA(Task Force Argentina(*)[イタリア個人投資家代表])(委員長)、ABC(Argentina Bondholders Committee(*)[欧米機関投資家グループ])、(代表:Grantham、Mayo、Van Otterloo&CO LLC 及び Teachers Insurance Annuity Association College Retirement Equity Fund)、ABRA(Argentine Bond Restructuring Agency plc(*)[主として中欧投資家代表])、東京三菱銀行 - 債務再編の財務構造:
ABRA(委員長)、TFA、ABC(代表:Van Eck Global、Gramercy Advisors and T. Rowe Price)、新生銀行 - 債務再編の法律的見地からの分析:
ABC(代表:Van Eck Global、Fidelity Management and Research Company、HBK Investment, L.P.)(委員長)、TFA、ABRA
本作業区分により、ア共和国政府代表との直接交渉は効率性を増し、ア共和国の公平且つ持続可能な債務再編が促進されると見込まれます。これらの小委員会は、グローバルコミッティーの運営委員会に報告を行います。
ローマ及びニューヨークにて、2004年2月12日
- 声明文和訳中の * を付した記載は当行による補足説明です。
以上
(平成16年2月20日現在)