アルゼンチン共和国によるプレスリリース 2004年2月10日について
アルゼンチン共和国円貨債券保有者の皆様へ
アルゼンチン共和国の日本大使館ホームページに国際管理銀行の選定についてプレスリリースが掲載されましたので以下にお知らせ致します。
債券の管理会社、及びグローバルコミッティーとしては、アルゼンチン共和国(以下「ア国」といいます。)に対して引き続き直接交渉を行なうことを求めていきますが、一方で具体的な国際管理銀行の機能、役割について、より具体的な説明を別途ア国大使館宛照会中であり、判明した段階で別途お知らせいたします。
アルゼンチン共和国によるプレス・リリース(2004年2月10日)
本日、アルゼンチン政府は、インターナショナル・マネジング・バンク(国際管理銀行)の選任過程に関する2003年10月9日付インビテーション・レターに沿って、その不履行となっている債務の再編過程 - 政府が確固として取組んでいる過程 - において共和国を支援する国際的な銀行団(コンソーシアム)との契約締結を決定した旨を発表いたしました。
それは以下の機関により構成されております。
- バークレーズ・キャピタル
- メリルリンチ・ピアース・フェナー・アンド・スミス
- ユービーエス・インベストメント・バンク
兌換制度の崩壊へと繋がった整合性に欠けるところのあった経済政策により発生したアルゼンチンの債務不履行は、これまでで最大かつ最も複雑な公的発行体の債務不履行です。それは、8つの異なる国の法律に基づき発行された152の異なるシリーズの債券を含み、7つの異なる通貨建てとなっております。
政府は、可能な限り短期間に債務再編を前進させ、可能な限り最も広範な投資家の皆様の支持が得られる成功裡の終結に向けて、これら一流の機関3社と契約いたしました。
アルゼンチン政府は、その不履行債務に対する解決策を見出すことの重要性を認識しております。その中で、政府は以下の点を強調したいと考えております。
- 提案のガイドラインおよび様々な説明会において政府が広く述べてきておりますアルゼンチン経済の支払能力の制約
- ほとんどの経済指標から既に明らかになっているアルゼンチン経済の潜在的成長力によりもたらされるインセンティブ
- アルゼンチン国民に対する責任
アルゼンチン共和国大使館