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浮世絵展「広重 保永堂版東海道五拾三次」

保永堂版東海道五拾三次

いうまでもなく広重の代表作、風景版画の頂点に立つ作品のひとつです。天保4年(1833)、広重37才時の作と考えられており、53の宿場に始点(日本橋)と終点(京都)を加えた全55枚のシリーズです。
本シリーズ最大の特色は、叙情味と臨場感で、特に四季の情感や、風雨霧雪などの自然現象を時刻の変化まで取り合わせて各宿駅に巧みに配した造形感覚は高く評価されています。雪景の朝(亀山)と夜(蒲原)の描き分け、驟雨(しゅうう)(庄野)と春雨(しゅんう)(土山)の照応などの心配りも細かく、現実の風景に必要に応じて虚構を加え実在感のある画面を作り出しています。
見る人は、画中人物に感情を移入すれば、こよなき旅行体験となり、旅の途上での土地土地のさりげない出来事や自然・風物との出会い、さらに土地の人々との出会いを描き尽くしていることに気づかれるでしょう。

日本橋   箱根   蒲原

日本橋

箱根

蒲原

岡崎   四日市   庄野

岡崎

四日市

庄野

亀山   土山

亀山

土山

 

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