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浮世絵展「広重 花鳥版画」

花鳥版画

風景版画家としてその名の知られている広重は、実は数多くの花鳥版画も制作しています。天保年間から没するまでの約30年間にわたって作り続けられ、花鳥画が風景画とともに広重の重要な作画領域であったことがわかります。これらの花鳥画は、多く大短冊判、中短冊判という縦長の画面で刊行されています。これは、浮世絵の花鳥画が、掛物(かけもの)にされる肉筆花鳥画の手軽な代用品という性格をもっていたことの現れです。
しかし、広重の花鳥画は単にそれらの代用品であることにとどまりません。添えられた句や歌と絵とが見事に調和してすがすがしい詩画一致の世界を作り出し、普通の肉筆花鳥画の中に置いても、ひときわ魅力を放っています。また擬人化された動物たちは、親しくこちらに話しかけてくるようでもあり、それが時代を超えて愛されるゆえんでしょう。

日の出に鷹   山吹に蛙   月下桃花に燕

日の出に鷹

山吹に蛙

月下桃花に燕

薔薇に小鳥(団扇絵)   四季の花尽 朝顔(団扇絵)    桜に小鳥(団扇絵)

薔薇に小鳥(団扇絵)

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桜に小鳥(団扇絵)

 

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