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広重 六十余州名所図会【後期】

広重 六十余州名所図会【後期】

広重57歳の時に発行が始まった「六十余州名所図会」は、嘉永6年(1853)から安政3年(1856)まで足かけ4年にわたり描かれました。日本全国「五畿七道(ごきしちどう)」(畿内(きない)、東海道、東山道(とうさんどう)、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道(さいかいどう))の66か国67図(武蔵国のみ隅田川と浅草の2か所)に、壱岐(いき)と対馬(つしま)を加え、全体で69図からなります。
ほとんどの図を『山水奇観(さんすいきかん)』など別の本から借用していることが、これまでの研究により分かっていますが、広重は、原図とは異なる地点からの視点(視点の移動)をもとに景観をとらえ直す手法などにより、図柄の改変を行っています。そして、雨、雪、霧、月など、日本の風土が作り出す季節の装いを活かした広重らしい名作を数多く生み出しました。
本シリーズの最終段階は、晩年の代表作「名所江戸百景」の発行と重複しています。このシリーズにおける近景の事物を極端に拡大し背景に小さく描く風景との対比を狙う構図の試みや、高度な摺りの技術などは、「名所江戸百景」の中で更に充実していきました。
後期は「山陰道」「山陽道」「南海道」「西海道」の諸国を描いた33点をご紹介します。

因幡 加路 小山   隠岐 焚火の社   備中 豪渓

因幡 加路 小山

隠岐 焚火の社

備中 豪渓

周防 岩国 錦帯橋   阿波 鳴門の風波   土佐 海上松魚釣

周防 岩国 錦帯橋

阿波 鳴門の風波

土佐 海上松魚釣

筑前 筥崎 海中の道   大隅 さくらしま   薩摩 坊ノ浦 双剣石

筑前 筥崎 海中の道

大隅 さくらしま

薩摩 坊ノ浦 双剣石

対馬 海岸夕晴    

対馬 海岸夕晴

 

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