[ ここから本文です ]

電手決済サービス

電手 企業と企業の絆を結ぶ、円滑な資金化のための新しい決済サービス、電子手形。電手決済サービス

電手決済サービスの概要

電手決済サービスは、決済事務の合理化や円滑な資金調達を可能にする新しい決済サービスです。

支払企業さまのメリット

支払企業さまには、以下の導入メリットがあります。
  • 事務管理負荷・コスト・リスクの軽減
    手形発行に関わる事務負荷や発行・管理コスト(印紙代・手形保険料等)を削減できます。また、手形の紛失・盗難・偽造といった事故リスクを回避できます。
  • 二重譲渡リスクの回避
    記録原簿上に債権・債務の関係が可視化されますので、債権の二重譲渡リスクの回避が可能です。
  • 支払方法の一本化
    期日振込、手形支払、一括決済支払を含めた支払方法の一本化により、支払事務の効率化が可能です。
  • 納入企業さまの資金調達支援
    自社の信用力により、納入企業さまが電手を受け取った当日から割引を可能とするスキームを提供することで、納入企業さまへの資金調達支援策としてもご活用いただけます。

納入企業さまにご利用いただける機能とメリット

納入企業さまにご利用いただける主な機能には、以下のものがあります。
  • 定期割引
    受け取った電手をすべて電手受取日(手形振出日に相当)と同日付で自動的に割引する方式です。所定の書類を記入・申し込むことにより手続きは完了し、電手受け取りの都度、割引依頼をする必要がありません。
  1. 割引代金は、〔割引申込金額-割引料-決済事務手数料〕となります。
  2. 日付を指定した割引も可能です。また、割引金額は、電手受取日同日付の場合は額面全額のみ、電手受取日以外の日を指定する場合は一部金額の指定ができます。
  • 都度割引
    割引を希望する都度申し込みする方式です。申し込みの2営業日後には割引入金されます。1,000円以上1円単位で割引金額を指定できますので、必要な額だけ割引を行うという機動的な資金化ができます。
  1. 割引依頼は、割引希望日の2営業日前の午前11時までとなります。FAXによる依頼の場合は、「割引申込受付のお知らせ」が送付されます。インターネットによる依頼の場合は、画面上で割引依頼受付をご確認いただけます。
  2. 割引代金は、〔割引申込金額-割引料-決済事務手数料〕となります。
  • 期日決済
    電手の決済期日が到来すると、電子債権記録機関による登録情報に基づき、三菱UFJ銀行が支払企業さまから決済資金を回収のうえ、納入企業さまがあらかじめ指定した金融機関口座へ振り込みます。手形のような取立手続きは不要で、決済期日当日から資金を利用できます。
  1. 入金される決済資金は、〔決済対象債権の債権残高-決済事務手数料〕となります。
  • 電手譲渡(裏書)
    手形の譲渡(裏書)と同様に、受け取った電手を譲渡できます。1,000円以上1円単位で金額の一部譲渡ができますので、複数の仕入先などへの支払いに便利な機能です。
  1. 譲受人さまは事前に利用者登録が必要となります。
  2. 電手の場合は、手形の裏書と同様の効果として、譲渡記録と保証記録をセットで行います。
  • 他行割引
    電手は当行以外の金融機関でも割引ができます。他行へ割引を行う場合も、パソコンまたはFAXによる簡単な申込手続で資金化できます。
  1. 電手取扱金融機関については、電手情報ポータルサイトをご覧ください。
上記のほかにも、以下の導入メリットがあります。
  • 事務管理負荷軽減
    手形の受取・集金や、金融機関への取り立て・持込、およびそれに伴う期日管理が不要になります。手形現物がなくなりますので、手形管理・保管業務から解放されます。
    すでにお取引のある金融機関の口座で、電手の資金をお受け取りいただけます。
  • コスト軽減
    支払企業さまの信用力により現在よりも低利率での割引になる可能性があります。
    手形の受取証がなくなりますので、印紙代が不要です。
  • リスク軽減
    手形のような、盗難、偽造、紛失といったリスクが発生しません。

よくあるご質問

電手決済サービスに関する、よくあるご質問は日本電子債権機構が運営する「電手情報ポータルサイト」に掲載されています。
ご注意
本商品の取り組みには、支払企業向けの当行所定の審査が必要です。くわしくはお取引店までお問い合わせください。

PDFファイルをご覧になるには、アドビ株式会社が配布しているAdobe Readerが必要です。お持ちでない方は、アドビ株式会社のサイトから最新版が無償でダウンロード可能です。

Adobe Readerのダウンロード