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浮世絵特別展「広重 蔦吉版東海道」

蔦吉版東海道(つたきちばんとうかいどう) 

「蔦屋吉蔵(つたやきちぞう)版 横中判錦絵 54枚」

歌川広重が代表作「保永堂(ほえいどう)版東海道五拾三次」を37才で刊行してから15〜20年後の嘉永(かえい)年間の作と推定されます。各図の外題(げだい)(タイトル)は「東海道」と図の通し番号、図中の内題は「五十三次之内」と宿駅名が記される形式の東海道絵の揃物で、版元の蔦屋吉蔵の名にちなんで「蔦吉版東海道」と通称されます。判型は横中判で、江戸後期の錦絵の標準的な「大判」の半分のサイズ(現在のB5サイズより約2センチ四方小さいサイズ)です。
大井川をはさむ「嶋田」と「金谷」の両宿駅を1図に収めているので、53の宿場が52枚分、それに始点「日本橋」と終点「京都」を加えた全54枚となっており、全図数が通常の東海道揃物より1図少なくなっています。
「鳴海」では「有松里」「名ぶつ絞店」、「宮」では「熱田の鳥居」というように、図中に小さな赤い短冊形の枠に名物や名所が書き込まれており、名物記、名所記の要素が強く感じられるシリーズです。

「日本橋曙之図」   「原」

「日本橋曙之図」

「原」

「吉田」 「宮」

「吉田」

「宮」

「桑名」 「京都」

「桑名」

「京都」

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