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浮世絵展「広重・英泉  木曽街道六十九次の旅」

広重・英泉 木曽街道六十九次の旅 〜雨、雪、月光、夜霧のシルエット〜

「保永堂版東海道」とならんで、広重の風景版画の代表的シリーズです。江戸から、大宮、高崎、軽井沢、諏訪から木曽路を経て岐阜へ、そして関ヶ原から大津へと向かう中山道(なかせんどう)(木曽街道)の各宿に取材しています。69ある宿場に、始点の日本橋と中津川の別版を加えて、全体で71図からなる大規模な揃物となっています。
作者は広重と渓斎英泉(けいさいえいせん)とが分担しています。その事情は複雑ですが、「東海道五拾三次」を大当たりさせた版元・保永堂が、渓斎英泉を登用して天保6年(1835)から刊行し始めたのが頓挫し、版元が錦樹堂(きんじゅどう)に移ったあと、広重を起用して再び刊行し完結したものと考えられています。全71図のうち24図が英泉作、47図が広重作となっています。
中山道はほとんどが山間を行くので、絵にしたときに変化に乏しいという制約がありますが、英泉、広重ともに工夫を凝らし、いくつかの名作をのこしています。

長久保 〔広重〕   塩尻嶺 諏訪ノ湖水眺望 〔英泉〕

長久保 〔広重〕

塩尻嶺 諏訪ノ湖水眺望 〔英泉〕

洗馬 〔広重〕 宮ノ越 〔広重〕

洗馬 〔広重〕

宮ノ越 〔広重〕

中津川(雨)  〔広重〕 河渡 長柄川鵜飼船 〔英泉〕

中津川(雨) 〔広重〕

河渡 長柄川鵜飼船 〔英泉〕

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