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貨幣史年表(世界の貨幣)

古代中国 古代ギリシャ 古代ローマ・東ローマ帝国 ササン朝ペルシャ ルネッサンス スペイン イギリス ドイツ

古代中国 紀元前15世紀ごろ

◆貝貨
中国では既に殷(約3,000年前)から貝(宝貝)が貨幣として使われていました。
貨幣に関係が深い漢字は「ヘン」や「ツクリ」に貝のつくものが多くみられました。
 貨、貸、買、財、資、貯・・・・・・
◆布貨
農具の「すき」や「くわ」の形をした青銅貨です。
刻まれている文字は後世の漢字と少し異なり、象形文字からやや進化した古代文字で国名、地名などが記されています。
形状で大別すると、「円肩方足布」「方肩方足布」などがあります。
◆刀貨
勝手用、細工用の刃物、武器としての刀からかたどられた小刀の形をした青銅貨です。
形状で大別すると、「方首刀」「反首刀」などがあります。

古代中国貨幣について

古代ギリシャ 紀元前7世紀ごろ

地中海の東部エーゲ海を臨む各都市には古くから優れた文化が生まれ、貨幣は美術品ともいうべき精巧なものでした。リディア(現トルコ西部)で紀元前7世紀に西洋で最古の金属貨幣がつくられました。これは、エレクトロンと呼ばれる天然の金銀合金の粒を鉄の台座にのせ、その上下に図案(動物や人物)を刻んだ鉄の刻印を置き、ハンマーで打って模様を打ち出す方法でした。ギリシャ様式の貨幣は、ギリシャ、ローマへと伝播し、アレクサンダー大王の東征によって西アジア地域にも広まりました。

古代ギリシャ貨幣について

古代ローマ・東ローマ帝国 紀元前3〜4世紀ごろ

紀元前3世紀、イタリア半島中部に興った小都市ローマ。神々を表したものをはじめ、帝政時代になると、歴代の皇帝は、自分の肖像を入れた貨幣をつくりました。


ササン朝ペルシャ 3世紀ごろ

3世紀〜7世紀。シルクロードを通って日本の古代文化のデザインにも影響を与えています。


ルネッサンス 14〜16世紀ごろ

14世紀〜16世紀。イタリアを中心にヨーロッパ各地に花開いた文芸復興期です。ミラノやフィレンツェなどの都市国家が繁栄を競い合っていました。ミラノ公となったフランチェスコ・スフォルツァは銀貨にその肖像を残していますが、レオナルド・ダ・ヴィンチはスフォルツァ公の騎馬像の制作を試みます。しかし未完に終わります。そして400年以上の時を経て名古屋国際会議場に、その騎馬像はそびえ立っています。1989年、旧東海銀行が世界デザイン博覧会の際、制作したものです。


スペイン 15〜17世紀ごろ

15世紀〜17世紀にかけて、航海技術の進歩などにより、スペインやポルトガルなどのヨーロッパ諸国はアジアやアフリカ・アメリカへと進出し、植民地化を進めました。大航海時代です。イタリア・ジェノバ生まれと言われるコロンブスのアメリカ大陸発見につながる航海を支援したのはスペインのイザベラ女王でした。


イギリス 17世紀ごろ

エリザベスⅠ世の時代、当時大国といわれたスペインと戦い、1588年、イギリスの艦隊が無敵を誇ったスペイン艦隊を破り、制海権を握ることとなり、世界の海上輸送の主役に躍り出ました。その後の大英帝国といわれた繁栄の基礎はエリザベスⅠ世の時に築かれたと言えるでしょう。


ドイツ 20世紀ごろ

第一次世界大戦に敗れたドイツは戦勝国に莫大な賠償金を支払うこととなり、国内経済は疲弊し、物価の高騰を招きました。超インフレの頃発行された1兆マルク硬貨です。これまで発行された世界最高額面の硬貨です。